最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記

赤城ヒルクライムを舞台に行われる最強のブログです

12/15(日)【長瀞アルプストレイルレース2019】走り納め

 

 

初トレイル…ども…

 

俺みたいな12月で山を駆け回るイカレ野郎、他に、いますかっていねーか、はは

 

今日の登山の会話


あの山ガール可愛いくない? とか 杖になるいい感じの木の棒ない? とか


ま、それが普通ですわな

 

かたや俺は冬のアルプスで死線をくぐり、呟くんすわ


it’a trail running.歩いてる?それ、パワーウォークね。

 

好きなシューズ Salomon
尊敬する山 赤城山(ポイ捨てはNO)

 

なんつってる間に筋肉痛っすよ(笑) あ~あ、トレランの辛いとこね、これ

 

 

 

 

えー・・・

 

さて!

 

 

『トレイルしようよ!』

 

 

参加してきました(2週間前)

初冬の長瀞を駆ける

長瀞アルプストレイルレース

 

 

完全にロード走るの飽きたんで山岳編はじめてみました!みたいな某自転車漫画の展開と意図せず同じ感じになってしまいましたが、

それだけではありません。

 

 

ラソンでここ(フル3時間6分)からさらに”上”に行くためには足腰の筋力アップが必須と少しだけ真面目に考えた結果でもあります。

 

つーか長距離を単調に走るの嫌いなんですよね。

嫌いな練習続けても楽しくないんで、好きな練習で効果的なものを探すスタイルですな。

 

 

あー

冬はやく終わんーねかなー

 

寒いの嫌いだわー

 

 

 

 

まあそんな感じでやる気なくスタートで(おい)

 

 

◼︎スタート

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コースは公式15km...ただ手元の測定で14kmないんで、これってもしかして斜度を考慮した沿面距離なのかな?

 

とりあえず目標設定について

 

昨年(2018年)優勝タイムは1時間7分らしいが、このタイムはたぶん野生のイノシシかなんかに間違えてGPSがついちゃったレベルのありえない速さなのでスルーするとして

 

(だって登り階段やくだりの崖さえある山の中を4:45/kmで走るんですよ??ヤバくないですか???)

 

リザルトの1ページ目に載りたいという理由で1時間30分を目標に。これがだいたい上位10%くらいで女子の優勝タイムもこれくらい。

 

 

スタートラインに並ぶと、先頭にはトレイルなのに寒空の下めちゃくちゃ軽装なグラサンかけたガチ勢グループを発見。

 

 

ほぅ...やるやんけ...

 

 

と勝手にライバル視していましたが、スタートの号砲が鳴った10秒後には置き去りにされました。

 

 

ジュニアの部の1位の子も箱根駅伝の選手みたいな格好してたんで、みんな格好から入る感じなのだろうか。

 

 

というかスタートシーンは写真撮影されており、来年のトップ画像?に反映されるため開幕ダッシュするアホがめちゃくちゃいるんで気をつけてください。

 

僕も写ろうと思ってましたが、普通に置いてかれて悔しかったです。怒

 

 

さあ、スタートするといきなりめちゃくちゃ急な下り坂。

体感的にはキロ3分出ます。

というかパンピーは脚が回らないと思います。

 

 

トレラン開始1ヶ月僕

「あー

素人はねー

くだりの激坂をブレーキかけながら走ってるんですがそれじゃダメなんですよねー」

 

 

恐怖を捨てろ  前を見ろ

 


進め  決して立ち止まるな

 


退けば老いるぞ――

 


臆せば死ぬぞ―――

 


叫べ!!

 


我が名は―――

 


『斬月ッ』――!!!!

 

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って、感じで僕は下りを走ってます。

 

 

 

・・・真似しない方がいいと思います(いろんな意味で

 

 

 

くだり終わってはじめの神社を横目に過ぎるとロードの登り区間(路面凸凹だけど)

 

 

自分の戦略的にはロードは全力で駆け上がります。

 

もうハアハアいってます。

 

 

う〜ん

運動をして息を切らせているときだけ生きてるって実感できますよねー(真波くんリスペクト

 

まあロードで息は切れるんですが、このコースは3kmくらいで本格的な山道に入るんですが、トレイル区間に入っちゃえば呼吸は自然と整うんですよね。

 

山道ってそんな飛ばせないし。

 

 

できればトレイル入るまでに心拍をちょうど使い切る感覚にしてます。

 

モンハンとかでも敵の出現場所までRボタン押したまま走って、敵来るまでその場待機してスタミナ回復待つじゃないですか。

そんな感じですね。(どんな感じ

 

 

そして3kmくらいの初めの給水所(本格トレイル区間スタート地点)までのタイムが19分くらいでしたかね。

19分間無酸素走です(嘘です

 

 

山道に入るとジョグに切り替え、ここで心拍を整える。森の中を進むんで、木々の光合成により気持ち酸素多めですぐ落ち着けると思います、ハイ。

 

そして平地及びちょい登りくらいまでは出来るだけ走る。

 

 

そしてこの山道こそトレイルランの醍醐味。

自然との一体感はもちろん、自分の持つあらゆる能力を駆使して進まなければならない。

 

走るコースは飛び石あり、木の根ありの不整地の極みなので、瞬間瞬間で次の一歩をどこに踏み出すかをコンマ数秒毎に判断していかなければならない。

 

 

自分は走ってると暑いので半袖にノー手袋という舐めた格好をしており、転べば一発死である。

いわば残機ゼロのマリオでタイムトライアルですね(白目

 

 

トレラン開始1ヶ月僕

「あらゆる角度からの地面の障害物にも最短で体勢を立て直し 次の一歩を踏み出さなければならない。


 着地箇所の選択を誤れば、次なる一歩を繰り出すまでの間もなく、転倒することになるだろう。


気を抜けば無事ゴールするその前に


転倒し、四肢もがれ勝負が決するという事・・・!!


