最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記

赤城ヒルクライムを舞台に行われる最強のブログです

1/19(日)【2020フロストバイトロードレース】さよなら、ヴェイパーフライ。

 

We wish you a Merry Christmas〜🎶


We wish you a Merry Christmas〜🎶


We wish you a Merry Christmas〜🎶


And a Happy New Year〜🎶

 

 

 

はい、あけおめことよろ。

今回はハーフマラソンですね。

 

新年はじめのレースに選んだのはここ福生市にある横田米軍基地で行われるフロストバイトロードレース

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ん?

福生市

 

 

 

ふ、、

 

ふ、、、、、

 

ふくむし!!!

(なぜか変換されない)

 

 

さて入国検査ゲートをパスポートでクリアし、手荷物チェックを受けて、金髪幼女とブロンド美女から参加賞のダサカッコいいトレーナーを受け取ります。

 

なんかこのトレーナーが毎年参加賞でもらえて、意外と人気があるようです。

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↑なんか帰り際に見たら1着2000円で露店で売られてたんだがw

 

 

参加賞受け取った後、着替えて、長蛇の預け荷物列に並び、トイレいってスタートラインに向かったらもう2分前のカウントダウンしてました。

 

自分は1時間前くらいに着いたはずなんですが、意外と時間なかったですね。

 

 

ということでさっそくレースいくぜ!!

 

 

Five!!

 

 

Four!!

 

 

Three!!

 

 

Two!!

 

 

One!!

 

 

 

 

C’mon baby アメリカ!!!

 

 

 

どっちかの夜は昼間〜🎶

 

 

 

◼︎スタート

 

 

今回やりたかったこと。

 

それは4:00/kmペースでいけるところまで突っ込むということ。

 

 

いやね、僕ね、どうしても頭で考えてマラソンしちゃうんですよ。

(頭脳派といいたい)

 

ただ今シーズンは最終形態でフルマラソン2時間50分切りしたいな〜(願望)なんて思ってるので、突っ込むとどうなるかを検証(体感)しておく必要があったんですね〜

 

ちなみに2時間50分のマラソンペースが同じ約4:00/kmなんですよね。

 

 

また、1月は自分にとってシーズンの調子の波の”底”だと考えているので、前半突っ込んだとしても、この時期にこのコンディション(体重67kg笑)でハーフをサブ90(1時間半切り)できれば良しとも考えて走りました。

 

つーかハーフマラソン人生で2回目で去年は1時間42分とかでしたからね。90分切れれば大したモンですよ。

 

 

ただほとんど通勤ランだけで全然練習してないからな〜

 

全然練習してないからな〜

 

 

まあヴェイパーフライのチートブーストあればダイジョブっしょ〜笑

 

 

しかしスタートしてすぐさま、

 

 

「4:00/kmペース辛すぎ。てか無理」

 

 

「とりあえずハーフサブ90を固くとりにいく」

 

 

ということで、

開始300mくらいで目標を超下方修正。

 

 

スクールゾーンを出発し、滑走路に出ると、青空のもと果てしなく(果てしなくはないが)続く地平線。

 

米軍基地って広いんだなって思いました(小並感)

 

 

あとなんか奥にドン・キホーテが見えた気がします。

 

 

滑走路をメインに走るだけあってコースレイアウトはほぼ平坦。

 

エアーフォースを横目にテンション上げながら、はじめの5kmまでは4:05/km前後で突っ込みます。

 

 

並み居る人たちを風除けにしながら。

 

 

 

また、いつも自分はコースの最短距離を意識してライン取りするんですが、今回のレースは最短距離を行き過ぎて、境目の黄色いコーンを少しでもはみ出すと、狙撃されるんじゃないかと思って若干ビクビクしながら走ってました。

 

 

HEAD SHOTされたら嫌ですからね!!

 

 

はじめの5kmくらいまでは4:05/km前後のペースでも比較的余裕があり、時計を見ないで流していてもこれくらいのペースが保てていました。

 

しかし、8kmあたりになると、普段長距離(中距離?)の練習してないこともあり、バテてきました。(早すぎィ!!)

 

正確には、去年の11月以降トレイルランはしていたので足腰には余裕があるが、心肺が追いつかない感じですね。

 

ただ、これは夏に向けて自転車に乗り込んでいけば自然と耐えられるようになると思います。たぶん。

 

 

滑走路を一周し終えると、バイオハザードの夢オチに出てくるようなアメリカの郊外の街並みみたいな場所を折り返し、再び滑走路(2周目)へ。

 

 

しかし、ここで脇腹に違和感。

 

いや、脇腹めちゃくちゃ痛い。

 

 

 

なんかレース後に調べたら、走ってるときに脇腹が痛くなる理由って完全には解明されてないみたいですね。

 

自分は体幹の筋力不足だと思いますが。

 

 

とりあえずペースを少し落とし、腹筋を使って横隔膜を無理やり動かすイメージで、薄目にして内臓の動きに意識を全集中しました。

 

 

14km地点。。。

 

残り約3分の1。

 

 

脇腹痛はおさまってきたが、やはりキツい。

手元の時計を確認すると心拍が170を超え180近い。

 

 

少しづつ息が苦しくなってくる。

 

思いきりすいこんでるはずなのに・・・

 

 

 

いや、待てよ?

 

マキバオーの高地トレーニングの回でやってたけど、
息は吸うんじゃなくて、吐くんだっけ??

 

 


「苦しくなると大抵のやつは息を吸うことしか考えなくなる」

 

 


忘れていた。

割とマジで。

 

(だって練習でそんな追い込んでないから...)

 

 

息を吐くことで、肺の中を空っぽにして体の隅々まで新鮮な空気を取り込むことが大事なのか!!

 

 

もう一度手元の時計をみると、

14km地点で1時間ジャストくらい。

 

残り7kmを4:15/kmペースでサブ90...

 

瞬時に頭が回る。

(まだ余裕があるということね)

 

どんなに疲弊していようがここは譲れない。

 

 

残り5kmを切り、

後ろから加速してくる人の後ろにピタリと張り付き、同時に加速。

 

体感でわかる。

 

これは4:00/kmペース。

 

 

Garmin Watch「いや4:10/kmです」

 

 

まあペースアップしてることに変わりはない。

 

 

ここで、この前の人に着いていけないようじゃフルマラソン2時間50分なんて到底無理だ。

 

自らを奮い立たせ、意地でも着いていく!!!

 

 

 

 

 

3分後見送る俺

「いやさすがにあのペースは速すぎっしょ」

 

 

 

フフフ...

しかし気づいていたか?

 

俺はここまで地面を一度も蹴って走っていないのだよ。

 

ここからラスト3kmは走り方を大きく変える。

 

大きな腕振りモーションにより、その反動で胴と一体となった脚を振り子のようにして走る。

 

 

振り子打法

 

 

いや振り子走法。

 

 

 

ラソンというスポーツは緻密な計算や正確な身体の動かし方も重要だが、最後は気合だ。

 

 

うおおおおおお!!!!!

 

 

 

ジェニー「走って!フォレスト、走って!」

 

 

 

ヴェイパーフライに内蔵されたカーボンプレートが脚の動きに合わせて弾む。

 

 

これが、この反発力こそが

世界(陸連)が恐れた””‼︎

 

 

一応最後は4:00/kmを切りゴール。

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うん、ってことは途中だいぶ余裕あったよね、コレ。

 

記録は

NET TIME: 1 : 26 : 43 !!!

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えw

思ってたよりめっちゃはやいw

 

 

やったーwww

 

 

 

途中ダレたのにこの記録はかなり良いのでは!?

