最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記

赤城ヒルクライムを舞台に行われる最強のブログです

8/10(土)【2019彩湖道満トライアスロン】真の強者

 

彩湖道満トライアスロン完走、それは全国から腕利きの強者(=トライアスリート)たちが集まる過酷な大会、そしてゴール地点に辿りつくまでにいくつもの関門が用意され、それを突破できなければ3種目さえさせてもらえない狭き門なのである。

 

 

まあ脅しはこれくらいにして、もうちょっと詳しく説明すると、

埼玉・彩湖道満グリーンパークを舞台にスイム1.5km、バイク82.0km、ラン23.45kmの合計106.95kmのミドルディスタンスで行われるトライアスロン大会である。

 

コースレイアウト自体は公園の湖を泳いだり、サイクリングロードを周回したり、土手を周回したりと特にアップダウンもなく平凡なコース設定。

 

しかし8月中旬という驚異的な猛暑のなか行われるという過酷な条件に加え、そのあまりの厳しい制限時間ゆえに国内最難関のスポーツイベントであることは間違いないでしょう。

 

ちなみに昨年の(時間内)完走率は29.5%です。

 

 

いやいやおかしいでしょw

 

 

スタートラインに大勢いた参加者が各種目の時間制限により、ひとりまたひとりと神隠のように消えていきますからね

 

あの過酷を売りにしている富士登山競走ですら完走率40~50%ありますからね

 

これでスポーツの大会として成り立つんだからすごいです

 

もうむしろトライアスリートとしてのハンター試験なんじゃないかと思うくらいです。

 

 

 

まあまずは制限時間ギリギリで完走できたと思ったらまさかのランの時間切れによりタイムオーバーとなった昨年の様子をご覧ください。

sh2sh2.hateblo.jp

 

 

 

前回から1年。

私は強くなった。

心も体も。

 

昨年もそこそこ身体は仕上がっていた。

 

しかし昨年のおろかな自分はただのロングディスタンスへの参加条件を満たすための消化イベントだと考えていた。

ミドルをクリアしたこともないくせにだ。

 

 

しかし今年は覚悟が違う。

 

驕りもない。慢心もない。

 

 

ただ参加するのではなく、この過酷なトライアスロン年代別表彰台(3位以内)を狙っていく。

 

去年の借りは必ず返す。

てか1年分利子ついて凄い額になってんかんな!!

 

 

いや先週たかはらやまトライアスロン総合3位なんだから年代別くらい余裕っしょ?

 

と考えているアナタはまだ甘い。

他の大会で総合3位だろうとなんだろうと油断はできない。

それぐらい本当(マジ)にキツいのだ。

ロングの出場条件さえ獲得してしまえば、もうできれば一生出たくないくらいに。

 

 

日程的には中5日でのトライアスロンとなるが、これはまあしょうがないであろう。

 

 

 

では、いくぜ。

 

 

ゴクリ・・・

 

 

 

▪️スタート前

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この大会、朝7時〜8時の間で受付なんだが、仮に8時に受付するとスイムのスタート地点まで2kmくらい歩くので間に合わないです。

 

ちなみに自分はスタート15秒前くらいにスタート地点に着きました。←えw

 

違うんですよ!

トライアスロンって3種目もあるから用意することめちゃくちゃ多いんですよ!

 

 

まず3種目通して使うトライスーツと記録用のガーミンウォッチ用意するでしょ。

日焼け止め塗って、ウエットスーツ準備して、ウエットスーツが擦れると痛いからワセリン塗って、帽子とゴーグル忘れないようにスタート地点に持っていくでしょ。

トランジションにバイク・ヘルメット・バイクシューズ・サイコン・靴下・補給食を用意して、ボトルは飲む用のアミノバイタルと体にかけて冷やす用とを2つに分けて前日に凍らせておいて、補給食は保冷袋に入れて冷やしておくでしょ。

もちろん前日までにDHバーの取付とギア・チェーンの清掃、決戦用タイヤへの取替えも必要です。ああ、空気入れ持ってきて、朝空気入れるのも忘れないようにしなくちゃ。あと充電が必要なものは全て充電しておかないと。

ゼッケンベルトはあらかじめ、バイクとランのゼッケンを両方つけておいて、つけやすいように開いてバイクのサドルの上に置いておくでしょ。

ランはシューズとサングラスとキャップを用意。今日は暑くなるから携帯できる保冷剤も。

あ!スイムから上がったあと、濡れた足で靴下履くのは難しいから足拭く用のタオルもわかりやすい場所に用意しておかないと!

