1/19(日)【2020フロストバイトロードレース】さよなら、ヴェイパーフライ。
We wish you a Merry Christmas〜🎶
We wish you a Merry Christmas〜🎶
We wish you a Merry Christmas〜🎶
And a Happy New Year〜🎶
はい、あけおめことよろ。
今回はハーフマラソンですね。
新年はじめのレースに選んだのはここ福生市にある横田米軍基地で行われるフロストバイトロードレース。
ん?
福生市?
ふ、、
ふ、、、、、
ふくむし!!!
(なぜか変換されない)
さて入国検査ゲートをパスポートでクリアし、手荷物チェックを受けて、金髪幼女とブロンド美女から参加賞のダサカッコいいトレーナーを受け取ります。
なんかこのトレーナーが毎年参加賞でもらえて、意外と人気があるようです。
↑なんか帰り際に見たら1着2000円で露店で売られてたんだがw
参加賞受け取った後、着替えて、長蛇の預け荷物列に並び、トイレいってスタートラインに向かったらもう2分前のカウントダウンしてました。
自分は1時間前くらいに着いたはずなんですが、意外と時間なかったですね。
ということでさっそくレースいくぜ!!
Five!!
Four!!
Three!!
Two!!
One!!
どっちかの夜は昼間〜🎶
◼︎スタート
今回やりたかったこと。
それは4:00/kmペースでいけるところまで突っ込むということ。
いやね、僕ね、どうしても頭で考えてマラソンしちゃうんですよ。
(頭脳派といいたい)
ただ今シーズンは最終形態でフルマラソン2時間50分切りしたいな〜(願望)なんて思ってるので、突っ込むとどうなるかを検証(体感)しておく必要があったんですね〜
ちなみに2時間50分のマラソンペースが同じ約4:00/kmなんですよね。
また、1月は自分にとってシーズンの調子の波の”底”だと考えているので、前半突っ込んだとしても、この時期にこのコンディション(体重67kg笑)でハーフをサブ90(1時間半切り)できれば良しとも考えて走りました。
つーかハーフマラソン人生で2回目で去年は1時間42分とかでしたからね。90分切れれば大したモンですよ。
ただほとんど通勤ランだけで全然練習してないからな〜
全然練習してないからな〜
まあヴェイパーフライのチートブーストあればダイジョブっしょ〜笑
しかしスタートしてすぐさま、
「4:00/kmペース辛すぎ。てか無理」
「とりあえずハーフサブ90を固くとりにいく」
ということで、
開始300mくらいで目標を超下方修正。
スクールゾーンを出発し、滑走路に出ると、青空のもと果てしなく(果てしなくはないが)続く地平線。
米軍基地って広いんだなって思いました(小並感)
あとなんか奥にドン・キホーテが見えた気がします。
滑走路をメインに走るだけあってコースレイアウトはほぼ平坦。
エアーフォースを横目にテンション上げながら、はじめの5kmまでは4:05/km前後で突っ込みます。
並み居る人たちを風除けにしながら。
また、いつも自分はコースの最短距離を意識してライン取りするんですが、今回のレースは最短距離を行き過ぎて、境目の黄色いコーンを少しでもはみ出すと、狙撃されるんじゃないかと思って若干ビクビクしながら走ってました。
HEAD SHOTされたら嫌ですからね!!
はじめの5kmくらいまでは4:05/km前後のペースでも比較的余裕があり、時計を見ないで流していてもこれくらいのペースが保てていました。
しかし、8kmあたりになると、普段長距離(中距離?)の練習してないこともあり、バテてきました。(早すぎィ!!)
正確には、去年の11月以降トレイルランはしていたので足腰には余裕があるが、心肺が追いつかない感じですね。
ただ、これは夏に向けて自転車に乗り込んでいけば自然と耐えられるようになると思います。たぶん。
滑走路を一周し終えると、バイオハザードの夢オチに出てくるようなアメリカの郊外の街並みみたいな場所を折り返し、再び滑走路(2周目)へ。
しかし、ここで脇腹に違和感。
いや、脇腹めちゃくちゃ痛い。
なんかレース後に調べたら、走ってるときに脇腹が痛くなる理由って完全には解明されてないみたいですね。
自分は体幹の筋力不足だと思いますが。
とりあえずペースを少し落とし、腹筋を使って横隔膜を無理やり動かすイメージで、薄目にして内臓の動きに意識を全集中しました。
14km地点。。。
残り約3分の1。
脇腹痛はおさまってきたが、やはりキツい。
手元の時計を確認すると心拍が170を超え180近い。
少しづつ息が苦しくなってくる。
思いきりすいこんでるはずなのに・・・
いや、待てよ?