86分切れれば、フルマラソンサブスリーできるとかいわれてますからね(自分調べ)

 

 

記録証を渡してくれた色黒のグラサンした外人さんも

「Oh!!Good time!!」

 

とか言ってました。

 

いきなり英語で話しかけられたので若干キョドりましたが、涼し顔で「Thank you.」と応えときました。

 

 

あ、ちなみにThank youは

「サンキュー」じゃなくて、

どっちかというと「サッキョウ!」って言うとネイティブぽく言えます。

 

さあ口に出してみてください。

「サッキョウ!!」

 

 

ね?

ぽいでしょ?

 

 

 

そしてそんな好記録に浮かれた帰りの電車の中、SNSで他の人の情報を調べると、なんかおかしいことに気づく。

 

 

「あれれ〜みんな走行距離が20.7kmくらいだぞぉ〜???」

 

 

確かに。

 

自分の手元の計測でも20.7kmしかなかった

ゴールしたときは、若干おかしいと思いつつ(Garmin上でハーフマラソンの記録にならないし)も、まあ良いラインどりできたんだろうな、と思っていましたが、もしや...

 

 

去年とかまで調べると...

 

 

ガチで400mくらい短いらしいですw

 

 

ほげーwwwww

 

これいわゆるハッピータイムやん🎶

 

400mというと4:00/kmで1分半くらいだから自分の記録実質1時間28分やんw

 

順当過ぎる...

 

まあ90分切って自己ベスト更新したからいいか。

 

 

いや、なんだろう。

この煮えきれない感じは。

 

 

とりあえずまあ最低限の目標は達成したので、ここから夏のトライアスロン、秋のフルマラソンに繋がるような走りに仕上げていきたい。

 

 

うん、たぶんこれちゃんと練習すればサブスリーは余裕だな。

 

ちゃんと練習すれば...ね。

 

 

 

 

あ、ヴェイパーフライってアマチュアランナーは履き続けてもいいんだよね?

 

僕なんか最新の技術の恩恵を受けて、少しでも楽に走りたいですからね。

 

最近僕が思うにマラソンキツイのを我慢する競技ではなくて、いかにラクして走るかのゲームだかんね。

 

 

というかみんなアマチュアみんな履いてるから、市民大会とかでは禁止とかできないんじゃないかな。

今日とか小学生の子供も履いてる子いたしw

 

 

 

 

"カーボンプレート"


"高反発素材"


"超軽量ソール"

 


これらは止めることのできないものだ


人々が『レースの記録』を求める限り


それらは決して止(とど)まることはない!!

 

世はまさに”大ヴェイパー時代"!!!

 

 

 

 

ということで、

これからもよろしく頼むぜ

ヴェイパーフライ。

 

 

 

12/15(日)【長瀞アルプストレイルレース2019】走り納め

 

 

初トレイル…ども…

 

俺みたいな12月で山を駆け回るイカレ野郎、他に、いますかっていねーか、はは

 

今日の登山の会話


あの山ガール可愛いくない? とか 杖になるいい感じの木の棒ない? とか


ま、それが普通ですわな

 

かたや俺は冬のアルプスで死線をくぐり、呟くんすわ


it’a trail running.歩いてる?それ、パワーウォークね。

 

好きなシューズ Salomon
尊敬する山 赤城山(ポイ捨てはNO)

 

なんつってる間に筋肉痛っすよ(笑) あ~あ、トレランの辛いとこね、これ

 

 

 

 

えー・・・

 

さて!

 

 

『トレイルしようよ!』

 

 

参加してきました(2週間前)

初冬の長瀞を駆ける

長瀞アルプストレイルレース

 

 

完全にロード走るの飽きたんで山岳編はじめてみました!みたいな某自転車漫画の展開と意図せず同じ感じになってしまいましたが、

それだけではありません。

 

 

ラソンでここ(フル3時間6分)からさらに”上”に行くためには足腰の筋力アップが必須と少しだけ真面目に考えた結果でもあります。

 

つーか長距離を単調に走るの嫌いなんですよね。

嫌いな練習続けても楽しくないんで、好きな練習で効果的なものを探すスタイルですな。

 

 

あー

冬はやく終わんーねかなー

 

寒いの嫌いだわー

 

 

 

 

まあそんな感じでやる気なくスタートで(おい)

 

 

◼︎スタート

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コースは公式15km...ただ手元の測定で14kmないんで、これってもしかして斜度を考慮した沿面距離なのかな?

 

とりあえず目標設定について

 

昨年(2018年)優勝タイムは1時間7分らしいが、このタイムはたぶん野生のイノシシかなんかに間違えてGPSがついちゃったレベルのありえない速さなのでスルーするとして

 

(だって登り階段やくだりの崖さえある山の中を4:45/kmで走るんですよ??ヤバくないですか???)

 

リザルトの1ページ目に載りたいという理由で1時間30分を目標に。これがだいたい上位10%くらいで女子の優勝タイムもこれくらい。

 

 

スタートラインに並ぶと、先頭にはトレイルなのに寒空の下めちゃくちゃ軽装なグラサンかけたガチ勢グループを発見。

 

 

ほぅ...やるやんけ...

 

 

と勝手にライバル視していましたが、スタートの号砲が鳴った10秒後には置き去りにされました。

 

 

ジュニアの部の1位の子も箱根駅伝の選手みたいな格好してたんで、みんな格好から入る感じなのだろうか。

 

 

というかスタートシーンは写真撮影されており、来年のトップ画像?に反映されるため開幕ダッシュするアホがめちゃくちゃいるんで気をつけてください。

 

僕も写ろうと思ってましたが、普通に置いてかれて悔しかったです。怒

 

 

さあ、スタートするといきなりめちゃくちゃ急な下り坂。

体感的にはキロ3分出ます。

というかパンピーは脚が回らないと思います。

 

 

トレラン開始1ヶ月僕

「あー

素人はねー

くだりの激坂をブレーキかけながら走ってるんですがそれじゃダメなんですよねー」

 

 

恐怖を捨てろ  前を見ろ

 


進め  決して立ち止まるな

 


退けば老いるぞ――

 


臆せば死ぬぞ―――

 


叫べ!!

 


我が名は―――

 


『斬月ッ』――!!!!

 

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って、感じで僕は下りを走ってます。

 

 

 

・・・真似しない方がいいと思います(いろんな意味で

 

 

 

くだり終わってはじめの神社を横目に過ぎるとロードの登り区間(路面凸凹だけど)

 

 

自分の戦略的にはロードは全力で駆け上がります。

 

もうハアハアいってます。

 

 

う〜ん

運動をして息を切らせているときだけ生きてるって実感できますよねー(真波くんリスペクト

 

まあロードで息は切れるんですが、このコースは3kmくらいで本格的な山道に入るんですが、トレイル区間に入っちゃえば呼吸は自然と整うんですよね。

 

山道ってそんな飛ばせないし。

 

 

できればトレイル入るまでに心拍をちょうど使い切る感覚にしてます。

 

モンハンとかでも敵の出現場所までRボタン押したまま走って、敵来るまでその場待機してスタミナ回復待つじゃないですか。

そんな感じですね。(どんな感じ

 

 

そして3kmくらいの初めの給水所(本格トレイル区間スタート地点)までのタイムが19分くらいでしたかね。

19分間無酸素走です(嘘です

 

 

山道に入るとジョグに切り替え、ここで心拍を整える。森の中を進むんで、木々の光合成により気持ち酸素多めですぐ落ち着けると思います、ハイ。

 

そして平地及びちょい登りくらいまでは出来るだけ走る。

 

 

そしてこの山道こそトレイルランの醍醐味。

自然との一体感はもちろん、自分の持つあらゆる能力を駆使して進まなければならない。

 

走るコースは飛び石あり、木の根ありの不整地の極みなので、瞬間瞬間で次の一歩をどこに踏み出すかをコンマ数秒毎に判断していかなければならない。

 

 

自分は走ってると暑いので半袖にノー手袋という舐めた格好をしており、転べば一発死である。

いわば残機ゼロのマリオでタイムトライアルですね(白目

 

 

トレラン開始1ヶ月僕

「あらゆる角度からの地面の障害物にも最短で体勢を立て直し 次の一歩を踏み出さなければならない。


 着地箇所の選択を誤れば、次なる一歩を繰り出すまでの間もなく、転倒することになるだろう。


気を抜けば無事ゴールするその前に


転倒し、四肢もがれ勝負が決するという事・・・!!


