【2018ハルヒル-本番】神に誓うな、己に誓え
たまにはいきなり結果から
2018年 ハルヒル
榛名湖コース
51分3秒
うわっ・・・私のタイム、遅すぎ・・・?
※昨年50分22秒
もうため息しか出ないですね
ずっと後悔しかないです。
マジう◯こです。
ハルヒルを5日前に意識改革
を行なったが、
時すでにお寿司
本番では結果を出せなかった
(目標は50分切りであった)
しかしですよ
去年は目標48分に対して50分22秒でした(目標達成していないのは置いといて)が、その3週間後の富士ヒルクライムでは市民ロードバイカーのステータスであるシルバーリングを見事GET致しました。
つまりですよ?
ハルヒルと相性悪いだけなんじゃね?
と無理やり納得。
終わったことをいつまでも悔やんでいても仕方ないので、今年もなぜか申し込んでしまった富士ヒルクライムに向けて頑張りたいと思います。
ただ、
何コイツw
ブログの更新遅いだけじゃなくてタイムも遅いのかよwww
といういわれのない誹謗中傷を受けるのは本意ではないので、今回の反省点(という名の言い訳)を思いつく限り挙げたいと思います。
①圧倒的練習不足
真面目に練習したの3回くらいじゃないですか?
やべーわー
いやー俺全然練習してねーわー
②圧倒的体重過多
と思いきや65kgって...あれ去年と同じじゃね?
昨年のベストは59kg
ちなみに去年はハルヒルから富士ヒルまでの3週間で65kg→61kgへと減量に成功している。
③会場まで自走(30km)
唐突だけど
俺ロングライド苦手なんだよね!
④サドルが低い
実は買ってからずっと今まで調整すんの忘れてました...
これは言い訳ポイント高めじゃないですか〜
⑤完成車についてきたタイヤがそこまでいいものではなかった
でもそれで完成車6.04kgって逆に凄くね!?
ちなみに上位入賞者の方が私と同じロードバイクだったとか・・・
ダメなの俺じゃん!
⑥初心者ゴールまでが遅すぎ
昨年16分台
今年17分台
ただ始めからいっぱいだった感はある
そして電動無線コンポでいくらフロントが切り替えしやすくなったからってフロントで変速しすぎた気もする
いやでも電動コンポのフロントディレイラー のウィ〜ンっていう動作音カッコよくね!?
ハルハルは起伏に富んだコースであり、最適なギアの見極め・・・つまり、ギアマネージメントが大切なのである
私はギアチェンジが苦手なんだな、うん
ただ、後半(激坂含む)部分はむしろ去年より早くなっており、これは大きな成果である
⑦最後の最後サイコンを見なかった
これは今でも悔やまれる
実はどうせ50分切れないと途中であきらめてサイコンを見ないようにしていた(現実逃避)
今回の記録51分3秒だがあと3秒早ければ50分台である。
3秒くらい頑張るから言ってよ〜
ちなみにカイジでは帝愛の会長:兵藤との闘いにおいて、最後の最後考えることをやめて、神に祈ってしまい、その代償として左手の指4本を失っている。
ククク・・・
お前命拾いしたな・・・
まとめ
ゴールデンウィークからロードバイクの練習を始めてもハルヒル50分切り間に合う説
結論:ちゃんと前々から練習しましょう
ハルヒルは春先に行われる大会
そう
冬頑張った人が報われるべきものなのである
さて私もローラーでもやりはじめますかね・・・
【2018ハルヒル-02】驕れる者久しからず
タイトルはかの有名な平家物語の冒頭から引用させていただいた。
ちなみに一文全て書き出すと
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
と続く。
学生時代に国語が得意でなかった方向けに丁寧に説明すると、
これは反映を極めた平安貴族の平家が、戦乱により陥落しはじめ、新たに台頭してきた武士たち源氏による人間模様を描き出した軍記物語であり、この一文は『自分の地位や権利を笠に着る者は、そう遠くない将来に凋落するだろう』ということを意味するものである。
...何が言いたいか
...そう
私にも残念ながら自分に驕りや慢心があったことに気づかされたのだった
振り返ること約半年前...