 (あともろもろ略)

 

とまあ、こんな感じです。

 

まあこれを色々工夫して考えるのが醍醐味でもあるんですが。

 

ちなみに自分はワセリン塗るのと、スイムから上がったあとトランジットエリアまで行く用の靴を持っていくのを忘れました。

 

 

もうこれはしょうがないっしょ。

 

 

この大会、スイムからあがってからトランジットエリアまで500mくらいあり、靴があると便利だと思います。自分はしょうがないので、スタート地点まで行く用のクロックスを置いておき、スイムスタート地点までは裸足でいきました。

1.5km裸足だったのでめちゃくちゃ痛かったです。しかも開始時間に間に合わなそうだったので最後裸足で走るハメになりました。。。

 

スイムは水中スタートなので、スイムスタート地点最寄りの桟橋みたいなところで覚悟の足りないルーキーどもが「うわ〜水きたねぇ〜」とかほざいている中、ウエットスーツを30秒という脅威的な素早さで装着し、1秒も躊躇することなく藻が浮いた水の中に飛び込む。

 

 

言ったであろう。

今年は覚悟が違うと。

 

 

ただ、朝色々食べてたら時間かかっちゃって遅刻気味になってしまい、このように開始時間ギリギリになってしまった点が反省点です。

 

ちなみに前日の夕飯は焼肉5人前くらいに白飯6杯くらい食し、朝飯はすき家の牛丼大盛り+バナナ・コンビニパン・おにぎりという120%エネルギーフル充電状態でした。

 

ここまで食えるのは暴食の才能あると思います。

さすがは蝿の王(ベルゼブブ)。

 

 

スタート地点につくと、

 

開始10秒前〜

 

の声が聞こえ、いよいよ106.95kmトライアスロンの長い長い一日の始まりである。

 

 

 

▪️スイム1.5km

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上にも書いたとおり、彩湖という埼玉・東京民の非常用飲料水の中を1.5km直線で泳ぐ。

 

今年は何やらリピーター界隈では水が綺麗と騒がれていたようだが、昨年抹茶の中を泳いだ自分にとって、今年は抹茶ラテになったくらいにしか感じなかった。

 

まあ確かに去年はクロールしてる自分の腕が見えないほどの絶望的な視界だったが、今年は1m先くらいなら何とか見えるレベルであったが。

 

去年はどこを泳いだらいいかイマイチわからず、ジグザグに泳いだ結果、ロスが多くなってしまったが、今年は

どうせ、最後岸に上がるんだし、岸側の浅瀬を泳ごうと、水深1m〜1.5mくらいの比較的浅いところを岸に沿ってまっすぐ泳ぐことを意識した。

 

ガーミンウォッチも500mごとに振動するよう設定し、いちいち泳ぎを止めなくてもおおよその距離がわかるようにした。

ただこれ250m毎の方が良かったかもしれん...

 

浅瀬の方はなぜか人が少なく(まあ手とか足とか底に擦ったりしたら嫌だもんね)、ポジション争いもなく、比較的泳ぎやすかった。

 

しかし半分の750m泳いだところで緊急事態発生。

 

 

脳内サイレン『ウーウーウー!!!』

 

脳内司令官オレ「どうした!何があった!?」

 

脳内オペレーターオレ「浸水です!ゴーグル内にレベル1の浸水を確認!!」

 

脳内司令官オレ「なん・・・だと・・・」

 

脳内サボりオレ「レベル1の浸水ってほんのちょっと水滴がゴーグルに入っただけでしょ。大げさな・・・」

 

脳内司令官オレ「馬鹿野郎!この汚い水が目の中に入ってくることを想像してみろ」

 

脳内サボりオレ「うえっ・・・てかやばいっしょ!!!」

 

脳内司令官オレ「絶対に目に触れさせるなよ!!!!!」

 

 

しかし、ここで立ち止まりゴーグル内の水を排除したとしても、ゴーグル内部はすでに汚染されていることに変わりはない。しかも、ヘタに外してしまったら余計浸水してしまう可能性もある。

 

うぉおおおおおおおお!!!

絶対にこれ以上入ってくるなよぉおおお!!!!!

 

と瞳から1cm以内というインファイトで激しい攻防が繰り広げられる。

 

 

これは一刻も早くスイムを終えるしかない・・・!!