正確無比に
最善手を打ち続けるしかない根気の勝負・・・!!」

 

 

とかカッコよく書きましたが、そこそこのスピードで走ってると普通に転びそうになります。

 

ちなみに練習のときに一度転び、木の枝が手に突き刺ささりそうになったので、

 

 

 

トレランって危ないよね(真顔)

 

 

 

レースに戻り、方向感覚など全くわからず、ただ矢印看板に従い進んでいくと、下り崖ゾーンに。

 

たぶん斜度60%くらいあるんやなかろうか。

 

 

ここの進み方だけはマジでよくわからん。

 

 

足の接地時間を短く、小刻みに、両の手でバランスをとり、ジェットコースターのように駆け下りるっていうのは頭ではわかるんですよ。

 

 

ただね、そんなのムリくない?

 

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あの馬で崖を駆け下りる話で有名な一ノ谷の戦いってあるじゃないですか。

 

源義経ってとんだキチガイ野郎だと思いますわ。

 

 

 

なんか速そうな人にもアドバイス聞いてみたんですが

 

 

ぴょんぴょーんって飛び跳ねればいいんだよ〜^q^マジキチスマイル

 

 

って言ってました。

 

 

この人たちは恐怖を母体に置いてきちゃったのかな?

 

 

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まあ下り崖は作戦名『いのちをだいじに』でなんとかクリアし、周回の証である輪ゴムを手渡される中間ポイントにたどり着く。

だいたいここまで35分くらいか。

 

少し進んで6.5kmくらいのところで『ちょうど距離半分くらいで目標タイム折り返しの42分半かー』となった覚えがあるのでたぶんそれくらい。

 

そして輪ゴムポイントを過ぎると、地獄の階段ゾーン。

 

自分は脚になるべく負担がかからないよう富士登山競走の教訓を生かして、手を膝に置きパワーウォークを使って進んだんだが、たぶんこの15kmくらいのレースなら脚をいわす前に走り切れたと思うので、足腰に自信がある人は階段は駆け上がった方がいいんではなかろうか。

 

 

なんか弱ペダの手嶋先輩が、

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なあ杉本

階段は一歩一歩登った方が結果的に早く着くんだぞ

 

的なこと言ってたんですが、

アレですね。

 

 

普通に抜かされまくりました。

走った方がそりゃ速いですわ。

 

 

 

その後、山を周回し、はじめの給水所まで戻り、再びロード区間を経て、地獄の200階段ゾーンへ。

 

タイムはロードから再度トレイル入るところで1時間ジャストくらいでした。

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↑ここね。

 

 

手嶋先輩の亡霊を振り切り、階段をパワーウォークならぬパワークライムでゴリ押しして進み、無事山頂へ。

 

 

それから、やけに長い砂利道の下り坂をノンストップでスタート地点の駐車場まで駆け下りる。

 

 

駐車場の折り返し地点につくと、ガキんちょ達が

 

『がんばえ〜^q^』

 

とか応援してくれるのでここは最大限苦しいが痩せ我慢スマイルで爽やかに対応。

 

ここで手元の時計をチラ見すると1時間20分。

 

 

あと10分で周回してこれるかな?

 

 

などと思いつつ、前の人に着いていく。

 

 

 

あ、そう。

トレイルランって基本的に道が狭いんで、前の人はだいたい固定なんですよね。

 

で、くだりで離されたり、登りで追いついたりすると、自分が登りくだりのどっちが得意かがなんとなくわかってきます。

 

ちなみに僕はどっちも苦手みたいです。

 

自分は、前の人が歩いているところで走って距離をつめるというスポ根スタイルですね。

 

 

野球場を過ぎ、勝負はいよいよラスト心臓破りの激坂ロード区間

 

 

前にいる人を抜こうとゼェハァ言いながら駆け上がるも、届かずそのままゴール。

 

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なんかゴールした後に前の人に握手求められたんだが、こっちはね、負けてるんでね。

 

あー気持よかったーとか言ってたけど

 

僕は気持ちよくはないよね。(正直者スタイル

 

 

最後踏ん張れんかったかー

 

 

ゴールして20秒後くらいには完走証受け取れるんで、記録を確認してみると

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1時間30分59秒。

 

あー1時間半切れんかったー

 

階段で歩いたところ走ってれば1分くらい縮められたか?

 

 

うわー

手嶋先輩のせいだわー(責任転嫁

 

 

つーか406人中このタイムで42位かー

 

途中歩いたりしててもこの順位ってことはガチれば結構いけるか?

 

と思ったのも束の間、1位のタイムが1時間5分と聞き、そそくさと立ち去ることに。

 

 

 

結果は振るわなかったが

つーかトレイル練習したの3,4回だけだし(震え)

なんとなくトレイルランってのがわかってきて、たぶんこれやってればサブスリーに必要な足腰は手に入ると思う。たぶん。

 

 

来年またガチでフルマラソン挑戦する前に練習の一環としてやってみようと思う。

 

 

★使用機材

Salomon SENSE ESCAPE 2

8000円くらい?のトレランシューズ

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サロモン?のシューズの靴ひも部分はクイックリリースという独自の仕様になっており、締めたり緩めたりが簡易にできる...らしい。

自分は靴ひもをうまく蝶々結びができないドジっ子なので結構ありがたかったりする。

 

 

 

あー

なんか書きかけっぽくなってるけどこれで終わりで。

 

なんとか年内に書けてよかった。

 

寒いと全てのやる気が奪われますよね。

 

春まで冬眠しますので起こさないでくださいzzz

 

 

 

おわり。

 

11/3(日)【2019ぐんまマラソン本番編】3.14159265358979323846

 

ぐんマラ本番編です。

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事前の調整内容の理想と現実を簡潔に。

 

 

◇理想:前日の夕ご飯は炭水化物を中心に摂取

◆現実:ガーリックシュリンプwwwテラ油モノwwwww

 

◇理想:3時間前までに朝食を済ませる

◆現実:寝坊してもうた。2時間前だけどよく噛めばセーフ

 

◇理想:体重は絞る(1kgでフルマラソン3分短縮?)

◆現実:この1ヶ月で8kg増量です☆ミ

 

◇理想:事前に筋肉を柔らかく(自分はプール行ってる)

◆現実:プールめんどいんでお風呂でシンクロ🏊‍♂️

 

◇理想:スタミナ切れに備えてジェル等を準備

◆現実:やべ、家に忘れた。ま、いっか。

 

◇理想:足攣り防止にツーラン飲む

◆現実:買い忘れた。塩でも舐めるかペッペッ‼︎

 

◇理想:遅くとも30分前には会場入り

◆現実:遅刻すりゅぅうううう(自転車マジ漕ぎ)

 

◇理想:アップで一度心拍を上げておく

◆現実:遅刻すりゅううううう(図らずも達成)

 

 

一番ヤバいのはアップをしなかったことか。

いきなり走るハメになってしまいました。

どんまいオレ!!