実は私は今シーズンが始まる前に新車を購入していた。
それがMérida スクルトゥーラ9000
メリダ -MERIDA- | ラインナップ | ロードバイク | SCULTURA 9000-E
スペックの詳細は上記リンクを適当に見てほしいが、簡単に説明すると、
コンポにSRAM RED eTap(無線電動式)を採用し、重量わずかに6.04kg、世界最軽量級の超軽量フラッグシップオールラウンダーというこれ以上ない山岳決戦用のロードバイクなのである。
私はこれを赤城山ヒルクライムが終わるまで秘密兵器として隠し、赤城が終わったらドヤ顔でブログにあげるつもりであった。
ただ前回のブログ記事の最後に思いっきり出てるのは内緒だよ😉
では、なぜここで、それもハルヒル前に取り上げたのか
それは冒頭書いたように私が自分の驕り・慢心に気がついたからだ
きっかけは練習日誌
データ好きでマメな私はExcelを駆使し、毎回の練習のデータとその時のコンディション等を事細かに記している。
というかデータを分析するのが好きだから、それを楽しみにロードバイクで苦しい思いを我慢している(できる)といえる。
今年も一度、前回の記事にあげたように〝はるなさん〟に登ったので久方ぶりにExcelを開いてみたのである。
そして
そういえば去年どんな感じだったべか〜
と思い、去年の練習日誌をみて愕然とした。。。
めっちゃやる気あるやん、去年
去年が初ハルヒルだったとはいえ、7回くらい登ってるし、「タイムが縮まず悔しい」とか「この坂をシッティングで登りきるのが課題」とかめちゃくちゃ書いてある。
私はふと思った。
2018年・・・今年はどうだろうか。
ゴールデンウィーク(ハルヒル3週間前)から練習を開始するという舐めプレイに、サイクリング気分のヒルクライム。
抜けている・・・
呆けている・・・
堕落している・・・
いつからだ…?
後ろから抜かされたとき、少しも張り付くことなく、その背を遠目に見送るようになったのは
一体いつからだ
STRAVAで大して良い記録も出していないながら、お世辞の『スゴイ』ボタンを押してくるのに
間を置かず、応えられる様になったのは?
そんなんじゃねェだろ!!
オレが求めた〝ロードの極み〟は!!!
敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事!!
身を削り、全てを絞り出し、
一分一秒でも早くゴールにこのジャージを叩き込むことだろうが!!!!!
感謝するぜ、お前(ロードバイク )と出会えたこれまでの全てに!!
5月15日(火)
ハルヒル前最終練習
16.1㎞(計測距離14.7㎞)
記録:55分20秒
いや、完全に53分台とか出す流れだったんですけど、途中2,3回工事とかしてて足止めくらったんすよ〜
しゃーないwしゃーないw
切り替えていこーwww
【2018ハルヒル-01】〝はる〟の名のつく山登り
はじめましての方ははじめまして。
またの方はいらっしゃい。
どうも最近ブログ記事が長くなり、更新が億劫になっております。
今シーズンは記事を短くをモットーにいきたいと思います。
そうそう!そういえば
〝はるなやま〟って入れてもiPhoneが漢字変換してくれなくて、赤城山(〝あかぎやま〟)よりマイナーじゃんwとか思ってたけど、正しくは〝はるなさん〟なんだね!
きよしこのよる(きよし、この夜/きよしこ、の夜)以来の大発見をしてしまいましたね!!!
・・・ってか
こういうこと書いてるから文章と行間が多くなっちゃうんだよね!!
でも好きだからやめられないよね!!!
↓↓↓前置き終わり↓↓↓
さあ今年もハルヒルの季節ですね!
