最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記

赤城ヒルクライムを舞台に行われる最強のブログです

【2017たかはらやまトライアスロン本番】涙の数だけ強くなれるよ

 

前回までのおさらい

 

予想(目標)タイムは下記のとおり。

★スイム★ 1.5km 30分

★バイク★ 40km   1時間30分

★ラン★  10km 55分

合計2時間55分(3時間切り)

 

 

では

灼熱のたかはらやまトライアスロンのはじまりだぁあああ!!!!!

 


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(曇りだったけどね...)

 

 

 

 

【スイム】

50mプールを6本×5セット

つまり50×6×5=1500m

 

 

はじめてのとらいあすろん。

 

不思議と緊張はしなかった。。

 

 

「50mとはいえプールとか楽勝だろ!」

 

 

開始してはじめの100m...

 

 

 

お、溺れる・・・

 

コポォ・・・

 

 

 

まず呼吸ができない。

 

前半後半に分けているとはいえ150人が生み出すビッグウェーブ

 

一度呼吸しようとして水飲み込んでしまいましたわぁ・・・

 

 

また自分はロードバイク(一応トライアスロン用らしいけど...)の下のズボンで泳いでいたので、水の抵抗MAXでした。

 

壁を蹴って勢いよく進もうとすると、お尻がめくれてコンニチワしそうだったので勢いもつけられず、25mプールを競泳水着で泳いでいたときの練習の勢いには遠くおよびません。

 

 

てか、試しとかないとダメだよね、うん。

 

ってスイムの薄れゆく意識のなか思いました。

 

 

そして、スイムという名の水中格闘技

 

早い人は遅い人を押しのけても前にいきたいため、水面下は乱打戦となります。

 

今回泳ぎはあんまり速くなかったですが、あたり負けは皆無であり、高校時代鍛えた水球でのポジション取りのうまさがトライアスロンでこんなにも活きるとは思いませんでした。

 

 

しかし、1500mは長すぎましたね。

 

半ば溺れながらなんとかクリア。

 

 

5周するので、周回を数える用に輪ゴムがあるのですが(5つ腕につけて1周したら1つずつ取っていく)、始まる前は

 

 

 

5周も数えられないとかどんだけだよwww

 

 

とか思ってましたが、フツーに必要ですね。

苦しすぎてワケわかんなくなりました。

 

というか輪ゴムつけてたのに、

「あれ?これ5つ目の輪ゴム外したら終わり?それとも最終周回でもう1周まわるのか?」

とパニック状態であり、5秒くらいロスしました。

 

 

結局スイムの結果は31分01秒。

全体の89位/248人で次のバイクパートへと進みます。

ちなみにスタートは43番だったのでめちゃくちゃ遅いですね。

 

後ろの人、ごめん。

 

 

 

【バイクトランジット】

 

 

スイムからバイクに移るにあたってトランジット(乗り換え)。

 

周りの人の見よう見まねでとりあえず準備しておいたバイクグッズを素早く身につけ、いざ出発。

 

 

トライアスロンとは別名〝早着替え競争〟

 

この着替えの時間(スイム→バイク及びバイ→ランの着替え時間)もバイクに含まれるため、キビキビと動かねばなりません。

 

 

しかし、濡れた足で靴下を履くのが至難の業。

裸足のまま専用の靴でロードバイク乗ってる人いましたが、賢いと思いました。

 

上着は着るときに胸側のナンバーゼッケンがとれちゃいましたが、素早く補修。

 

おそらく一分ほどで旅立てたと思います。

 

 

 

【バイク】

 ダムまでの山道10kmを2往復

 

 

バイクに乗ってまずはじめに思ったこと。

 

 

 

スイムのあとのバイクめちゃくちゃキツい。

 

 

 

まず呼吸が整わない。

体がだるい。

 

トランジット休憩は気休めでした。

 

 

 

しかし、富士ヒルシルバーランカーとして泣き言も言ってられないので、とりあえず全力ペダリング

 

パンフレットにはバイクはアップダウンありと書いてあったのでビビってたのですが、多少坂は部分的にあるものの思いのほか平地も多く、そこまでヒルクライムといった感じではありませんでした。

 

 

呼吸が整ってきた2週目あたりで次のランへの秘密兵器と背中に忍ばせておいたジェルを食そうとしましたが、内臓が受けつけず、吐きそうになりました。

 

 

終わった今だからわかるのですが、バイクは飛ばしすぎてはダメですね。

自分は辛い(苦手な)スイムが終わり、バイクが始まった瞬間、

 

 

 

ヒャッホゥウウウ!!!!!

 

 

 

 

って感じで飛ばしまくり、事実多くの人を抜き去りまくりましたが、このバイクパートをほどほどにしておかないと、最後のランで地獄を見ることに。。。

 

 

バイクは前後のトランジット含めて1時間19分40秒

 

バイクラップは26位/248人と好成績ですな!