 

 

スタートの号砲を荷物預け会場で聞き、僕のぐんまマラソンがスタートした。

 

 

 

スタート〜5km地点

ラップ【4:44-4:24-4:25-4:29-4:22】

※目標ペース4:25/km

 

 

「すいません、迷っちゃって遅刻しました」

 

「お前、前橋トライアスロンも同じ会場だったろうが!」

 

「いや行くかどうかで迷っちゃって」

 

「そこ迷うなよ」

 

 

ハイ、サンドイッチマンですね。

 

 

 

遅刻したこともあり、本来スタートするはずだったAグループから取り残され、Dグループあたりからスタート。

グロスでおよそ4分のロスw

まあ、今回はグロス無視でネット重視だから。

 

ちなみに申込タイムは3時間29分59秒にした気がするけどこれでAグループなんね。

 

そしてぐんまマラソンはスタートが道いっぱいに人が溢れかえり、凄い混み合うんで、はじめの1kmはやはり思い通りには走ることできず。

 

 

ちなみに今回のサブ円周率(3時間8分29秒切り)に向けての想定ラップは下表のとおり。

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上が15kmまで4:25/kmペースで、その後15〜30kmまで4:15/kmにペースアップし、30km以降ラスト12kmを4:05/kmで走り抜けるという結構無茶なやつ。いわゆるサブスリーをネガティブスプリットでギリギリ秒差で刺しこむ職人プラン。

 

下が、現実には同じく15kmまで4:25/kmペースで、普通そのままイーブンペースでこらえるのがやっとだよね、むしろラストは失速するよねという現実的プラン。

 

 

実戦経験がほとんどない(フル2回目)なので、実際に走ってみて15km地点のフィーリングで判断しようとかそういう感じ。

 

サブ円周率を堅実に狙いつつ、ちゃっかりサブスリーも目指すという狡猾さが滲み出てますね。

 

 

5kmまでは人の隙間を縫って進むような感じになり、追い越しにも限界があるので思ったように進めず。←遅刻した自分が悪い。

 

ただおそらく1000人くらい抜いたと思います。

 

 

5km〜10km地点

ラップ【4:19-4:26-4:14-4:20-4:28

※目標ペース4:25/km

 

 

スタートからはじめの1kmのラップが4:44と大幅に遅れたことに若干焦り気味で、5km地点からやや飛ばし始めてしまう。てへ。

 

ラップ表ははじめの渋滞も考慮して作るべきだね、こりゃ。

 

ただ想定の4:25/kmペースはかなりラクに巡行できている。

 

NIKEのヴェイパーフライネクストの機材ブーストのおかげもあるし、普段の練習は通勤の行き帰りなどを利用し、着替えなどが入った大きめのリュックを背負いながらペーランとかも走っているので、手ぶらで走ることがこんなに快適だとは。

 

あと今更だけど

ぐんまマラソンの高低図をみると、15km過ぎ?くらいまでは限りなく平坦に近い下り基調(しかも北からの風だと追い風)なので、ここでのラップはもう少し早めでも良かったかもしれない。

 

 

7〜8km地点で3時間30分のペースランナーを抜き去る。

結構ペースランナーに張り付いている人多かった。自分も来年は序盤ペーサーに着いてみようかな。

 

 

10km〜15km地点

ラップ【4:20-4:32-4:25-4:16-4:12】

※目標ペース4:25/km

 

 

本来15km過ぎてから4:15/kmペースに加速しようと思っていたが、前述のとおりスタートの遅れを気にする余り、13kmの高崎イオン過ぎたあたりからペースアップ。

 

事前の計画ではこの辺(10km過ぎ)でマルトデキストリンの粉飴ジェルを摂ろうと思っていたが、忘れたことに気づく。

ただジェルとると多少なり呼吸が乱れたりするのでこれはこれで良かったと思ってみたり。

 

朝メシはガチランナー勝負飯『豚丼』をはじめ、カステラ、パン4つと充分すぎるほど食したのでまあ大丈夫だろう。

 

後発スタートのため相変わらず人を抜きまくるスタイルでラインどりもクソもない。

無駄に体力を消費してる気がするので、来年は先頭に並ぶ勢いで準備しようと思う。←反省

 

 

15km〜20km地点

ラップ【4:13-4:13-4:12-4:12-4:09】

※目標ペース4:15/km

 

 

無事加速。

ただひたすら追い抜くのみ。

たぶんここまで2000人は抜いたと思う。

いやマジで。

 

 

人を抜きながらこのペースを維持するのは流石にきついかな?と思い始めた矢先、20秒ほど前に良いペースで走る白シャツのお兄さん発見。

 

4:15/kmペースで走っても追いつかないし、かといって離れない。

 

おそらく志同じく4:15/kmペースを維持していると思われる。

 

 

正直思った。

 

 

早く追いついてめっちゃ風除けにしたい、と。

 

 

 

途中給水をいくつか飛ばすも絶妙に追いつかない。

2人で等間隔をキープし、周りの人を抜きまくる。

 

まあこれはこれで良いペースメーカーだからいっか。

ここで飛ばしすぎると後半響く。

この心地良いペースをキープすることに。

 

 

20km〜25km地点

ラップ【4:13-4:09-4:20-4:13-4:13】

※目標ペース4:15/km

 

 

ハーフ(中間点)通過。

タイムおそらく1時間31分30秒ほど。

サブスリーには1分半のビバインド。

 

24km地点前くらいで、ゼッケンに直接貼っていたおかげで唯一忘れ物になるのを免れたメイタン200を注入。

 

手をベトベトにしながら補給完了。←補給ヘタクソ

自分の補給はこれが最初で最期。

あとは気合い()。

 

前を行く白シャツのお兄さんがグングン人を抜いていくので、小さな集団に追いついたときなど脚がゆるみがちなところもしっかり加速して人を追い抜いていくことができた。

 

ただ前には追いつけない。

 

ここからコースはほ〜んの僅かだが登り基調。

 

楽な南下区間及び下り基調区間に追いついておきたかったが。。。

 

ここら辺からガチランナーが増えてきたのか周りのヴェイパーフライ率が上がってくる。

 

 

25km〜30km地点

ラップ【4:12-4:16-4:12-4:14-4:20】

※目標ペース4:15/km

 

 

27km過ぎ、立橋交差の登り下りを利用し、ついに白シャツ兄さんを捉える。

 

登り下りは赤城の峠走で鍛えたので周りの人より一段上のスピードでこなすことが出来ているご様子。

 

登りは骨盤を地面に平行に、腕を後ろに引くことを意識し、前傾になりすぎない。

 

下りはピッチをあげ、同じく骨盤を地面に平行に、腸腰筋を使いながら細かくステップを刻むように重量に逆らわずストップをかけないように。

 

といった感じか。

 

 

そして、

前に追いついたらこっちのもの。

 

 

うむ。

やはり人の後ろというのは楽だ。

 

 

つーか、

よくもここまで俺様を苦しめてくれたな!!

散々使い果たした挙句、ボロ雑巾のように使い捨ててくれるわ!!!

 

 

などとは言わず、ただただ感謝の気持ちを込めてピタリ走。

 

ワンチャンゴールまで行けるか?とも思えるほどに余裕はできてきていた。

 

 

30km〜35km地点

ラップ【4:17-4:25-4:31-4:30-4:37】

サブスリー目標ペース4:05/km

 

 

本来サブスリーを目指すのであれば、ここから4:05/kmペースに加速しなければならない。

 

 

ただね。

 

 

これね。

 

 

ネガティブ・スプリットでマラソンの最後12kmを4:05/kmペースってね。

 

 

ラソン舐めてますわ。

 

 

いや、無理ですわ、コレ。

 

目の前の白シャツ兄さんも30km過ぎの北上コースに入り、無事失速。自分もつられて失速。

 

 

こんな北風モロに受ける区間でスピードアップなんてとんでもない!!

 

 

みんな失速した...

 

 

かと思いきや後ろから1人ランナーが。

 

 

ぐんまマラソンここまでではじめて人に抜かれた。。。

 

 

ほぅ...やるやん?