私は4月下旬に怪我をおして強行出場したシティマラソン(10km)のせいでコンディションは最悪です。
怪我していなくても今年はそんなに練習してないけどね
ということで、今回のお題はこちら
ゴールデンウィークからロードバイクの練習を始めてもハルヒル50分切り間に合う説
そう!この説を立証するためにわざとゴールデンウィークまで練習しなかったわけですね!!
ということでゴールデンウィーク初日(4/28)自分自身の立ち位置を知るために地元・赤城山にレッツ&ゴー!!...懐かしい
コース全長20.8km
平均斜度6%
4月28日(土) 天気:晴れ
結果:1時間57分
・・・え?
ひとつ、ハルヒルの練習をするにあたって私は自分にある制約を課している
それは赤城山で1時間30分を切ったら榛名山での練習を開始すること
確か去年は4月中旬には赤城山を1時間24分で走れていた気がする
【2017準備編】夜明け - 最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記
・・・遅くね?
・・・てかヤバくね?
今年6月の富士ヒルも申し込んじゃったんだけど・・・
何かの間違いと思い翌日も登ってみることに
コース全長20.8km
平均斜度6%
4月29日(土) 天気:晴れ
結果:一杯清水(ゴール2km手前)リタイア※シティマラソンの際に負傷した膝の痛みによる
・・・えw
・・・わたくし本番でもリアルに一杯清水でリタイアしたことあるんですけどwww
※2015年 DNF
ちなみに一杯清水まで1時間44分
うん、コレ頂上まで2時間コースだね!!
本格的にヤバいと思い、次に向けて全力で温存
今泉くんの「おいおい温存は全力でするもんじゃないぜ」ってセリフのやりとりのとこ好きです
コース全長20.8km
平均斜度6%
5月2日(水) 天気:晴れ
結果:1時間31分
流石オレ。
しかし、力を取り戻したかにみえたが、榛名山への入山資格(Myルール:赤城山1時間30分切り)にわずかに足りない。
コース全長20.8km
平均斜度6%
5月4日(金) 天気:晴れ
結果:1時間30分...30秒くらい
ぬぉおおおおお
まじかぁあああああ
最後踏ん張れなかった...
コース全長20.8km
平均斜度6%
5月6日(日) 天気:晴れ
結果:1時間29分...59秒!!
うん、1時間半切りとか余裕だよね
というか59秒とかって絶対気持ち早めにサイコン止めてる気がするよね!!
そして翌週(ハルヒル前週←えw)、
ついに満を持してハルヒル練習デビュー
ハルヒルコース
コース全長15.1km
平均斜度6%
5月12日(土) 天気:晴れ
結果:58分
うん、順当だね!!
赤城山で1時間半切ったらこんなもんだよね!!
マズい。。。
去年はゴールデンウィーク中に53分台とか記録してたのに。。。
ちなみに、去年はそれでも本番50分22秒で50分切り届かなかったんだよな・・・
ゴールデンウィークからロードバイクの練習を始めてもハルヒル50分切り間に合う説
今のところかなり怪しいです。。。
【2018CM】前橋渋川シティマラソン〜当日編〜
⚪︎これまでのあらすじ⚪︎
2日前の試走で完全に膝が痛いことを把握していたが、謎の使命感によりシティマラソン(10km)出場へ
「オレは今なんだよ‼︎」
※良い子のみんなは怪我してるときはレースに出るのはやめようね!
