11/3(日)【2019ぐんまマラソン準備編】ピンクの靴
第29回ぐんまマラソン
ついにこの日がやってきました。
地元グンマー最大級のスポーツイベント。
僕としては42.195kmを身体ボロボロになりながら走り続け、翌日には全身筋肉痛で動けず、休みをほぼ確定で2日分も消費してしまうこのフルマラソンという競技に参加するランニングバカが5000人もいることに正直驚きです。
↑自分もその中の1人ですね、ハイ。
前年このぐんまマラソンでフルマラソンに初挑戦して見事計画通りサブ4達成(ネットタイムで3時間57分08秒)しましたが、そのときはマラソン練習期間2週間ほどで走った総距離も70kmほどでした。
案の定、走り終わった後は左脚の外側に激痛がはしり(いわゆるランナー膝)、まともに歩けず、脚を引きずりながらなんとか帰宅したので、サブ4の代償としてはかなり大きかったです。しかもその2日後に前庭神経炎を発症し、3週間寝たきりにもなりました。←えぇ...
あれから一年・・・
途中ホノルルマラソンとかも走りましたが、あれは練習ゼロでしかも観光的なアレなんで僕の記録としてはノーカウントということで、
今回はフルマラソン2回目の挑戦にして、ランナー強者の証『サブスリー※』を狙いにいきます。
※フルマラソン3時間切り。競技人口の上位5%ほど。
サブスリー・・・
あ々、なんという甘美な響きでしょう。
しかし、9月末の赤城山ヒルクライムまでは自転車を頑張ろうと思っていたので、今回も練習期間は1ヶ月ほど。
さすがに1ヶ月でサブスリーは無理か・・・?
というかまずランニングを舐めすぎか・・・?
ネットで検索してみると、5ヶ月前から月間300km前後を積み上げ、それでも一部のランナーのみがようやく到達できる境地とのこと。
ただ、かといって、10月あたまの前橋トライアスロンでは2種目終えた後のランパート4kmを4:10/kmペースで走れていたので、サブ3.5(3時間半切り)やサブ3.25(3時間15分切り)は自分にはぬるすぎる気がします。
ということで、1kmあたり4分16秒というサブスリーの巡行ペースにビビり、今回は
#サブ円周率
サブ3.1415...→3時間8分29秒切り
※ちなみに単純計算で42.195kmを4:28/kmペースで3時間8分28秒です
を目標に全体のマラソン計画を立てました。
あ、僕ゆとり世代じゃないんで円周率は3.14なんですよ^^
ゆとり世代の方はサブ円周率=サブスリーになるんで気をつけてくださいね^^
練習内容とすると、いつも通り(?)、
月曜 オフ
火曜 通勤ジョグ 6:00/kmペースで往復で8km
水曜 ペースランニング10km(5:00/km〜4:30/km)
木曜 通勤ジョグ 6:00/kmペースで往復で8km
金曜 オフ
土曜 タイムトライアル(全力走) 6kmを4:00/kmペース目標
日曜 峠走 近くの赤城山の登り下りをLSDペースで往復で19km
といった感じ。
ポイントとすると、峠走を取り入れてみたところか。登りと下りで鍛えられる箇所が異なり、練習としても飽きずおススメです。
ネットでは30km走やった方がいいとか書いてありましたが、めんどくさいのでパスしました。
あと、トライアスロンのときも書いたんですが、今年はかなりフォームを意識して、昨年までのような膝に負担がかからないようファアフット走法(つま先着地)という必殺技みたいな名前のフォームを習得しました。
通勤ランや峠走などペース緩めのランニングは必ず自分の思い通りのフォームができているかを常に確認しながら走っていました。
僕はランニングはどちらかというとトライアスロンのためにやっているので、2種目終えた後でも走れるような身体に負担の少ないフォームや走り方が理想なんですよね。
ということで、人生初のランニング月間距離が160kmを超え、準備万端。
と思いきや直前で問題発生。
太ももの外側の筋肉(腱?)が硬すぎる。
柔らかさを失った筋肉というのがやばいというのはヒルクライム等で確認済み。
ランニングにおいても太ももの筋肉が硬くなりクッション性が失われると、その下の膝にモロにダメージがいってしまう気がする。
とりあえず毎日テニスボールでコリコリしていたら、それなりには良くなりました。
走り始めとかストレッチした方がいいのはわかってるんですが、なんか小学生みたいな感じでワクワクしちゃって毎回我慢できずいきなり走り出しちゃうんですよね。。。来年はメニュー考えておこう。
練習内容はそんな感じで。
あと今回は装備・携行品にもこだわってみました。
①シューズ
巷で話題のNIKEのヴェイパーフライネクスト%を採用。お値段30,250円。
プロアマ問わず絶大な支持率を得ており、シューズ界の革命児と呼ばれているとかいないとか。
MGC(東京五輪選考レース)のときに多くの選手が実際に履いており、素人めにも「これ、靴が凄いんじゃね?」と思わせるような強烈なインパクトを与えていたのではなかろうか。
自分は練習距離も短いし、練習方法も適当なので、ランニングを語る資格はないと思っているのだが、このシューズだけは別格であると思う。
ただ話題になり過ぎて色んな論争が起きているのも事実である。
素人にはオススメできない。脚を壊す。
とかの類のやつである。
ここで唐突だが、皆さんはアンデルセン童話の「赤い靴」という話をご存知だろうか。
少女が靴の魅力に取り憑かれ、一度履いたが最後、踊ることを強要され続け、最終的には両足首を切り落とされるというエログロバイオレンスなやつである。
いや、だから何?