正確無比に
最善手を打ち続けるしかない根気の勝負・・・!!」

 

 

とかカッコよく書きましたが、そこそこのスピードで走ってると普通に転びそうになります。

 

ちなみに練習のときに一度転び、木の枝が手に突き刺ささりそうになったので、

 

 

 

トレランって危ないよね(真顔)

 

 

 

レースに戻り、方向感覚など全くわからず、ただ矢印看板に従い進んでいくと、下り崖ゾーンに。

 

たぶん斜度60%くらいあるんやなかろうか。

 

 

ここの進み方だけはマジでよくわからん。

 

 

足の接地時間を短く、小刻みに、両の手でバランスをとり、ジェットコースターのように駆け下りるっていうのは頭ではわかるんですよ。

 

 

ただね、そんなのムリくない?

 

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あの馬で崖を駆け下りる話で有名な一ノ谷の戦いってあるじゃないですか。

 

源義経ってとんだキチガイ野郎だと思いますわ。

 

 

 

なんか速そうな人にもアドバイス聞いてみたんですが

 

 

ぴょんぴょーんって飛び跳ねればいいんだよ〜^q^マジキチスマイル

 

 

って言ってました。

 

 

この人たちは恐怖を母体に置いてきちゃったのかな?

 

 

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まあ下り崖は作戦名『いのちをだいじに』でなんとかクリアし、周回の証である輪ゴムを手渡される中間ポイントにたどり着く。

だいたいここまで35分くらいか。

 

少し進んで6.5kmくらいのところで『ちょうど距離半分くらいで目標タイム折り返しの42分半かー』となった覚えがあるのでたぶんそれくらい。

 

そして輪ゴムポイントを過ぎると、地獄の階段ゾーン。

 

自分は脚になるべく負担がかからないよう富士登山競走の教訓を生かして、手を膝に置きパワーウォークを使って進んだんだが、たぶんこの15kmくらいのレースなら脚をいわす前に走り切れたと思うので、足腰に自信がある人は階段は駆け上がった方がいいんではなかろうか。

 

 

なんか弱ペダの手嶋先輩が、

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なあ杉本

階段は一歩一歩登った方が結果的に早く着くんだぞ

 

的なこと言ってたんですが、

アレですね。

 

 

普通に抜かされまくりました。

走った方がそりゃ速いですわ。

 

 

 

その後、山を周回し、はじめの給水所まで戻り、再びロード区間を経て、地獄の200階段ゾーンへ。

 

タイムはロードから再度トレイル入るところで1時間ジャストくらいでした。

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↑ここね。

 

 

手嶋先輩の亡霊を振り切り、階段をパワーウォークならぬパワークライムでゴリ押しして進み、無事山頂へ。

 

 

それから、やけに長い砂利道の下り坂をノンストップでスタート地点の駐車場まで駆け下りる。

 

 

駐車場の折り返し地点につくと、ガキんちょ達が

 

『がんばえ〜^q^』

 

とか応援してくれるのでここは最大限苦しいが痩せ我慢スマイルで爽やかに対応。

 

ここで手元の時計をチラ見すると1時間20分。

 

 

あと10分で周回してこれるかな?

 

 

などと思いつつ、前の人に着いていく。

 

 

 

あ、そう。

トレイルランって基本的に道が狭いんで、前の人はだいたい固定なんですよね。

 

で、くだりで離されたり、登りで追いついたりすると、自分が登りくだりのどっちが得意かがなんとなくわかってきます。

 

ちなみに僕はどっちも苦手みたいです。

 

自分は、前の人が歩いているところで走って距離をつめるというスポ根スタイルですね。

 

 

野球場を過ぎ、勝負はいよいよラスト心臓破りの激坂ロード区間

 

 

前にいる人を抜こうとゼェハァ言いながら駆け上がるも、届かずそのままゴール。

 

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なんかゴールした後に前の人に握手求められたんだが、こっちはね、負けてるんでね。

 

あー気持よかったーとか言ってたけど

 

僕は気持ちよくはないよね。(正直者スタイル

 

 

最後踏ん張れんかったかー

 

 

ゴールして20秒後くらいには完走証受け取れるんで、記録を確認してみると

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1時間30分59秒。

 

あー1時間半切れんかったー

 

階段で歩いたところ走ってれば1分くらい縮められたか?

 

 

うわー

手嶋先輩のせいだわー(責任転嫁

 

 

つーか406人中このタイムで42位かー

 

途中歩いたりしててもこの順位ってことはガチれば結構いけるか?

 

と思ったのも束の間、1位のタイムが1時間5分と聞き、そそくさと立ち去ることに。

 

 

 

結果は振るわなかったが

つーかトレイル練習したの3,4回だけだし(震え)

なんとなくトレイルランってのがわかってきて、たぶんこれやってればサブスリーに必要な足腰は手に入ると思う。たぶん。

 

 

来年またガチでフルマラソン挑戦する前に練習の一環としてやってみようと思う。

 

 

★使用機材

Salomon SENSE ESCAPE 2

8000円くらい?のトレランシューズ

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サロモン?のシューズの靴ひも部分はクイックリリースという独自の仕様になっており、締めたり緩めたりが簡易にできる...らしい。

自分は靴ひもをうまく蝶々結びができないドジっ子なので結構ありがたかったりする。

 

 

 

あー

なんか書きかけっぽくなってるけどこれで終わりで。

 

なんとか年内に書けてよかった。

 

寒いと全てのやる気が奪われますよね。

 

春まで冬眠しますので起こさないでくださいzzz

 

 

 

おわり。