〝キロ6分ペースならいける・・・〟
膝に爆弾を抱えながらも謎の自信により強行出場へ。
今(※5月)になって思うんですが、怪我していたら(というか少しでもおかしな部分があったら)本当に辞めた方がいいですね。
まず良い記録が出るわけないですし、下手したら怪我が長引いて大事なシーズンを棒にふることだってあるわけですから。
というわけで当日の心境の変遷を簡単に。
◯スタート前
うひょ〜初めてのシティマラソンとかテンション上がるわ〜
◯スタート
スタート位置が後ろ過ぎて前にいけない・・・
◯1km地点
いけるかもしれん
◯2km地点
膝痛いかもしれん
◯3km地点
いけないかもしれん
・
・
・
・
・
◯7km地点
膝痛過ぎヤバス。
走るのをやめて歩こう。
そう、私は7km過ぎで走るのをやめた。
しかし今思うと、この〝歩く〟という決断は色々やらかしまくっている中で唯一の英断であったといえるであろう。
ただ、この『歩く』ということは強がりな私にとってなかなか屈辱的な行為であった。
若いキャピキャピした女の子はもちろん、言葉は悪いが汗だくのオッサンやらにも抜かれたりする。
私は大事な国際マラソンのレース中に過酷な練習で自分を追い込みすぎ、半腱様筋を怪我した選手が無念にも立ち止まる姿を完コピし、自身の精神を何とか保っていた。
くそ・・・
なんで・・・
動かないんだよ・・・この脚・・・
俺はまだ走れるのに・・・
茂木ィイイイ!!!
え〜ぶりで〜♪
あいりっすんとぅまいは〜♪
ひーとりじゃーなーいーwww♪
と、まあ、言い訳はともかくとして
ここでカスみたいなプライド捨てておいて良かった・・・
マジで。
おかげでシティマラソン終わった後に5月中旬のハルヒルに向けてロードバイクの練習できるわけですからね。
レースに戻り、
完全にお散歩しながら歩き続けること数十分・・・
灼熱のアスファルト(この日最高気温30.5度だったらしい)にも負けず、颯爽と(歩きながら)ゴール。
記録は確か1時間16分くらい。
※言い訳がましいですが、昨年のトライアスロンの練習では10kmを最高48分とかで走っていた記憶があります
レース終了後、俺はこう思った。
こんな中途半端なタイムだして走るくらいなら出る意味ないじゃん!!
脚めっちゃ痛いし!!!
繰り返しになりますが、皆さんはくれぐれも無理をしないようにしてください。
それでは次回11月の県民マラソンでお会いしましょう!!!
フルマラソン初挑戦だけどまた10月から練習すればサブ4とか余裕っしょwwwww
to be continued...?
【2018CM】前橋渋川シティマラソン〜準備編〜
今シーズン2018年はシティマラソン(いわゆる前渋マラソン;4/22開催)に出ようということで、ランニングからスタートしました。
もちろん出場距離は10kmだよね!!
フルマラソンとか死んじゃうよね!!!
なぜシティマラソンにしたかというと3月からロードバイクの練習をすると寒いから。
マラソンなら多少は寒くても...ねぇ。
ということで、遡ること
2018年1月1日...
...午前5時!!
1人の男がデポの前にいた。
目的はズバリ〝福袋〟
そして目当ては〝アンダーアーマー〟のランニング用品である。
そう、この限定20個のアンダーアーマー福袋の争奪戦こそが2018年の第1レースといえるであろう。
福袋常連の雰囲気をムンムンとかもしだしてる全身(靴も)アンダーアーマーを着込んだダンディーなオジサンたち(←もうアンダーアーマー必要なくね?と素朴な疑問を持ちました)をさらりとかわし、無事GETしてやりましたわぁ
(価格は1万円で中身はランニング服上下、手袋、靴下、パーカーだったかな?)
そして恒例の
前置きがめんどくさくなってきたので
当日までの練習結果をば。
3/12
10km走 54分47秒
5:28分/km
◯走り初め。このタイムが最高タイムになるとは知る由もない。
3/14
3km走 20分14秒
6:32分/km
◯この時点で10km練習で走ることを挫折している気がする。。
4/3
10km走 58分37秒
5:50分/km
◯た、たぶんジョギングの調整だろ
4/14
7.6km走 (←えw) 42分53秒
5:38分/km
◯調子に乗り、サイクリングロードを爆走。腸脛靱帯炎(いわゆるランナー膝)を発症。膝痛すぎワロス。大会1週間前に練習を1週間休もうと心に決める。
4/20
1.1km 8:02
7:11分/km
◯大会2日前に恐る恐る試走。
膝痛いままじゃねーか!!!