って思うじゃないですか。
なんかこのNIKEの靴も僕らが選んで履いてるわけじゃなくて、靴の方が僕らを走らせているんじゃないかと思ってゾッとするんですよね...
ほら...
振り向けばそこには切り落としたはずの少女の足と靴が...
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ということで話が逸れました。
クッション性がありながら、超軽量。
なんかこの靴は使い手を選ぶらしいので、フォームがしっかりしていないと恩恵を最大限受けられないらしいということを言いたかったのデス。
自分はというと、逆説的にこの靴が求めるフォームを研究し、体得したところ、実際に試走した段階で自分の中のイメージがピタリとシューズの機能と一致し、ウッホホーとなりました。
この恐ろしさ(凄さ)は是非実際に体感してみてもらいたい。←語彙力不足を押しつけるスタイル
僕、自転車もそうなんだけど最新技術に触れるって好きなんですよね。家電とかも好きだし。
最後に難点をあげるとするならば、NIKEに共通することかもしれないが、つま先部分が狭い気がするので、足の指の爪がもっていかれます。
これが対価だというのであれば僕は喜んで差し出しますが。
②マルトデキストリン
このワードを聞いて多くの人が「日本語でおk」で思うだろう。まあ自分もよくは分かっていないので、自分なりの考えを記す。間違っていても文句言わないでほしい。
マラソン初挑戦の方とかでもカーボローディングという言葉は知っていると思う。マラソンは2000kcalほど消費するので、それに備えて炭水化物を多く摂っておこう的なやつである。
ただ炭水化物を多くとるというのは意外と難しい。大量の食べ物を消化するため胃に負荷がかかってしまうからだ。
そこで、水に溶かして炭水化物を摂りましょう的な発想が巷で話題(2回目)のモルテン等である。
もこの類で、みんな処理に困っているような気がするが、実はレース前の調整食としては有能だったりする。
まあ簡単にいうと『胃に優しく早く効く』かな。
自分は前日と当日にマルトデキストリンローディングを行った。
当日途中ほとんどジェル等は補給しなかった(というか持っていくの忘れた←えw)が、ハンガーノックとかはならなかったので、効果あると思いたい。
ただこの粉飴の公式HPってなんか胡散くさ....うわっ...何をするやめ(ry
③軽量ランニングウェア
今までだいたい半袖半パンで走っていたのだが、なんか箱根駅伝とかってめっちゃ布面積少ないウェア来てるじゃないですか。
僕も欲しいなぁ〜と思い、ポチりました。
うーん...
シューズがNIKEのピンク色にしたからウェアも統一しようかな!
よし!これだ!
荷物到着開封僕
「あれ?レディース頼んじゃったかな?」
うん、男子が着る服とすると色合いが絶妙にキモい気がする!
だがそこがいい!!
キモいとかキモくないとか
まだそういうもんにこだわっとる(ry
確かに軽量であり、脚の動作への影響が最小限であることは間違いないので無事採用。
ただ色合いは別に気にしていないのだが、大迫選手とかのを見て、下はスウェットのハーフパンツタイプみたいのでも良かったんじゃないかと思ってみたり。腰の部分にジェルとか仕込めるポケットとかあるやつもあるみたいだしね。
このくらいかな?
今回試してみたものは。
ただここまで偉そうに書いたが、実は事前の調整がダメダメだったのは、次の本番編で書こうかな!
「「最強ヒルクライマーは『無駄な引っ張り』を覚えた!!」」