11/3(日)【2019ぐんまマラソン本番編】サブ円周率
ぐんマラ本番編です。
事前の調整内容の理想と現実を簡潔に。
◇理想:前日の夕ご飯は炭水化物を中心に摂取
◆現実:ガーリックシュリンプwwwテラ油モノwwwww
◇理想:3時間前までに朝食を済ませる
◆現実:寝坊してもうた。2時間前だけどよく噛めばセーフ
◇理想:体重は絞る(1kgでフルマラソン3分短縮?)
◆現実:この1ヶ月で8kg増量です☆ミ
◇理想:事前に筋肉を柔らかく(自分はプール行ってる)
◆現実:プールめんどいんでお風呂でシンクロ🏊♂️
◇理想:スタミナ切れに備えてジェル等を準備
◆現実:やべ、家に忘れた。ま、いっか。
◇理想:足攣り防止にツーラン飲む
◆現実:買い忘れた。塩でも舐めるかペッペッ‼︎
◇理想:遅くとも30分前には会場入り
◆現実:遅刻すりゅぅうううう(自転車マジ漕ぎ)
◇理想:アップで一度心拍を上げておく
◆現実:遅刻すりゅううううう(図らずも達成)
一番ヤバいのはアップをしなかったことか。
いきなり走るハメになってしまいました。
どんまいオレ!!
スタートの号砲を荷物預け会場で聞き、僕のぐんまマラソンがスタートした。
スタート〜5km地点
ラップ【4:44-4:24-4:25-4:29-4:22】
※目標ペース4:25/km
「すいません、迷っちゃって遅刻しました」
「お前、前橋トライアスロンも同じ会場だったろうが!」
「いや行くかどうかで迷っちゃって」
「そこ迷うなよ」
ハイ、サンドイッチマンですね。
遅刻したこともあり、本来スタートするはずだったAグループから取り残され、Dグループあたりからスタート。
グロスでおよそ4分のロスw
まあ、今回はグロス無視でネット重視だから。
ちなみに申込タイムは3時間29分59秒にした気がするけどこれでAグループなんね。
そしてぐんまマラソンはスタートが道いっぱいに人が溢れかえり、凄い混み合うんで、はじめの1kmはやはり思い通りには走ることできず。
ちなみに今回のサブ円周率(3時間8分29秒切り)に向けての想定ラップは下表のとおり。
上が15kmまで4:25/kmペースで、その後15〜30kmまで4:15/kmにペースアップし、30km以降ラスト12kmを4:05/kmで走り抜けるという結構無茶なやつ。いわゆるサブスリーをネガティブスプリットでギリギリ秒差で刺しこむ職人プラン。
下が、現実には同じく15kmまで4:25/kmペースで、普通そのままイーブンペースでこらえるのがやっとだよね、むしろラストは失速するよねという現実的プラン。
実戦経験がほとんどない(フル2回目)なので、実際に走ってみて15km地点のフィーリングで判断しようとかそういう感じ。
サブ円周率を堅実に狙いつつ、ちゃっかりサブスリーも目指すという狡猾さが滲み出てますね。
5kmまでは人の隙間を縫って進むような感じになり、追い越しにも限界があるので思ったように進めず。←遅刻した自分が悪い。
ただおそらく1000人くらい抜いたと思います。
5km〜10km地点
ラップ【4:19-4:26-4:14-4:20-4:28】
※目標ペース4:25/km
スタートからはじめの1kmのラップが4:44と大幅に遅れたことに若干焦り気味で、5km地点からやや飛ばし始めてしまう。てへ。
ラップ表ははじめの渋滞も考慮して作るべきだね、こりゃ。
ただ想定の4:25/kmペースはかなりラクに巡行できている。
NIKEのヴェイパーフライネクストの機材ブーストのおかげもあるし、普段の練習は通勤の行き帰りなどを利用し、着替えなどが入った大きめのリュックを背負いながらペーランとかも走っているので、手ぶらで走ることがこんなに快適だとは。
あと今更だけど
ぐんまマラソンの高低図をみると、15km過ぎ?くらいまでは限りなく平坦に近い下り基調(しかも北からの風だと追い風)なので、ここでのラップはもう少し早めでも良かったかもしれない。
7〜8km地点で3時間30分のペースランナーを抜き去る。
結構ペースランナーに張り付いている人多かった。自分も来年は序盤ペーサーに着いてみようかな。
10km〜15km地点
ラップ【4:20-4:32-4:25-4:16-4:12】
※目標ペース4:25/km