 

 

ただ僕のそのスピード無理ですわ〜

 

というかペースアップどころか4:15/kmペース維持も難しいそうやん。

手元のGarminのスマートウォッチはペースが4:30/km以下に落ちたらアラーム鳴る設定にしておいたんだが、めっちゃ鳴りまくるやん。

 

頭はやや酸欠状態だったが、残り5:00/kmくらいで走ってもとりあえず目標の3時間8分は切れるだろうな〜と頭の中で勝手に思っていたので、白シャツの後ろ定位置をキープ。

 

スマートウォッチのアラーム設定に尻を叩かれながら4:30/kmを下限として、何とか食らいつく。

 

しかし白シャツ兄さんは途中さらに大失速した模様なので置いていくスタイル。

 

 

35km〜40km地点

ラップ【4:33-4:38-5:01-4:49-4:44】

※目標ペース4:05/km

 

 

最後は目標ペースもクソもない。

ここまでくると目標はもはや完走である。

 

35kmを過ぎると公道を走るコースからサイクリングロードへと入る。

 

普段の通勤ランのコースなんだが、ここまで苦しく感じるとは。

 

やはりこの30km以降が『マラソン感』めっちゃあるよね。

 

そして段々ペースが落ちてきて、38kmくらいのすき家の交差点(中央大橋?)に上がる急な登り坂で無事死亡。

ここで唯一のペース5:00/km台を記録。

 

ただ、ここで女子のトップ勢っぽい人を発見(総合ヒトケタ、年代別はおそらくトップだろう)

 

ここまで自分がほぼサブスリーペースなのだからおそらく3時間1桁分台のゴールペースで間違いない。

 

女子の3時間15分切りは男子の2時間50分切りの難易度に等しいという何かでみた情報を思い出し、凄いな〜なんて思いながら、風除けにして走っていた。

 

はい、僕プライドとか特にないです。

 

ただ1kmもしないうちにその方ラストスパートで自分置いてけぼり。

 

今思い出してもなんか情けないですわ。

 

 

個人的にマラソンは頭脳のスポーツだと思っている。

体(筋肉)をどう動かすか、どこで補給をとり、どれくらいが自分が最大限刻めるペースなのかを見極め、必要な練習を積む。

 

しかし、ことマラソンのラスト5kmに関してはメンタルがかなり重要であるとも思う。

 

最後は、気持ち

 

今回自分の弱さが出たところだと思う。

 

 

40km〜ゴール地点

ラップ【4:50-4:52-***】

※目標ペース4:05/km

 

 

結局最後もペース上げられず。

 

呼吸もまあまあ辛いが、一番は脚のダメージ。

NIKEの厚底シューズを履いても尚、自分には42kmを走る地脚が出来ていない。

 

おそらくピッチは維持できているか、むしろ上がっている。ただ脚の外側?が痛み、ストライドが狭くなってくる。そのため失速していると思われ。

 

一番つらいときにいかにフォームが崩れずに走れるかが大切なんだな。

 

最後ゴールの敷島の競技場が見えてきたあたりから飛ばしてみるもののそれでも4:20/kmペースほどまでしかあがらず。

 

うーん、弱い。

 

去年みたく、リバーサイドの部の小学生と最後全力疾走勝負しようかなと思っていたが、3時間くらいでゴールするとリバーサイドの部はまだ始まっていないらしく、そのまま適当にゴール。残念。

 

ゴール後はこの大会のために尽力してくれた全ての人に感謝を示す意味で、一礼。

 

ぐんマラはすぐに完走賞を発行してくれるので、そのままタイム確認。

f:id:rollretasu:20191109225203j:image

(↑後で撮り直したやつだけど...)

 

 

記録は

 

3時間  6分  31秒  ‼︎‼︎

ネットタイム

 

うーん・・・

去年の3時間57分からしたらめちゃくちゃ速くなってるし、フル2回目にしたらいい方なんだろうけど最後失速したからな〜

 

 

なんか素直に喜べん。

 

 

自分の中では

最強のトライアスリートたるもの、ランはフルマラソンを3時間切りくらい余裕でしていないとトライアスロンでは勝負にならないと思っているので、ランはこれ来年の課題ですな。

 

 

足腰を鍛える。

 

地味だがやるしかないかー。

 

 

ただフルマラソンって体重1kg減るとタイムが3分縮まる理論があるらしいんですよ。

赤城山ヒルクライムからの暴飲暴食で+8kgくらい体重増えてるんで、ベスト体重もっていければ、3×8=24分は縮まる計算なんで、今回は実質2時間42分ということで!

 

あと今年はバイク:ランの比率が9:1くらいだったけど、来年は3:7くらいまであげて、ランでも一山当てたいと思います。まる。

 

 

やっぱりマラソン出るからには『レース』やってみたいよね。

 

 

あと遅刻せず先頭並びたいと思います。笑

 

リザルト一覧を眺めてみたとき、他の人が多くても1分くらいのロスなのに自分だけグロスタイムネットタイムの差が4分以上あり、なんか不自然感バリバリだったんで。

 

目標はでっかく、サブスリー通り越して最低でも2時間55分。

 

遊びは今年まで。

来年はちゃんとやりたいと思います。

 

 

震えて待て。

群馬のランナーどもよ。

 

 

 

 

 

ちなみに今回フル走った後でもほとんど膝痛くならなくて、やったーとか思ってたら翌日全身筋肉痛でまともに動けませんでした。

そしてここ数日体調がよろしくなく、1週間くらいしてようやくジョグが出来るようになりました。

 

 

あーやっぱマラソンって体に悪いわー

 

 

 

 

これにて2019年シーズン終わり。

チャンチャン🎶

11/3(日)【2019ぐんまマラソン準備編】ピンクの靴

 

第29回ぐんまマラソン

 

ついにこの日がやってきました。

地元グンマー最大級のスポーツイベント。

 

僕としては42.195kmを身体ボロボロになりながら走り続け、翌日には全身筋肉痛で動けず、休みをほぼ確定で2日分も消費してしまうこのフルマラソンという競技に参加するランニングバカが5000人もいることに正直驚きです。

↑自分もその中の1人ですね、ハイ。

 

前年このぐんまマラソンフルマラソンに初挑戦して見事計画通りサブ4達成(ネットタイムで3時間57分08秒)しましたが、そのときはマラソン練習期間2週間ほどで走った総距離も70kmほどでした。

 

案の定、走り終わった後は左脚の外側に激痛がはしり(いわゆるランナー膝)、まともに歩けず、脚を引きずりながらなんとか帰宅したので、サブ4の代償としてはかなり大きかったです。しかもその2日後に前庭神経炎を発症し、3週間寝たきりにもなりました。←えぇ...

 

 

あれから一年・・・

 

途中ホノルルマラソンとかも走りましたが、あれは練習ゼロでしかも観光的なアレなんで僕の記録としてはノーカウントということで、

 

今回はフルマラソン2回目の挑戦にして、ランナー強者の証サブスリー※』を狙いにいきます。

※フルマラソン3時間切り。競技人口の上位5%ほど。

 

 

 

サブスリー・・・

 

 

あ々、なんという甘美な響きでしょう。

 

 

 

しかし、9月末の赤城山ヒルクライムまでは自転車を頑張ろうと思っていたので、今回も練習期間は1ヶ月ほど。

 

 

さすがに1ヶ月でサブスリーは無理か・・・?

 

 

というかまずランニングを舐めすぎか・・・?