1kmで走れなくなる。
フフフ・・・
大会当日が色んな意味で楽しみだぜぇい・・・
さあどうでしょうか。この充実したランニングライフは!!
2日前にこのザマですが、当日はさてどうなる!?
【2018】シーズン始動!!
やってきました。
2018年。
3月に入り、ぼちぼち最高気温も15℃とかを超えはじめいよいよロードバイクシーズンの始まりですね!
冬場は今流行りのZwiftを5回ほど試し、直前のFTP計測(もちろん40分のshort.verだよね‼︎)では173w(体重66kg)を記録。
昨年9月の赤城ヒルクライム大会当日時点では250w(体重59kg)ほどあったFTPが跡形も無く消し去りましたね。
冬場は専らスプラトゥーン2やってましたからね...
(さりげなくS+ランク( ´Д`)y━・~~ドヤァ)
あーまたここ(173w)からあそこ(250w超)までもってくのめんどくセーな〜
と、思いつつ、
ロードバイク3年生として今年は結果が欲しいと思う今日この頃。
目指すは入賞...
頑張り次第では表彰台も狙えるかな...
いや、いけないな...これは〝欲〟だ...
とりあえず昨年中の実力を取り戻すため赤城山へ行きました。
車で。
いや、やる気がないわけじゃなくて
どこまで雪があるか心配だったんだってばよ!!
2017年のツールドフランスの第1ステージであのクリストファーフルームがレース前に濡れた路面状況を車で下見したのと同じ心境ですね、ハイ。
ということで、皆さ〜ん!3月10日時点で姫百合1.5km手前くらいまでは雪がほんの少し残ってるんで無理しないように!!
3/11(日)
旧料金所まで
31分41秒
NP(正規化されたパワー?)195w
最大心拍数207bpm
あ〜疲れるわ〜
追記.
3/12(月)
10kmランを実施
54分47秒
5:28/km
平均心拍数175bpm
最大心拍数188bpm
翌日体調を崩す
5kmとかから始めれば良かった...
トライアスリートの道のりは険しい...
【2017赤城HC本番】2017年総決算
赤城山ヒルクライムの本ブログを執筆する前に今シーズンの振り返りを簡単に。
【2017ハルヒル-本番】冠を戴く蒼き翼 - 最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記
目標:48分→本番:50分22秒
【目標達成ならず】
6/10 富士ヒルクライム
【2017富士ヒル本番】雄弁は銀、沈黙は金 - 最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記
目標:1時間15分→本番:1時間13分35秒
【目標達成】シルバーリングGET!!
8/6 たかはらやまトライアスロン※オマケ
【2017たかはらやまトライアスロン本番】涙の数だけ強くなれるよ - 最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記
目標:3時間→本番:2時間48分54秒
【目標達成】オマケなのに今シーズン1番キツかった・・・
8/27 マウンテンサイクリングin乗鞍
【乗鞍HC2017】日本最高峰 - 最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記
目標:1時間20分→本番:1時間16分14秒
【目標達成?】チャンピオンクラス出場権GET!!!→いや、出ないけどね!!
ということで、さあどうなる2017年第7回赤城山ヒルクライムのはじまりはじまり〜
あ、スマホなんていう文鎮は家に置いてきたんで(当たり前だよね)、写真は1枚もないけど、そこは豊富な語彙力でカバーしていきたいと思います。ハイ。
シーズンが始まる前に立てた2017年の最終目標が私が愛する赤城山で行われる赤城山ヒルクライムでの1時間10分切り。いわゆる60分台。
昨年1時間11分59秒とわずかに?及ばなかったこの記録。
(まあ、去年は諸事情により最終グループからの全区間単独走だったけどね!!)