 

 

とやむを得ず加速。

 

昨年30分28秒もかかったスイムを25分50秒で通過。

※制限時間は34分59秒

 

「反応・反射・音速・高速、もっと速く、もっと!」

 

たぶんプール含めて自分史上1500m最速。

またスイムは出場者129人中種目13位であった。 

 

 

 

■バイク82km

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トランジットまで全速力で走り、2分ほど。

(ちなみに去年は歩いて7分くらいw)

 

ウエットスーツを投げ捨て、ゼッケンを装着し、ヘルメットをかぶり、補給食のあらかじめ凍らせたウイダーゼリー2つと小さいアミノバイタル2つを背中のポケットに入れ、サイコンのスイッチ入れて河川敷のサイクリングロードにレッツゴー!

 

バイクについては今回、秘密兵器エアロロードバイクwithDHバーを用意。

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※新車については長くなるんでノータッチで!あとでヒマがあったら個別解説します

 

ツノ持ってガーミンウォッチの心拍160維持だけを意識し、淡々とこぎ続ける。

 

そのスピードは時速40㎞に迫る勢い。

 

昨年はMERIDAのSclturaというオールラウンドバイク(どっちかというと軽量バイクだが)で必死に漕いで時速30kmだったので、

 

これはもう反則ですわ~

 

周回コースなので何百人と人を抜きさり、粘ってきた何人かも4周目に入るころには光速の彼方に置き去りにしてきました。

 

というかコース上に唯一200mほどの登りがあるんですが、そこで自分の前に出て差を広げようとしてくる輩がいるんですが

 

 

むしろこちらは本職ヒルクライマー

 

登りの速度が違うのだよ・・・!!!

 

 

ということで逆に差を広げて格の違いを見せつけてやりました。

 

 

周回に関しては1周10.25kmを17分30秒ほどのペースを維持。

久しぶりにパワーメーターペダルつけて数値見て遊んでましたが、200w前後で漕いでた気がします。

 

やはりDHバー(エアロバー?)が優秀で、これだけスピードを出しても超絶ラクに進めました。

 

ちなみにDHバーの形は個人的にSベンド(↓)がオススメです。

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なぜならSベンドなら手前の短いまっすぐの部分を持てばストレートになり、曲がっている部分を持てば疑似的にSKIベンドのポジションがとれるので、色々な格好で誤魔化せるからですね。

 

ただツールドフランスとかのタイムトライアルだとSKIベンドのポジションが多いようですが実際どうなんでしょうね・・・

まあ流行りってありますからね!

 

バイクに戻って、

4周目にアミノバイタルゼリー、5周目にウイダーゼリー(Apple)、6周目にアミノバイタルジェル1、7周目にアミノバイタルジェル2を投入。

 

1周ごとに食すことで消化の時間と次への楽しみとしていくスタイル。

そして、おそらくこれで計算上カロリーはゴールまでもつ。

 

やはり40km/h近くで走っているとはいえめちゃ暑い(この日36℃)ので、飲料用とは別に用意した水ボトルから水を首筋にかけたりしてなんとか凌いでいく。

 

ちなみに暑さのせいかわからんが、サイコンが途中で止まったんでサイコンにも積極的に水をかけていたところ、6周目くらいで水がなくなりました。ドンマイ。

 

最終周の最後ら辺は例によってペースを少し落とし、次のランパートに備える。

 

バイクはトランジット込みで82kmを2時間27分13秒で堂々種目4位

※制限時間は3時間10分01秒

 

 

いやーここまでは良かったんですよ・・・

 

ここまでは・・・

 

 

 

■ラン23.45km

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ここまで2種目通して通過5位(かけ声があった)と大健闘したが、

前々週の富士登山競走、前週のたかはらやまトライアスロン、そして今回のスイム・バイクに全てを出し尽くした私は・・・

 

 

 

 

 

続くランパート―――

 

 

ウソのように失速した―――

 

 

 

 

 

 

 

終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやいやw

 

 

これで終わらせるワケないじゃないですか! 

 

 

語りますよ!w

 

 

まあ大失速したのは間違いないんだけどね!

 

 

昨年は制限時間の2時間45分に対して3時間もかかってしまったラン。

 

この23.45kmに対して2時間45分という時間設定。

 

大会側から暗に歩くなと言っていますね、ハイ。

 

しかし何度も言いますが驚異的な暑さの中、フツーに走ってたら10kmもいかないうちに干からびてミイラになっちゃいます。

 

そう、今年はどけんかせんといかんということで

 

ドラえもんのチートアイテムことテキオー灯を準備。

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↑なんかピッと光を浴びるだけで高水圧の海底でも宇宙空間でもなんでもいけちゃうやつですね。

僕の大好きなのび太と銀河超特急(エクスプレス)」でも使っていたやつですね~

 

そう現代のトライアスロン界のテキオー灯こと最強の日焼け止め、Top Athlete Sun Protect "Fighter"を用意。 

 お値段なんと日焼け止めのくせしてファイタークレンジングオイルのSセットで3,900円(税別)!!高い!!!