本来15km過ぎてから4:15/kmペースに加速しようと思っていたが、前述のとおりスタートの遅れを気にする余り、13kmの高崎イオン過ぎたあたりからペースアップ。
事前の計画ではこの辺(10km過ぎ)でマルトデキストリンの粉飴ジェルを摂ろうと思っていたが、忘れたことに気づく。
ただジェルとると多少なり呼吸が乱れたりするのでこれはこれで良かったと思ってみたり。
朝メシはガチランナー勝負飯『豚丼』をはじめ、カステラ、パン4つと充分すぎるほど食したのでまあ大丈夫だろう。
後発スタートのため相変わらず人を抜きまくるスタイルでラインどりもクソもない。
無駄に体力を消費してる気がするので、来年は先頭に並ぶ勢いで準備しようと思う。←反省
15km〜20km地点
ラップ【4:13-4:13-4:12-4:12-4:09】
※目標ペース4:15/km
無事加速。
ただひたすら追い抜くのみ。
たぶんここまで2000人は抜いたと思う。
いやマジで。
人を抜きながらこのペースを維持するのは流石にきついかな?と思い始めた矢先、20秒ほど前に良いペースで走る白シャツのお兄さん発見。
4:15/kmペースで走っても追いつかないし、かといって離れない。
おそらく志同じく4:15/kmペースを維持していると思われる。
正直思った。
早く追いついてめっちゃ風除けにしたい、と。
途中給水をいくつか飛ばすも絶妙に追いつかない。
2人で等間隔をキープし、周りの人を抜きまくる。
まあこれはこれで良いペースメーカーだからいっか。
ここで飛ばしすぎると後半響く。
この心地良いペースをキープすることに。
20km〜25km地点
ラップ【4:13-4:09-4:20-4:13-4:13】
※目標ペース4:15/km
ハーフ(中間点)通過。
タイムおそらく1時間31分30秒ほど。
サブスリーには1分半のビバインド。
24km地点前くらいで、ゼッケンに直接貼っていたおかげで唯一忘れ物になるのを免れたメイタン200を注入。
手をベトベトにしながら補給完了。←補給ヘタクソ
自分の補給はこれが最初で最期。
あとは気合い()。
前を行く白シャツのお兄さんがグングン人を抜いていくので、小さな集団に追いついたときなど脚がゆるみがちなところもしっかり加速して人を追い抜いていくことができた。
ただ前には追いつけない。
ここからコースはほ〜んの僅かだが登り基調。
楽な南下区間及び下り基調区間に追いついておきたかったが。。。
ここら辺からガチランナーが増えてきたのか周りのヴェイパーフライ率が上がってくる。
25km〜30km地点
ラップ【4:12-4:16-4:12-4:14-4:20】
※目標ペース4:15/km
27km過ぎ、立橋交差の登り下りを利用し、ついに白シャツ兄さんを捉える。
登り下りは赤城の峠走で鍛えたので周りの人より一段上のスピードでこなすことが出来ているご様子。
登りは骨盤を地面に平行に、腕を後ろに引くことを意識し、前傾になりすぎない。
下りはピッチをあげ、同じく骨盤を地面に平行に、腸腰筋を使いながら細かくステップを刻むように重量に逆らわずストップをかけないように。
といった感じか。
そして、
前に追いついたらこっちのもの。
うむ。
やはり人の後ろというのは楽だ。
つーか、
よくもここまで俺様を苦しめてくれたな!!
散々使い果たした挙句、ボロ雑巾のように使い捨ててくれるわ!!!
などとは言わず、ただただ感謝の気持ちを込めてピタリ走。
ワンチャンゴールまで行けるか?とも思えるほどに余裕はできてきていた。
30km〜35km地点
ラップ【4:17-4:25-4:31-4:30-4:37】
※サブスリー目標ペース4:05/km
本来サブスリーを目指すのであれば、ここから4:05/kmペースに加速しなければならない。
ただね。
これね。
ネガティブ・スプリットでマラソンの最後12kmを4:05/kmペースってね。
マラソン舐めてますわ。
いや、無理ですわ、コレ。
目の前の白シャツ兄さんも30km過ぎの北上コースに入り、無事失速。自分もつられて失速。
こんな北風モロに受ける区間でスピードアップなんてとんでもない!!
みんな失速した...
かと思いきや後ろから1人ランナーが。
ぐんまマラソンここまでではじめて人に抜かれた。。。
ほぅ...やるやん?
