ハルヒル編 堂・々・完・結
~三行で前回までのおさらい~
今年は富士ヒルシルバーが目標
富士ヒルシルバー獲得にはハルヒル48分
→よし、ハルヒルは軽く48分で走るか
~おさらい終了~
えー
タイトルに意味はないです。
理由は〝Kakkoii〟から
そして、ハルヒル編記事2回目にして無事連載終了です。
誤解しないでいただきたいのが、
1ヶ月の間ただブログをサボっていたわけではなく、相当なトレーニングを積んでいたということを、徒然なるままに書いていきたいと思います。
4/17(月) 56分55秒 本番での勝利を確信
4/22(土) 56分54秒 1秒を笑うものは1秒に泣く
4/27(木) 57分23秒 遅く・・・なっている・・・だと!?
4/29(土) 53分39秒 斜度14%か知らねーですけどオールラウンダーの俺ですら余裕ッスよ!!
5/2(火) 55分15秒 あーぅーあーあー(現実逃避)
5/14(土) 55分16秒 え・・・もしかして試走コレ最後?
そんな感じで、2017年のハルヒル本番当日を迎えたわけである。。。
まあ、簡単にいうと気持ち全然入らないよね。練習しても早くなんないし。あーだる。
といいつつ、練習不足を科学の力で解決するため、パナレーサーのタイヤとチューブを新調。
ついでにフィニッシュラインのギアフロスで初めてスプロケを磨いてピカピカにしてみました。
これ地味におすすめです
そして本番当日、レース3時間前にメシ食って、軽量化をこなし、万全の体制で体重計へ。
65kgだと!?※パンイチ
去年の赤城ヒルクライムより5kgも増えていやがる。。。
「よし、筋肉がついたと思おう!!」
懸念事項であった体重の件はとりあえずクリアー。
いざ、決戦へ・・・
到着時刻6:30
あれ、どこ集合だっけ??
〈ダイサンウェーブノカタハ-
よし、こっちだ!
あれみんなもう並んでるぞ・・・
〈スタートデスー
え、アレもうスタート??
という感じで初めてのハルヒルですが、あっという間に始まった印象でした。
えー
ハルヒル初心者の方にアドバイスしておくと、時間には余裕を持った方がいいですよ(^-^)
人が多かったのでスタートしてすぐスルスルと前の方へ。
そこにはなんとロードバイカー憧れの〝集団〟がありました。
とりあえずその後ろについてみることに。。。
これがあの待宮先輩のいっていた
「集団の中は無風やァ・・・」
という感じなのか・・・!!!
そりゃカマキリも止まるわ!!
いささかオーバーですが、今まで集団走なんて経験ない私にとってちょっとテンションがあがる一幕でした。
しかしこの集団がはや~い。
おそらく第三ウェーブ先頭集団。。。
(みんな飛ばしすぎだろ・・・ヤレヤレ・・・)
と、ラノベの主人公ばりの落ち着きをみせ(推定心拍数190)、大きな右カーブ手前あたりで集団からエスケープ。
途中ちょこちょこドラフティングを活用しながら、初心者ゴールを16分38秒で追加(後でストラバで確認)。
うん、微妙だね!!
と思いつつ、相変わらずコバンザメのように見知らぬ男のケツにつく有様。
やっぱなんというかドラフティングというのは確かに楽なんだろうけど、楽な一方、前に行こうという気持ちが弱くなるから(えw俺だけ?w)目標タイムがある分には練習通り一人の方がいいんではないだろうか~(上から目線)
淡々とこぎ続け、林ラインを通過。
なんか人の後ろに着きすぎるのは嫌がられるらしいと何かのブログかどこかの掲示板で見た気がするので、榛名神社ゴール前に〝申し訳先行〟開始。
榛名神社ゴール地点の通過が34分ほど。
きたる激坂をむかえ、弱虫ペダル発動!!
抜かれてもいい・・・!!ダンシングを我慢することで体力を温存すr・・・
ウーハー!!!
ダンシング発動。
しかし抜かれゆく私。
何人も抗えぬ〝重力(ちから)〟
思えば、生まれつき人間とは抗うものなのかもしれない。
地球の寿命は十七億五千万年(wikipedia参照)
地球が寿命を迎えれば、地球上の生物はみな運命を同じく共にする。
だから人は宇宙に魅せられた。
知恵と経験を後世へと伝え、重力に抗い、有史以前では考えることもできなかった宇宙へと自由を切り開いた。
そう、自然に抗うことこそ人間の本質なのではないだろうか。
先祖代々受け継がれてきた俺の中の遺伝子が細胞レベルで反応している!!
この激坂に抗えと・・・!!!
・・・などと考えはせず、必死でダンシングする横を軽やかに通り過ぎる奴らを見ながら「坂早く終わらないかなー」と思っていた。
そして、激坂区間をDNAの力でねじ伏せ、
「よし、50分切れる!!」
そう思ったとき、ヤツがきた。。。
腹痛「きちゃった・・・///」
残りおよそ2km...
これからスピードアップというところで完全に右下腹部が痛い。
痛さ100%が死だとして、
数値で例えると17%程度の痛さ。
「言い訳には充分か・・・?」
否。
我想走。
「ならば力を示せ・・・」
卍 ・ 解 !!!
攻めるダンシングからの3秒程の急加速。
痛さレベルが17から40くらいに上がった。
そして、そこからは粛々とこぎ続けるのみ。
「まだ登る脚は残ってるのに・・・!!」
ふとガーミンをみると
男根岩のあたりで48分**秒
正直、こういうのって
あ、これダメだな
と思うとダメなことが多いですよね。
最後の九十九折りをクルクルペダルでかわし、ゴール前100mでスプリント体制。
「だいぶ腹痛もおさまったわ・・・!!!(ゴール100m手前)」
最後はパワー350wを突破(自称)
記録は手元で
50分22秒
終わった・・・
不思議と悔いはない・・・
(だって練習してないから・・・)
と自分に言い聞かせ、ゴール後完走証を受け取ってみると
50分22秒
ガーミン・・・
バッチリじゃねーか・・・
こうして私の初ハルヒル参戦記は終わった・・・
あれw
これ富士ヒルシルバーやばくね?www
※富士ヒルシルバー=ハルヒル48分必要
笑い事ではない。
とりあえず焦りから帰ったあと一眠りし、10年以上行ってない近くのプールで1500mほど泳ぎこみ。
やはり脇腹が痛い。。。
なんとなく脚と心拍は残ってた気がするので、課題はこのstomachacheだろうか。
とりあえず遅すぎる気もするが、3週間後に控える富士ヒルに向けて大嫌いなローラー練及びダイエットにも挑戦していきたいと思う。
日本一の富士の山では結果を残したい。
俺たちの冒険はこれからだ!!!
※最強ヒルクライマーさんの次回作にご期待ください!!※