 

 

ネットで検索してみると、5ヶ月前から月間300km前後を積み上げ、それでも一部のランナーのみがようやく到達できる境地とのこと。

 

ただ、かといって、10月あたまの前橋トライアスロンでは2種目終えた後のランパート4kmを4:10/kmペースで走れていたので、サブ3.5(3時間半切り)やサブ3.25(3時間15分切り)は自分にはぬるすぎる気がします。

 

ということで、1kmあたり4分16秒というサブスリーの巡行ペースにビビり、今回は

 

#サブ円周率

サブ3.1415...→3時間8分29秒切り

※ちなみに単純計算で42.195kmを4:28/kmペースで3時間8分28秒です

 

を目標に全体のマラソン計画を立てました。

 

 

あ、僕ゆとり世代じゃないんで円周率は3.14なんですよ^^

 

ゆとり世代の方はサブ円周率=サブスリーになるんで気をつけてくださいね^^

 

 

練習内容とすると、いつも通り(?)、

 

月曜  オフ

火曜  通勤ジョグ 6:00/kmペースで往復で8km

水曜  ペースランニング10km(5:00/km〜4:30/km)

木曜  通勤ジョグ 6:00/kmペースで往復で8km

金曜  オフ

土曜  タイムトライアル(全力走) 6kmを4:00/kmペース目標

日曜  峠走 近くの赤城山の登り下りをLSDペースで往復で19km

 

といった感じ。

ポイントとすると、峠走を取り入れてみたところか。登りと下りで鍛えられる箇所が異なり、練習としても飽きずおススメです。

 

ネットでは30km走やった方がいいとか書いてありましたが、めんどくさいのでパスしました。

 

あと、トライアスロンのときも書いたんですが、今年はかなりフォームを意識して、昨年までのような膝に負担がかからないようファアフット走法(つま先着地)という必殺技みたいな名前のフォームを習得しました。

通勤ランや峠走などペース緩めのランニングは必ず自分の思い通りのフォームができているかを常に確認しながら走っていました。

 

僕はランニングはどちらかというとトライアスロンのためにやっているので、2種目終えた後でも走れるような身体に負担の少ないフォームや走り方が理想なんですよね。

 

ということで、人生初のランニング月間距離が160kmを超え、準備万端。

 

と思いきや直前で問題発生。

 

 

太ももの外側の筋肉(腱?)が硬すぎる。

 

 

柔らかさを失った筋肉というのがやばいというのはヒルクライム等で確認済み。

ランニングにおいても太ももの筋肉が硬くなりクッション性が失われると、その下の膝にモロにダメージがいってしまう気がする。

 

とりあえず毎日テニスボールでコリコリしていたら、それなりには良くなりました。

 

走り始めとかストレッチした方がいいのはわかってるんですが、なんか小学生みたいな感じでワクワクしちゃって毎回我慢できずいきなり走り出しちゃうんですよね。。。来年はメニュー考えておこう。

 

練習内容はそんな感じで。

 

 

あと今回は装備・携行品にもこだわってみました。

 

 

①シューズ

 

 

巷で話題のNIKEのヴェイパーフライネクスト%を採用。お値段30,250円。

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プロアマ問わず絶大な支持率を得ており、シューズ界の革命児と呼ばれているとかいないとか。

MGC(東京五輪選考レース)のときに多くの選手が実際に履いており、素人めにも「これ、靴が凄いんじゃね?」と思わせるような強烈なインパクトを与えていたのではなかろうか。

 

自分は練習距離も短いし、練習方法も適当なので、ランニングを語る資格はないと思っているのだが、このシューズだけは別格であると思う。

 

ただ話題になり過ぎて色んな論争が起きているのも事実である。

素人にはオススメできない。脚を壊す。

とかの類のやつである。

 

 

ここで唐突だが、皆さんはアンデルセン童話の「赤い靴」という話をご存知だろうか。

赤い靴 (童話) - Wikipedia

 

少女が靴の魅力に取り憑かれ、一度履いたが最後、踊ることを強要され続け、最終的には両足首を切り落とされるというエログロバイオレンスなやつである。

 

 

 

いや、だから何?

 

 

って思うじゃないですか。

 

 

なんかこのNIKEの靴も僕らが選んで履いてるわけじゃなくて、靴の方が僕らを走らせているんじゃないかと思ってゾッとするんですよね...

 

 

 

 

ほら...

 

 

 

振り向けばそこには切り落としたはずの少女の足と靴が...

 

 

 

 

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 

 

f:id:rollretasu:20191104225118j:image

 

 

 

 

ということで話が逸れました。

 

 

クッション性がありながら、超軽量。

 

 

なんかこの靴は使い手を選ぶらしいので、フォームがしっかりしていないと恩恵を最大限受けられないらしいということを言いたかったのデス。

 

自分はというと、逆説的にこの靴が求めるフォームを研究し、体得したところ、実際に試走した段階で自分の中のイメージがピタリとシューズの機能と一致し、ウッホホーとなりました。

 

 

この恐ろしさ(凄さ)は是非実際に体感してみてもらいたい。←語彙力不足を押しつけるスタイル

f:id:rollretasu:20191104214615j:image

 

僕、自転車もそうなんだけど最新技術に触れるって好きなんですよね。家電とかも好きだし。

 

 

最後に難点をあげるとするならば、NIKEに共通することかもしれないが、つま先部分が狭い気がするので、足の指の爪がもっていかれます。

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これが対価だというのであれば僕は喜んで差し出しますが。

 

 

②マルトデキストリン

 

 

このワードを聞いて多くの人が「日本語でおk」で思うだろう。まあ自分もよくは分かっていないので、自分なりの考えを記す。間違っていても文句言わないでほしい。

 

ラソン初挑戦の方とかでもカーボローディングという言葉は知っていると思う。マラソンは2000kcalほど消費するので、それに備えて炭水化物を多く摂っておこう的なやつである。

 

ただ炭水化物を多くとるというのは意外と難しい。大量の食べ物を消化するため胃に負荷がかかってしまうからだ。

 

そこで、水に溶かして炭水化物を摂りましょう的な発想が巷で話題(2回目)のモルテン等である。

赤城山ヒルクライムの参加賞で配られていた粉飴

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もこの類で、みんな処理に困っているような気がするが、実はレース前の調整食としては有能だったりする。

 

まあ簡単にいうと『胃に優しく早く効く』かな。

 

自分は前日と当日にマルトデキストリンローディングを行った。

当日途中ほとんどジェル等は補給しなかった(というか持っていくの忘れた←えw)が、ハンガーノックとかはならなかったので、効果あると思いたい。

 

ただこの粉飴の公式HPってなんか胡散くさ....うわっ...何をするやめ(ry

 

 

③軽量ランニングウェア

 

 

今までだいたい半袖半パンで走っていたのだが、なんか箱根駅伝とかってめっちゃ布面積少ないウェア来てるじゃないですか。

僕も欲しいなぁ〜と思い、ポチりました。

 

うーん...

シューズがNIKEのピンク色にしたからウェアも統一しようかな!

 

よし!これだ!

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荷物到着開封

「あれ?レディース頼んじゃったかな?」

 

 

 

うん、男子が着る服とすると色合いが絶妙にキモい気がする!

 

だがそこがいい!!

 

キモいとかキモくないとか

まだそういうもんにこだわっとる(ry

 

 

確かに軽量であり、脚の動作への影響が最小限であることは間違いないので無事採用。

 

ただ色合いは別に気にしていないのだが、大迫選手とかのを見て、下はスウェットのハーフパンツタイプみたいのでも良かったんじゃないかと思ってみたり。腰の部分にジェルとか仕込めるポケットとかあるやつもあるみたいだしね。

 

 

 

 

このくらいかな?

今回試してみたものは。

 

 

ただここまで偉そうに書いたが、実は事前の調整がダメダメだったのは、次の本番編で書こうかな!

 

 

「「最強ヒルクライマーは『無駄な引っ張り』を覚えた!!」」

10/6(日)【2019前橋トライアスロンフェスタ】日本一やさしいブログ

 

 

今回は前橋市民(勝手に)三大スポーツイベント

・4月   前橋・渋川シティマラソン

・9月   赤城山ヒルクライム

・10月 前橋トライアスロンフェスタ

のうちの一角、”日本一やさしいトライアスロン”と銘打つ『前トラ』への参戦録です。

 

 

 

日本一やさしいだぁ???