ただ僕のそのスピード無理ですわ〜
というかペースアップどころか4:15/kmペース維持も難しいそうやん。
手元のGarminのスマートウォッチはペースが4:30/km以下に落ちたらアラーム鳴る設定にしておいたんだが、めっちゃ鳴りまくるやん。
頭はやや酸欠状態だったが、残り5:00/kmくらいで走ってもとりあえず目標の3時間8分は切れるだろうな〜と頭の中で勝手に思っていたので、白シャツの後ろ定位置をキープ。
スマートウォッチのアラーム設定に尻を叩かれながら4:30/kmを下限として、何とか食らいつく。
しかし白シャツ兄さんは途中さらに大失速した模様なので置いていくスタイル。
35km〜40km地点
ラップ【4:33-4:38-5:01-4:49-4:44】
※目標ペース4:05/km
最後は目標ペースもクソもない。
ここまでくると目標はもはや完走である。
35kmを過ぎると公道を走るコースからサイクリングロードへと入る。
普段の通勤ランのコースなんだが、ここまで苦しく感じるとは。
やはりこの30km以降が『マラソン感』めっちゃあるよね。
そして段々ペースが落ちてきて、38kmくらいのすき家の交差点(中央大橋?)に上がる急な登り坂で無事死亡。
ここで唯一のペース5:00/km台を記録。
ただ、ここで女子のトップ勢っぽい人を発見(総合ヒトケタ、年代別はおそらくトップだろう)
ここまで自分がほぼサブスリーペースなのだからおそらく3時間1桁分台のゴールペースで間違いない。
女子の3時間15分切りは男子の2時間50分切りの難易度に等しいという何かでみた情報を思い出し、凄いな〜なんて思いながら、風除けにして走っていた。
はい、僕プライドとか特にないです。
ただ1kmもしないうちにその方ラストスパートで自分置いてけぼり。
今思い出してもなんか情けないですわ。
個人的にマラソンは頭脳のスポーツだと思っている。
体(筋肉)をどう動かすか、どこで補給をとり、どれくらいが自分が最大限刻めるペースなのかを見極め、必要な練習を積む。
しかし、ことマラソンのラスト5kmに関してはメンタルがかなり重要であるとも思う。
最後は、気持ち。
今回自分の弱さが出たところだと思う。
40km〜ゴール地点
ラップ【4:50-4:52-***】
※目標ペース4:05/km
結局最後もペース上げられず。
呼吸もまあまあ辛いが、一番は脚のダメージ。
NIKEの厚底シューズを履いても尚、自分には42kmを走る地脚が出来ていない。
おそらくピッチは維持できているか、むしろ上がっている。ただ脚の外側?が痛み、ストライドが狭くなってくる。そのため失速していると思われ。
一番つらいときにいかにフォームが崩れずに走れるかが大切なんだな。
最後ゴールの敷島の競技場が見えてきたあたりから飛ばしてみるもののそれでも4:20/kmペースほどまでしかあがらず。
うーん、弱い。
去年みたく、リバーサイドの部の小学生と最後全力疾走勝負しようかなと思っていたが、3時間くらいでゴールするとリバーサイドの部はまだ始まっていないらしく、そのまま適当にゴール。残念。
ゴール後はこの大会のために尽力してくれた全ての人に感謝を示す意味で、一礼。
ぐんマラはすぐに完走賞を発行してくれるので、そのままタイム確認。
(↑後で撮り直したやつだけど...)
記録は
3時間 6分 31秒 ‼︎‼︎
うーん・・・
去年の3時間57分からしたらめちゃくちゃ速くなってるし、フル2回目にしたらいい方なんだろうけど最後失速したからな〜
なんか素直に喜べん。
自分の中では
最強のトライアスリートたるもの、ランはフルマラソンを3時間切りくらい余裕でしていないとトライアスロンでは勝負にならないと思っているので、ランはこれ来年の課題ですな。
足腰を鍛える。
地味だがやるしかないかー。
ただフルマラソンって体重1kg減るとタイムが3分縮まる理論があるらしいんですよ。
僕赤城山ヒルクライムからの暴飲暴食で+8kgくらい体重増えてるんで、ベスト体重もっていければ、3×8=24分は縮まる計算なんで、今回は実質2時間42分ということで!
あと今年はバイク:ランの比率が9:1くらいだったけど、来年は3:7くらいまであげて、ランでも一山当てたいと思います。まる。
やっぱりマラソン出るからには『レース』やってみたいよね。
あと遅刻せず先頭並びたいと思います。笑
リザルト一覧を眺めてみたとき、他の人が多くても1分くらいのロスなのに自分だけグロスタイムとネットタイムの差が4分以上あり、なんか不自然感バリバリだったんで。
目標はでっかく、サブスリー通り越して最低でも2時間55分。
遊びは今年まで。
来年はちゃんとやりたいと思います。
震えて待て。
群馬のランナーどもよ。
ちなみに今回フル走った後でもほとんど膝痛くならなくて、やったーとか思ってたら翌日全身筋肉痛でまともに動けませんでした。
そしてここ数日体調がよろしくなく、1週間くらいしてようやくジョグが出来るようになりました。
あーやっぱマラソンって体に悪いわー
これにて2019年シーズン終わり。
チャンチャン🎶