【2018ハルヒル-02】驕れる者久しからず
タイトルはかの有名な平家物語の冒頭から引用させていただいた。
ちなみに一文全て書き出すと
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
と続く。
学生時代に国語が得意でなかった方向けに丁寧に説明すると、
これは反映を極めた平安貴族の平家が、戦乱により陥落しはじめ、新たに台頭してきた武士たち源氏による人間模様を描き出した軍記物語であり、この一文は『自分の地位や権利を笠に着る者は、そう遠くない将来に凋落するだろう』ということを意味するものである。
...何が言いたいか
...そう
私にも残念ながら自分に驕りや慢心があったことに気づかされたのだった
振り返ること約半年前...
実は私は今シーズンが始まる前に新車を購入していた。
それがMérida スクルトゥーラ9000
メリダ -MERIDA- | ラインナップ | ロードバイク | SCULTURA 9000-E
スペックの詳細は上記リンクを適当に見てほしいが、簡単に説明すると、
コンポにSRAM RED eTap(無線電動式)を採用し、重量わずかに6.04kg、世界最軽量級の超軽量フラッグシップオールラウンダーというこれ以上ない山岳決戦用のロードバイクなのである。
私はこれを赤城山ヒルクライムが終わるまで秘密兵器として隠し、赤城が終わったらドヤ顔でブログにあげるつもりであった。
ただ前回のブログ記事の最後に思いっきり出てるのは内緒だよ😉
では、なぜここで、それもハルヒル前に取り上げたのか
それは冒頭書いたように私が自分の驕り・慢心に気がついたからだ
きっかけは練習日誌
データ好きでマメな私はExcelを駆使し、毎回の練習のデータとその時のコンディション等を事細かに記している。
というかデータを分析するのが好きだから、それを楽しみにロードバイクで苦しい思いを我慢している(できる)といえる。
今年も一度、前回の記事にあげたように〝はるなさん〟に登ったので久方ぶりにExcelを開いてみたのである。
そして
そういえば去年どんな感じだったべか〜
と思い、去年の練習日誌をみて愕然とした。。。
めっちゃやる気あるやん、去年
去年が初ハルヒルだったとはいえ、7回くらい登ってるし、「タイムが縮まず悔しい」とか「この坂をシッティングで登りきるのが課題」とかめちゃくちゃ書いてある。
私はふと思った。
2018年・・・今年はどうだろうか。
ゴールデンウィーク(ハルヒル3週間前)から練習を開始するという舐めプレイに、サイクリング気分のヒルクライム。
抜けている・・・
呆けている・・・
堕落している・・・
いつからだ…?
後ろから抜かされたとき、少しも張り付くことなく、その背を遠目に見送るようになったのは
一体いつからだ
STRAVAで大して良い記録も出していないながら、お世辞の『スゴイ』ボタンを押してくるのに
間を置かず、応えられる様になったのは?
そんなんじゃねェだろ!!
オレが求めた〝ロードの極み〟は!!!
敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事!!
身を削り、全てを絞り出し、
一分一秒でも早くゴールにこのジャージを叩き込むことだろうが!!!!!
感謝するぜ、お前(ロードバイク )と出会えたこれまでの全てに!!
5月15日(火)
ハルヒル前最終練習
16.1㎞(計測距離14.7㎞)
記録:55分20秒
いや、完全に53分台とか出す流れだったんですけど、途中2,3回工事とかしてて足止めくらったんすよ〜
しゃーないwしゃーないw
切り替えていこーwww