【赤城HC-2016本番】決戦 - 最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記
これまでの試走での最高タイムは1時間14分56秒。一応、本格参戦した去年を含めても一番良いタイムである。
「先生〜!!本番で5分も早くなるものなんですか〜??」
あーいい質問だねー
本番は信号もノンストップだし、比較的勾配が緩やかな区間は集団での風避け効果もあったりするんで普通にやったら3〜4分は縮まるかね〜
そう・・・〝普通に〟やったらね・・・
9月24日(日)
午前6時50分
〜 第二グループレース開始15分前〜
あ〜やっと着いた〜
いや、おせーよ!!
家が近いから大丈夫だろという舐めプレイ。社長出勤ならぬマイヨジョーヌ出勤ですね。
そして既に第二グループの選手待機場所には長蛇の列が。
良いタイムには良いポジション。
わかってはいるのだけれども、こればっかりはどうしても。
だって何時間も待つのヒマなんだもん!!
と、無理やり自己肯定しながら待機列の最後尾の方にしれっと自転車を置きました。
そして(当たり前ですが)すぐにスタートのアナウンス
特に緊張とかはありません(嘘)
緊張するとか練習不足の証ですよね(大嘘)
あ〜
やっべ〜
オラ緊張してきただ〜
午前7時05分
〜第二グループレーススタート〜
300人超?が一斉にスタート。
自分のスタートポジションは
前
■■
■■
■■
■■
■□←自分
後
こんな感じ。
ただヒルクライムレースは前にどうしても行きたい人が必ずいるので、その人の後ろにピッタリとつき、計測開始地点までに一緒にポジションをあげます。
ハイ、いわゆるこれが無賃乗車(キセル)ですね。
お代は感謝の気持ちです(鼻くそホジホジ
午前7時10分
〜上細井交差点:計測開始地点〜
乗鞍ではガーミンのスタートボタンを押し忘れるという初歩的なミスを犯したので、ここはしっかりと押下。
ちなみにヒルクライムにおいてレース序盤はテンション上がって飛ばしすぎてしまうんで抑えて走るっていうのが鉄則である。
そんなの頭ではわかってる。
でも
このはやる気持ちは誰にも止められない!!
頂きは俺のものだぁあああ!!!
この感覚、好きですね。ハイ。
微妙に無理しつつ、ゆるりとポジションをあげます。
午前7時17分
〜富士見大鳥居(3.3km地点):計測開始後7分経過〜
ちょくちょく加速する人の後ろにつきながら集団でのポジションは(たぶん)全体の中ほどに。
集団の真後ろあたりに位置して走ると、本当に楽に進めます。しかも単独走より全然早い。
よく、ヒルクライムって大会に参加しなくても本番と同じコース走ればいいだけじゃん!とか言う人もいる気がしますが、この集団の一体感とか味わえないなんてもったいないですよね。
しかもアドレナリン出まくりますからね。
ただ、集団で進む(もしくはレースだから?)と勾配の変化に多少鈍くなる気がするので、試走の感覚を大事にこまめにギアチェンするよう心がけました。
赤城山は地元なので、ギアチェンをどうするかはもう完全に体が覚えてますね。
例えるならスーパーマリオの1ー1のステージを画面見なくてもクリアできるくらいやりこんでる感じですね。
ハイ。
ちなみに自分はこの鳥居過ぎた次の坂あたりでもうインナーに入れてしまってます。
結構好み分かれますよね。
午前7時22分
〜畜産試験場(5.6km地点):計測開始後12分経過〜
ここら辺でポジションは全体の中でいうと中ほどよりだいぶ前の方へ。
いや数えてないから感覚的にだけど。
充分に試走できてない人も多く参加してるのか、ギアチェンは自分の方が周りよりワンテンポ早く切り替えられるため、出だしの早さでどんどんポジションをあげていきました。
レース開始直後は団子になって進んでた他の参加者も旧料金所前くらいまでには前にスペースがあるように感じられたので、だいぶ好位置にいられたと思います。
いや、そりゃトップ集団はもうこの時点で遥か彼方だと思いますけどね!!