※上のリンクは日焼け止めだけの商品ですね

 

しかし最強の日焼け止めの呼び声高く、ウォータープルーフを超えるスウェットプルーフ

 

なんと一度塗ると汗だろうがプールだろうが海だろうが同梱のクレンジングオイルを使わないと日焼け止めが落ちないらしい。

 

 

*☆*:ゥチラ糸色文寸焼かなぃ宣言ヮラ:*☆*

 

 

みたいな感じでしょうか。

 

日焼け止め一生有効とかFFのオートプロテスかよ・・・

 

 

つーか今更だがいい値段したんだし

たかはらやまトライアスロンの前に買えばよかった・・・

 

 

というか日焼けは体力持っていかれるし、体が火照って夜眠れなくなるし(別に変な意味じゃないぞ///)、外で長時間運動するときはマストアイテムですよね!

日焼けで体力持っていかれて練習に影響するのももったいないですからね。

 

 

そう、時代は既に令和、

日サロに通う時代はもう終わったのだよ...!!!

 

 

ちなみに大会後に風呂でゴシゴシ洗っても全然痛くなく『めっちゃスゲー!』とか思ってたら、肩の後ろ側の塗りが甘かったらしく、そのままゴシゴシしてしまい、ひとりで悶絶してました。

 

 

なんか商品説明が長くなりましたが、ランに戻ります^-^

 

最強の日焼け止めを何重にも塗ったので暑さ余裕だろとか思ってただが、めちゃくちゃ熱い。

 

ランスタート前に、保冷剤を心臓部分に入れ、トニー・スターク↓のように

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生命維持を図りましたが、それも驚異的な外気温によりあっという間に溶けてしまい、彩湖の土手1周(約5km;全部で5周する)は持ちませんでした。

 

 

それでも、はじめの2~3kmくらい6:00/km(←これでも心拍170overしてしまい、めっちゃ辛い)で走りましたが、一回目の補給所でコーラを飲んだ瞬間、

 

 

くぅ〜!!

 

 

このコーラ・・・

キンキンに冷えてやがるっ・・・!!

 

殺人的すぎるっ・・・!!!

 

 

このうまさっ・・・

 

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と昨年と全く同じ展開に。 

 

 

 

あとはカイジのようにだんだんと堕落していき、ただしかし時間切れにはならないように6:45/kmほどのペースを維持しながら、半周走っては補給所でコーラをむさぼり、象のように水を浴び、適度に休憩しつつ何とか暑さに耐え忍んでいました。

※ちなみに7:00/kmより遅いと単純計算で時間切れ

 

半周(約2.5km)ごとに現れる休憩所(オアシス)を求めて何とか走り、たどり着いたらバケツとホースで冷水をぶっかけてもらう。

 

これもうランじゃなくてアイスバケツチャレンジですな。

 

 

これだけ水分補給はマメにとかこまめに冷房をとか言ってる時代でよくこんなのやりますよ。

 

高温注意報上等ってやつです。

 

しかし最強日焼け止めのおかげか冬場の走り込みの賜物か休憩所以外では何とか歩かずに走り続けることができました。

 

他の参加者はといえば、総合上位勢はバケモノのように驚異的なペースで淡々と走っていますが(それでも5:00/kmとかです)、そのほかの方々はつらそうに歩いていたり、立ち止まってしまっています。

というかランに移行できればいい方で、スイムやバイクの制限時間切れによりランへ移行させてもらえない人が続出し、走っている人数がスタートの時に比べて異様に少ないという事態が起きています。

 

さすが完走率29.5%。

 

そんな中、自分はこのミドルディスタンスのトライアスロンをクリアし、もう二度とやりたくないという確固たる決意と他の参加者が苦しそうにしているのをモチベーションにしながら(おい)、崩れ落ちそうな自我を何とか保っていました。

 

 

そう・・・

 

常にリピーターの側で他の参加者の動きに目を配り、危険を察する感覚を研けば自分の安全は確保できる。

 

自分の生命は堅守しながら、すぐ傍でリタイアを見物できるショー。

 

夢多い前途ある若者が食いつぶされていく修羅の場。

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完走する気なんかハナからないのさ。

 

 

 

 

いやw嘘ですよw

 

ありますよw

 

 

 

と言いながら時間に余裕ができたので

3周目と4周目の登り坂は歩いて登ってました。

 

なんか100kmマラソンの特集みたいな番組で”坂道は歩く勇気も必要"的なことを言っていたと思うんですよね。

 

 

 

これはなぁ・・・

 

勇気のウォーキングだ!!