 

 

俺が勝負の世界の厳しさを教えてやんよ

 

 

 

 

ちなみに今回で第3回目の開催のこの前橋トライアスロンフェスタ。

実は僕、第1回も参加していて、そのときは高校のときの先輩・後輩とリレー(3人で1種目ずつやる)部門に出場し、自分はバイク担当だったんですね。

んで、そのときリレー部門第3位

3位だったけど、自分は生まれて初めて表彰状というものをもらってすごく嬉しかった記憶がある。

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↑探したら画像ありましたwなついw

 

 

思えばこの大会がきっかけでガチ勢の第一歩を踏み出したといっても過言ではない気がする。

 

 

個人のバイクの成績についても確かリレー部門で種目2位とかだった。

しかもガーミンのサイコン買ったばかりで表示が『マイル』になっているのに気付かずに「16kmって聞いてたのに全然距離ちげーじゃねーか!」ってキレてました。わら。

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このとき1週間前の赤城山ヒルクライム本番で1時間6分台で走っており、そのときからどれくらい速くなったのかも気になっていたりする。

 

 

 

あー

 

やっとこのこと書けたわー

 

 

いやね。

実はね。

この第1回に参加したとき、このブログ既にあったんですよ

当時、途中まで書いた下書きが今日までずっと残ってて、

あ〜後で書けばいいべ〜

とか思ってたら2年かかってしまったw

 

『明日やろうは馬鹿やろうbyエース栗原』ですね。

 

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カッコよく書くなら”3D2Y”ですかね!!

 

 

 

ということで、

After 2 years later...

当日までの練習内容をば。

 

前週まで赤城山ヒルクライムロードバイクの練習ばかり。

そして直前1週間の練習内容は

 

◯スイム

前日に700m流して泳ぐ←えw

◯バイク

TTスタイルの練習に旧料金所までショートヒルクライム1本

◯ラン

ジョグ2回、ペーラン(6km30分)1回

 

 

いや〜舐めてますねぇ〜wwwww

 

 

あれね。

テーパリングね、テーパリング。

 

 

まあ8位まで表彰状もらえるみたいだし(一応8位以内は狙う)、名前にフェスってついてるし、お祭り気分での参加ですね。

 

 

アニメのガチ回の後の日常回みたいな!

 

 

さあ特に何の準備も調整もせずに臨んだので、いきなりですがレースの様子をどうぞ。

 

 

◼︎日本一やさしいスイム

 

県営の室内50mプールを6往復して300m。

 

50m泳いだら隣りのコースに移動して・・・を6回繰り返す。

 

ちなみにここの県営敷島プールは水球用にコートがはれるようになっており水深が深め。当然プールの中央エリアは足がつかない。

 

意外と観客席がギャラリーで埋まっており、世のお父さんたちは妻や子供たちに無様な姿を晒さないようにせめてここだけでも頑張りたい。

 

 

 

スタートは2人1組で10秒ウェーブスタート。記録測定マットはプールに入る直前にある。

 

自分はというと前から4番目の好位置からのスタート。(前方からスタートした方が、人を抜かなくていいので有利だよ)

 

というのも、自分なりのトライアスロンのガチ勢の簡単な見分け方が『スイムキャップを耳までinしてかぶっているかどうか』なんだが(あ、水の抵抗減のためね)、周りに全然ガチっぽい人がいなくて、スタッフの女の子がドモホルンリンクルみたいな格好した自分を前まで誘導してくれた。

 

 

謝謝(xie xie)。

 

 

自分より前の人を確認すると先頭2列目まではJAPANユニフォームが並んでいた。

 

 

正直言っていいですか?

 

 

 

JAPANユニフォームめっちゃ欲しい。

 

 

 

セミオーダー?で自分の名前も所属・名前も入れられるみたいですね。来年用に買おうかな。

 

 

そんなこんなで自分のスタート番。

 

プールで泳ぐの2ヶ月ぶりくらいなんで(しかも今回頼りの綱のウエットスーツ無し)、

 

 

 

ミズ、コワクナイ、ミズ、トモダチ・・・

 

 

 

と呟きながら飛び込みました。

 

 

そして50mほど泳いで実感。

 

 

 

あ、これ無理なやつだ。

 

 

 

コポォ......

 

 

 

 

いや溺れるwww

 

 

 

足つかないwwwww

 

 

 

脚はバイクとランに残したいので腕メインでほぼ流し。そして、2ストローク毎に呼吸するというチキン戦法で何人かに抜かれながら、なんとか6往復。

 

 

記録は9分53秒w

 

種目34位www

 

 

うはw

 

 

俺の挑戦はここで終わった...

 

これまでの大会でのウエットスーツの科学の力を自分の力と勘違いしていてすいませんでした。

 

ミズ、トモダチジャナイ!

ウエットスーツ、トモダチ!!!

 

 

前も言いましたが、スイム苦手な方は着替えの時間差し引いてもウエットスーツ来た方が有利だと思います。

僕はいつもレンタルなので今回ケチりました、ハイ。

 

 

◼︎日本一やさしいバイク

 

 

スイムが思ったより時間がかかり、なんかどうでもよくなりつつあるもう1人の自分を必死になだめながらバイクトランジットへ。

 

前日とか種目1位獲る気満々やったやんお前!

 

みんな靴下とか立ったまま履くんですが(当然ガチ勢は裸足だよな?)、自分は

 

 

よっこいしょういち〜

 

 

と体育座りして履き履きしてました。

 

 

スイムからバイクへのトランジットが手元の時計で1分半。

遅すぎうち、ですね。

(ちなみにトライアスロンではこのスイム→バイク、バイク→ランのトランジット時間はバイクのタイムとしてカウントされるよ!)

 

まあ気を取り直し、

出発1時間前(←えw)に装備したエアロバーを握りしめ国体道路の16km2周回コースへレッツゴー!!

 

 

 

うほーっ!!!

 

久しぶりの平地だぜぇええええ!

 

 

 

ぶっ飛ばすぜぇえええええ!!!

 

 

 

ピッ...

 

 

 

350w...

 

 

 

ピッ...

 

 

 

400w...

 

 

 

ヒャッホーウ!!!!!

 

 

 

...どうみてもオーバーペースです、本当にありがとうございました。

 

 

しかも南に進むときは向かい風が凄い。

 

赤城から4kgほど増量しておきましたが、最強ヒルクライマーの体重では軽すぎるらしく、めちゃくちゃ風に煽られました。

 

 

 

カゼ、トモダチジャナイ!!!

 

 

 

しかし腐っても赤城準優勝ライダー

 

たとえヒルクライムでなくても、

たとえ当日一風堂のラーメン+替え玉2杯食っていようとも、

見せてやるよトップクラスの走りを。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

あれれ〜?

 

 

1位の人と差がつまらないぞぉ〜???

 

 

 

確かFTP315w(ドヤァ)くらいあったと思ったんですが、

プールの塩素で溶けちゃったかな?

 

 

とりあえず途中タレながらも何とか16km完走。

 

最強のヒルクライマーが平地も速いとは限らない。

 

 

ごめんよベヒーモス(※新車の名前)ちゃん。

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キミの力をまだ存分に引き出せずに。

 

 

先輩がバイクの時の写真撮っててくれたみたいなんですが、フォームがかなり乱れていてエアロポジションがとれてませんでしたね。

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Cd意識しろよCd

※Cd=空気抵抗係数

 

 

 

バイク→ランのトランジットに移り、シューズを履き変え、すぐ様スタート。

 

だがランスタートがどこにいったらよくわからないw

 

皆さんは事前にパンフ読み込むか当日下見しといた方がいいですよ!