 

 

 

【ラントランジット】

 

 

バイクからランへ乗り換え。

 

靴を履きかえ、ソッコー出発しただけなので30秒ほどです。

 

周りをチラッと見ると、着替える人もいたり、飲み物一気飲みする人もいたりとこの辺は戦略なんだな、と思いました。

 

 

初心者の私はそんなこと全然わからないので常に今出せる全力でいく、というスポ根スタイルですね。

 

 

【ラン】

山から市街地方面へアップダウン5knを2往復

 

 

さあスイム、バイクと終わり、最後のランは快調に飛ばすぜ!!

 

 

とはならず、

 

 

 

ハッハッハッ...

 

 

ハッハッハッ...

 

 

ハッハッハッ...

 

 

ハッハッハッ...

 

 

 

と死にそうな顔しながら走ってました。

 

 

まず走り始め、

 

呼吸がうまくできない。

足が重い。

お腹タポタポ。

下腹部が痛い。

 

 

ここから10km!?

 

アホかっ!!?

 

 

というかこの上り下りのコースにしたヤツ出てこい!!

 

と、そんな怒りさえ満身創痍でかき消され、

 

 

 

辛い。

 

やめたい。

 

死にたい。

 

 

 

とか、思ってました。

 

 

フツーにリタイアあるかもとかも思いました。

 

 

それでもトロトロと進んではいました。

 

もちろん、途中何回か立ち止まったり、歩いたりもしました。

 

あの場で立ち止まることを責められる人は誰もいないと思います、ハイ。

 

 

 

体はつらいのですが、感動したことがひとつ。

何分わたくし今までマラソン大会とかの類いに出たことなかったので、走りながら補給を受け取るといった経験がこのトライアスロンが初めてであり、ちょっとだけテンション上がりました。

 

しかし、毎補給ポイントごとに水とかポカリとか受け取っていたのでお腹がさらにタポタポになりました。

 

皆さんも初めての人はテンションがあがっちゃうと思いますが、補給の受け取りすぎには気をつけてください。

 

 

 

タラタラ走りながらなんとか残り1km。

 

ここまで全体的にはつらかったのですが、ゴールまで残りわずかとなると

 

 

「ああ・・・もう終わっちゃうのか。なんか寂しいな・・・」

 

 

 

 

「まあ苦しかったけどちょっと楽しかったな・・・」

 

 

 

 

「あーあ・・・」

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

 

 

 

「いやラスト1kmなげぇーよ!!」

 

 

 

 

そして感動のフィナーレ。

 

それまで死にそうに走っていた(歩いていた)のですが、ゴールが見えると頑張れてしまうのが人間の凄いところですね。

 

 

頭の中では『TOMORROW♪』鳴りまくりです。

 

 

前に人が見えたこともあり、全力疾走、その後ウイニングポーズでゴールしました。

 

 

ランの記録は58分13秒

全体の125位/248人

 

大健闘ですね!!!

 

 

 

 

3種目全て合わせた総合の記録は

2時間48分54秒!!

順位は56位/248人!!!

 

 

 

バイクとランにアップダウンがあるのでなかなかのタイムじゃないですか?

冒頭にかいたガバガバの目標設定タイムより早いですし。

 

 

え?

なんか凄いわかりにくい順位だと?

 

 

ゴホン...

 

 

えー、分かりやすくいうと...

 

 

 

まず20代の年代別で12位です。

 

 

 

そして都道府県別集計の群馬県では3位

 

 

 

これで私がいかに凄いかが伝わったと思います。

 

ちなみにそれぞれの母数は内緒です。

 

 

か、数えるのめんどくさいし!!

 

 

 

 

 

なんとか完走しましたが、昼食で出てきたカツカレーで無事死亡。

 

 

いやこんなめちゃくちゃ運動した後にカツ食えないよね。

 

 

ロードバイク含めてはじめて300人規模くらいの大会出てみて、アットホームな雰囲気でヨカッタデスネ(いつものセリフ

 

プールはめっちゃ人多くてカオスでしたが、、、

 

 

 

 

これで佐渡トライアスロンの参加条件であるオリンピックディスタンスのトライアスロンをクリアー。

 

 

よし!!

来年は佐渡トライアスロンに・・・!!!

 

 

 

 

出ますぇん。

 

 

 

 

 

私かなりポジティブシンキングで楽観主義者なのですが、

 

 

 

いやねトライアスロンねコレね

 

 

 

想像以上にしんどいのよぉ~

 

 

 

佐渡ってこの4倍の距離でしょ・・・

 

 

 

 

 

とりあえず来年の佐渡トライアスロンの出場については前向きに検討させていただきます

 

 

うん、「検討」しとくからね!!!

(出るとは言っていない、マジで)

 

 

 

 

トライアスロンやるときは個別の種目の練習はもちろんだけど、

スイム→バイク、バイク→ランとか種目を続けてやる練習しないとダメですね。

戒めとして最後にここに記しておきたいと思いまふ。


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