 

 

 

ただ一度歩くと誘惑がめちゃくちゃやばいです。

 

キャバクラのすごいしつこいキャッチみたいな感じで

「お兄さん!歩きます!?歩いちゃいます!!?」

とガンガンくるので、そこは坂を登り切ったらゆっくりでも走り始めるようにしていました。

 

 

そして、このランパートね、とにかく3周目が精神的につらい。

3周目開始地点だと半分いってないし、3周終えても残り2周あるとか思っちゃったりしてね、地獄ですよ。

 

 

まあそんなこんなで去年みたいにゲリラ豪雨でもこないかな~なんて雨乞いしながら走り続け、気づけば残りわずか。

しかし、制限時間が迫っているのも事実。

ただこのペースでいけば5分ほど残して制限時間をクリアできる見込み。

 

 

 

だ・・・駄目だ

 

まだ笑うな・・・

 

こらえるんだ・・・

 

し・・・しかし・・・

 

 

残り35秒・・・

 

残り35秒で勝ちを宣言しよう

 

 

 

 

スタッフ「はーい、ラスト100m折り返しになりまぁ~す」

 

 

 

 

 

ニア、僕の勝ちだ。

 

 

 

 

スタッフ「?????」

 

 

 

ということでゴール

 

 

制限時間まで7分32秒を残してランの記録は2時間37分28秒種目31位

※制限時間は2時間45分

 

 

いやーランは抜かれまくったね!!

 

富士登山競走、たかはらやまトライスロンでランの苦手意識がなくなってきて、むしろ俺これランもいけんじゃね?と思ったらコレだよね!

 

全くまいっちゃうよな!

 

3種目通しての総合タイムは5時間30分31秒

※全体の制限時間は6時間30分

ボロボロになって最後ゴールした昨年と比べて1時間近く良いタイム。

 

 

そして、ゴールした瞬間

「ああ・・・もうこれ以上走らないんでいいんだ・・・」

と草むらに倒れこみ、なんとも幸せな気持ちになりました。

 

 

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空、今日ってこんなに晴れてたんですね。

(どっかで聞いたことあるようなセリフ)

 

 

 

ちなみにゴールするときにスタッフから総合16位だよとの声。

 

ランで11人にごぼう抜かれましたなw

 

 

 

 

 

総合16位だと、年代別3位まで表彰らしいのでワンチャンあるかと思いましたが、3位との差が1分30秒差ほどで年代別4位でした。

 

あのとき登り坂を駆け上がっていたら・・・

 

いや、無理だな

 

ランがダメダメだったんでこれで表彰でも嬉しくも何ともないからいいんだけどね!

 

俺がランの練習そんなにしてなくて命拾いしたな!お前ら!!

 

張り出されたリザルトを見てみると、今年も129人出場して(時間内)完走者数は38名。

 

完走率、なんと昨年と同様29.5%

 

気温は雨の有無が影響したのか今年の方が高かったようです(昨年33℃、今年36℃)が。

 

 

いやー今回もっといけると思ってましたがダメでしたね~

 

ちなみに5周目の最後の補給エイドで

「来年も参加してね!」

と声をかけられ、そのときは力なく右手を挙げて応えましたが

 

正直いうと二度と参加したくですね、ハイ。

 

辛すぎるんですよ、運営さん、マジで。

 

 

 

ただこれでロングトライアスロンの出場条件を獲得。

 

 

国内でロングディスタンスは

 

①五島長崎国際トライアスロン大会(通称バラモンキング)
Swim 3.8km / Bike 180.2km / Run 42km = 226.2km

②全日本トライアスロン宮古島大会(通称ストロングマン
Swim 3km / Bike 157km / Run 42.195km = 202.195km

③全日本トライアスロン皆生大会
Swim 3km / Bike 140km / Run 42.195km = 185.195km

佐渡国トライアスロン大会(通称アストロマン)
Swim 4km / Bike 190km / Run 42.2km = 236.2km

の4つのみ。

トライアスロン国内ロング四天王と呼ばれる最強の敵らしいです。

 

 

この四皇を全て倒して、いつか国内制覇したいと思います。

 

 

 

海賊王に俺はなるっ!!!

 

 

 

とりあえず今シーズン一番きつかったのは間違いない。

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お疲れオレ。