午前7時32分
〜旧料金所(8.9km地点):計測開始後22分経過〜
時間的に3分の1の目安となる旧料金所を22分通過。
自分史上最速の記録である。
しかもほぼ人の後ろについていたので疲労も少ない。
試走で出した1時間14分56秒の記録はこの旧料金所まで27分であった。
ここまで5分短縮。
1時間10分切りは固いか・・・?
いや〝念には念を〟や。
〝アレ〟発動しとこか・・・
おっと・・・
もう発動しとるんやったっけ・・・
ヒッヒッヒッ・・・
《冒頭シーン;回想》
「先生〜!!本番で5分も早くなるものなんですか〜??」
あーいい質問だねー
本番は信号もノンストップだし、比較的勾配が緩やかな区間は集団での風避け効果もあったりするんで普通にやったら3〜4分は縮まるかね〜
そう・・・〝普通に〟やったらね・・・
レースには機材の『重さ』も重要になってくるんだ。
赤城だとだいたい1kgで1分くらいは違うんじゃないかな〜
「へぇ〜先生って物知りなんですね〜」
(いや、Yahoo!知恵袋に書いてあっただけだけどね・・・)
《回想あらため茶番終わり》
そう!!
ヒルクライムレースにおける重要な要因(ファクター)が『機材の重さ』!!!
自分はこれまでの試走全てに2kgの『おもり』をつけて走っておりました。
(クソ重い鎖の鍵ですね。盗難防止にもバッチリです☆
しかもこれまで〝一度も〟外したことがないんやで・・・
ヒャッホーウ!!!
加速するでぇ〜!!!!!
重力に逆らうヒルクライムレースにおいて、重さは速さに直結する。
それは単に重さだけの概念ではなく、精神面にも効果を及ぼす。
2kgの重さを外し、物理的に軽くなっただけではなく、本番当日フルパワーで走れるという〝意識〟におけるおもりまでも外せるのである。
※もちろん全て自論であり、全ての方の効果を保証するものではございません※
脳内ギャラリーA「あの328番、ここまで足をためておいて斜度のあがるこの森林区間に入ってから加速したのか!?」
脳内ギャラリーB「ああ。ふつう勾配がキツくなると気持ち的にもスピードが緩みがちになるがあの328番・・・なんて登坂力だ・・・」
とっておきは本番当日までとっておくもんなんやで、石垣くぅ〜ん
午前7時55分
〜姫百合駐車場(15.1km地点):計測開始後45分経過〜
ここまで45分
順調だ。
姫百合駐車場を過ぎれば九十九折り区間に突入し、アウトコース側の斜度は緩やかになる。
ただ、赤城山の場合、斜度が〝緩くなり過ぎる〟傾向がある。
つまり自分の中に〝甘え〟が発生し、スピードが落ちてしまう。
赤城の九十九折りはインアウト関係なく、最短直線コースで攻める。
これが私の自論だ。
(速いかどうかは知らん‼︎)
そして15kmを漕ぎ続け、筋肉は疲労している。
前述の最短コース直進もあり、パワーが必要になるこの九十九折り区間はダンシングを多用する。
通称『九十九折りの舞い』
※今つけました
九十九折りとは〝ダンス〟なのである。
逆をいえば、この区間充分にダンシングできるようここまではシッティングで我慢しなければならない。
九十九折りの始まりと終わりには下ハン持って、バイク揺らして、ダンシング。
フレッシュな筋肉を意識して、失速を阻止するのである。
ちなみに、この九十九折り区間は55番カーブが空が近づいてる感じがして一番テンションあがるよね!!