マキバオーの高地トレーニングの回でやってたけど、
息は吸うんじゃなくて、吐くんだっけ??
「苦しくなると大抵のやつは息を吸うことしか考えなくなる」
忘れていた。
割とマジで。
(だって練習でそんな追い込んでないから...)
息を吐くことで、肺の中を空っぽにして体の隅々まで新鮮な空気を取り込むことが大事なのか!!
もう一度手元の時計をみると、
14km地点で1時間ジャストくらい。
残り7kmを4:15/kmペースでサブ90...
瞬時に頭が回る。
(まだ余裕があるということね)
どんなに疲弊していようがここは譲れない。
残り5kmを切り、
後ろから加速してくる人の後ろにピタリと張り付き、同時に加速。
体感でわかる。
これは4:00/kmペース。
まあペースアップしてることに変わりはない。
ここで、この前の人に着いていけないようじゃフルマラソン2時間50分なんて到底無理だ。
自らを奮い立たせ、意地でも着いていく!!!
3分後見送る俺
「いやさすがにあのペースは速すぎっしょ」
フフフ...
しかし気づいていたか?
俺はここまで地面を一度も蹴って走っていないのだよ。
ここからラスト3kmは走り方を大きく変える。
大きな腕振りモーションにより、その反動で胴と一体となった脚を振り子のようにして走る。
いや振り子走法。
マラソンというスポーツは緻密な計算や正確な身体の動かし方も重要だが、最後は気合だ。
うおおおおおお!!!!!
ジェニー「走って!フォレスト、走って!」
ヴェイパーフライに内蔵されたカーボンプレートが脚の動きに合わせて弾む。
これが、この反発力こそが
世界(陸連)が恐れた”力”‼︎
一応最後は4:00/kmを切りゴール。
うん、ってことは途中だいぶ余裕あったよね、コレ。
記録は
NET TIME: 1 : 26 : 43 !!!
えw
思ってたよりめっちゃはやいw
やったーwww
途中ダレたのにこの記録はかなり良いのでは!?
86分切れれば、フルマラソンはサブスリーできるとかいわれてますからね(自分調べ)
記録証を渡してくれた色黒のグラサンした外人さんも
「Oh!!Good time!!」
とか言ってました。
いきなり英語で話しかけられたので若干キョドりましたが、涼し顔で「Thank you.」と応えときました。
あ、ちなみにThank youは
「サンキュー」じゃなくて、
どっちかというと「サッキョウ!」って言うとネイティブぽく言えます。
さあ口に出してみてください。
「サッキョウ!!」
ね?
ぽいでしょ?
そしてそんな好記録に浮かれた帰りの電車の中、SNSで他の人の情報を調べると、なんかおかしいことに気づく。
「あれれ〜みんな走行距離が20.7kmくらいだぞぉ〜???」
確かに。
自分の手元の計測でも20.7kmしかなかった。
ゴールしたときは、若干おかしいと思いつつ(Garmin上でハーフマラソンの記録にならないし)も、まあ良いラインどりできたんだろうな、と思っていましたが、もしや...
去年とかまで調べると...
ガチで400mくらい短いらしいですw
ほげーwwwww
これいわゆるハッピータイムやん🎶
400mというと4:00/kmで1分半くらいだから自分の記録実質1時間28分やんw
順当過ぎる...
まあ90分切って自己ベスト更新したからいいか。
いや、なんだろう。
この煮えきれない感じは。
とりあえずまあ最低限の目標は達成したので、ここから夏のトライアスロン、秋のフルマラソンに繋がるような走りに仕上げていきたい。
うん、たぶんこれちゃんと練習すればサブスリーは余裕だな。
ちゃんと練習すれば...ね。
あ、ヴェイパーフライってアマチュアランナーは履き続けてもいいんだよね?
僕なんか最新の技術の恩恵を受けて、少しでも楽に走りたいですからね。
最近僕が思うにマラソンはキツイのを我慢する競技ではなくて、いかにラクして走るかのゲームだかんね。
というかみんなアマチュアみんな履いてるから、市民大会とかでは禁止とかできないんじゃないかな。
今日とか小学生の子供も履いてる子いたしw
"カーボンプレート"
"高反発素材"
"超軽量ソール"
これらは止めることのできないものだ
人々が『レースの記録』を求める限り
それらは決して止(とど)まることはない!!
世はまさに”大ヴェイパー時代"!!!
ということで、
これからもよろしく頼むぜ
ヴェイパーフライ。