午前8時10分
〜一杯清水バス停(18.7km地点):計測開始後1時間経過〜
残り2km
微妙に座る位置やシューズの角度を変えて、全ての筋肉のうち、使える筋肉を探し、総動員する。
赤城山は距離が長いので、同じ乗り方だとすぐに筋肉がへばってしまう。
私はダンシング含め5通り(全て微妙な変化ですが、意識して使い分けてます)の乗り方を自ら編み出し、それぞれの区間を攻略している。
でも、残り2kmとなるとあとは〝気持ち〟だよね。
残り3kmからスパートかけられる人は尊敬しますよ。自分は精神力が持ちません。
そして、自分のお気に入りの55番カーブを
そぉ〜れぇ!!!
と弱ペダの真波くんばりにギアをツークリックし、残り1.5kmのロングスパート。
飲み物を一口含み、残りを全て捨てる。
マラソンの高橋尚子選手がサングラス捨てるみたいな(古い?)、自分なりのスパートの合図(ジンクス?)ですね。
タイムを見る余裕など無い。
あとは全身全霊をもってペダルを漕ぐのみである。
午前8時過ぎ
〜ゴール地点(20.8km)〜
残り1キロという声とともに、悲鳴をあげる体にムチ打ってもう一度加速し直し。
レース中は前しか見ておらず『残り1キロ』の看板がデカデカとあったのに気づいたのは帰りだったので、こういう声かけは有難いですね。
頑張れる気がしますし!!※頑張るとは言っていない
最後の九十九折カーブを過ぎて、あとはゴールまで一直線の300m
あ、そうや・・・
さっき〝5通り〟の乗り方使い分けて赤城登る言うたが間違いやったわ・・・
ゴールスプリントあるから正確には6通りやわ!!!!!
敬愛する御堂筋先生をモデルに、体を前のめりにしたダンシングで、これまで使ってこなかった筋肉を意識し、ゴールゲートへ自らを叩き込む気合いでペダルを踏み込む!!!
練習では100mくらいしか踏み込めなかった。
むしろ疲れて失速した。
でも今日レース本番でしょ?
自分史上最速タイムでしょ?
行けるって!!
俺の体がそう言ってるんだ!!!
出ろぉおおアドレナリン!!!!!
グッ!!!
ハイ、ゴールですね。
全力出し過ぎたので、倒れるとヤバいと思い、とっさにギアを一番軽く。
手元のガーミンを見ると
1時間07分02秒!!!
押し忘れがあると怖いと思い、早めにスタート押したので1時間7分切りは確実でしょう。
自分は前述の通り、預け荷物はない(所持品家のカギのみ※裸持ち)ので、そのまま下山誘導列へ。
下山は実業団の選手の人と同時くらいで、早めに降りてくることができました。
というか途中ゴール地点までの登り
下山先導カーよ・・・
登り早すぎぃ!!!
実業団選手がついていけてないぞ!!!
などと運営のお茶目さにほっこりしながら、スタート地点まで降りてきて、早速完走証の受付へ。
そして公式記録・・・
1時間06分53秒!!!!!
試走より8分短縮とは、やりますなお主。
勝利の余韻に浸っても良かったのですが、タイムが想像より良かったため、参加賞をもらい、逆にすぐに帰りました。
家に帰ってから記録速報を見ると
自分は年代別で16位という好成績でした。
(赤城は実業団も走るから必然的に順位が良くなる、とかいうのは禁句だからな!!)
まとめとして、
今シーズン途中初トライアスロンに浮気などしつつも、自分なりに一生懸命頑張ってきました。
練習量(というか赤城山試走回数)は昨年より減りましたが、いろいろなことがわかってきて効率的に練習出来たのかなと思います。
そして、何より自分を支えてくれた家族・・・ではなく、
明治のザバス
にこの場を借りて感謝申し上げたいと思います。←えw
いや〜これ牛乳で割るとマジ美味いんですわ〜
とりあえず私の人生の目標であった赤城山ヒルクライムの60分台はクリアしたので、来年はクリテリウムとかもいいかなとか思ってます!!(飽き性
反省が全くないわけじゃないですが(遅刻してスタート後方になるとか)、良くやったと思います。
とりあえず
お疲れ様でしたー