 

このトランジットでも1分半ほどかかってしまっている。

 

 

バイクの記録は27分20秒で種目4位

 

うーん、、、

トランジットに時間かかってるとはいえかなり微妙w

 

2年前リレーで出た時は28分54秒だったけど、リレーはトランジットほぼないし、今回のタイムはエアロバーつけたタイムだし、結局2年間で自分がどれだけ成長したかは全くわかりませんでした。

てへぺろ

(Garmin的に2年前27:12、今年24:59だから2分

近く早くなってるっちゃーなってるか)

 

平地は要研究、やな。

 

 

◼︎日本一やさしいラン

 

 

ランは前橋市ポケモンGOの聖地でお馴染み敷島公園内の特設コースを2周(4km)。

 

バイクでスイムの分を取り戻すように多くの人を抜き去ったが、トランジットエリアは色んな人の入れ替えがあったりして見た目上の順位がよくわからない。

 

しかもまだJAPANユニフォームの方々を抜いていない。

 

確かJPNが4人いた気がするので、大甘に見て現在5番手といった感じか。

 

 

「ふぅ・・・久しぶりに本気で走るか」

 

 

“ランニング”とは重力による垂直方向への落下の力を、滞りなく進行方向への推進力に変換する運動である。

↑めっちゃ早口でいってそう

 

 

今年夏のトライアスロン前にフォーム改造し、2種目終わった後でも無理なく走れるように研究してきたつもりだ。

 

走るのではなく、”前に倒れる"の繰り返し。

体の部位の通過順とすると、前から大胸筋→頭部→腰骨→膝→足首。そして頭は一定の高さに固定し、弾まないようにする。

これを可能にするには強靭な体幹が必要になるが、それは赤城のオマケでなんとかなるだろう。

 

 

公園内の特設コースはロードっぽいところもあるが、一部土のところがあり、木の根が盛り上がっていたり、傾斜があったりとオフロードっぽいところもある。

 

 

4:00/km爆走中俺

「こ、、、これは『パルクール』や!!!」

 

 

全身を使って変化に富んだ地形を走ることで総合体力アップができる

 

パルクール

 

今回のコレをパルクールと呼ぶかはアレだけど心拍170overでアドレナリン出まくってる自分はそのときガチで思ってたよ!

 

 

ちなみにあの”SASUKE”の上位陣はパルクール勢だったりする。

 

 

オフロードに入るところで、1位(らしき人)とオープン参加の招待選手が競っているところをすれ違う。

 

 

うーん・・・

700m差くらいか?

3分以上離されてんなコレ

 

 

ただ久しぶりの全力ランは楽しい。

 

 

ヒルクライムラクな登り方とか覚えちゃったから、呼吸が苦しいとかあんま感じなくなってきたからな〜

 

でもランは全然まだまだで、少しペースを上げるだけで心臓バクバク。

(つーか維持するのが限界)

 

 

 

あーこれが”苦しい”かー

 

 

久しぶりの感覚だー

 

 

俺"生きてる”!!!

 

 

 

遊びも全力で。

そうしないと人生楽しくないよ!

 

 

途中ゴール1km手前くらいでJPNを1人かわし、コースはいよいよゴールゲートのある敷島スタジアムへ。

 

オーロラビジョンに選手の姿が写り、自分以外周りにいないので陸上用の公式トラックをほぼ独占できる。

しかもなんか実況つけてくれるオマケ付き。

運動会かな?って思ってしまった。笑

 

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何ぞこれ!

 

めっちゃテンション上がるわ!!!

 

 

 

 

 

残り300mくらいか!

 

フィナーレや!!!

 

 

 

 

足先から伝わる衝撃を、全身の筋肉がしなやかに受け流す。

 

耳もとで風が鳴っている。

 

皮膚のすぐ下が熱い。

 

なにも考えなくても、心臓は血液を巡らせ、肺は乱れなく酸素を取りこむ。

 

体はどんどん軽くなっていく。

 

どこまでだって走っていけるー

 

 

 

 

 

 

『走るの好きか!?』

 

 

 

好きです。

今度は嘘じゃないです。

 

 

 

 

 

天を仰ぐお馴染みのポーズで、テープを風のように切り、ゴォ〜ル!!!

 

 

 

ランは18分17秒で種目10位

 

まあ付け焼き刃でよくやった方やろか。

 

 

 

そして3種目通した全体タイムが

55分31秒!(速報値)

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...ただ前を走る人たちが全く見えんかったw

 

このとき着順で4位と聞かされる。

 

 

まあ・・・頑張った方かな?

 

 

 

ゴール付近には人が固まっていて、おそらく1位であろう貫禄のある人を発見。

 

実はこの人はブログ見てて「なんかラーメンめっちゃ食ってんな!」とか思ってた人で

【いつもブログ見てます】と声をかけて、話をさせていただいた。

 

 

タイムを聞くと51分台らしいw

 

 

うぇっwww

速すぎバロリンwwwww

 

 

飲み物と完走証を受け取り、ふらふらしてると、上武大学のストレッチブースが出ていた。

 

 

あーハルヒルんときも出てたなー

 

 

なんて思いながらせっかくなので受けさせていただくことにした。

 

 

無茶な動かし方した身体を丁寧にマッサージでほぐしてくれて、かなり良かった。

 

そうだ。

俺がこの半年間本格的に体幹レーニング取り入れたのもハルヒル終わった後で

『体めっちゃ固いですね。運動するなら柔らかい方がいいっすよ』

って言われて取り組んだんだっけ。

 

ありがとう学生諸君。

感謝する。

 

 

自分の出した55分のタイムは、前年だと表彰台(3位以内)には届かないが、8位入賞はほぼ確実といった感じ。

 

一般の部の速報も全員ゴールしないと張り出されないということだったので、とりあえず一時帰宅。

なんか寒くなってきてたしね。

 

 

帰宅した後、少し時間を潰し、表彰状一応もらいに行くかー(自分が何位だったかも知りたい)って感じで会場いったら

 

 

 

ま  さ  か  の  総  合  2  位  w

 

 

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Swim34位−Bike4位–Run10位で総合2位でいいのだろうか・・・

 

 

しかも3位の人とまた0秒差やんwwwww

 

赤城の借りは意図せずすぐに返せたようです。

 

 

 

 

 

表彰式は時間が早まり、既に終わってしまっていたらしい(←えw)ので、

とりあえず賞状・副賞等を受け取り、予想外の順位に1人はしゃぎながら色々と記念撮影。

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ちなみにゲストの競泳の松田選手とも写真撮ってもらえた!

この人当たり前だけどめっちゃ泳ぎ速かった。流してる感じでも、一生懸命腕をバシャバシャしてる隣りの素人より全然速い。

スイム上達の1ついいお手本を見せてもらった気がする。

 

 

 

あー

トライアスロン楽しかったなー

 

 

 

ヒルクライムの競争相手がいるレースもいいんだけど、このトライアスロン己の限界への挑戦感も悪くない。

 

トライアスロンも上達していくと、結局レースになるんだろうけど、それはもう少し先の話の気がします。

 

 

楽しさを求めて参加したので、反省会とかは今回無しで!

 

これで残りのイベントは、群馬県民(勝手に)三大スポーツイベントの

 

11月 ぐんまマラソン

 

のみ。

 

去年初フルマラソンでサブ4を達成できたが、今年はどうか。

 

 

残り1カ月切ってるけど余裕っしょwww

 

 

去年は練習期間2週間で4時間切りだから1カ月も練習したら2時間切っちゃうよwwwww

 

 

 

 

ということでトライアスロンはまた来年!

課題は山ほどありますが、それは今後の楽しみでもあるわけで。

 

 

とりあえず

立ったまま靴下を履く練習をします!

以上!!!

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お疲れ様でした!

【おまけ】2019赤城山ヒルクライム~あとがたり的な~

 

 

 

パソコンカタカタ僕

「あ~『・・・いっぺんのくいなし』っと」

 

 

ってざっけんな!!!

キーボードクラッシャー

 

 

いや悔いあるわ!

 

めっちゃあるわ!!

 

 

 

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0秒差とかwww

 

www

 

wwwwwwwwwwww

 

笑うしかないwwwww

 

 

 

当日も本部に殴り込みにいったら裏に設置されてる細かい機械まで見せてくれて、確かに

 

1位 59.03.276

2位 59.03.324

 

と刻まれていました。←暗記しちゃったよw

 

なんか今年のハルヒルの記事に

sh2sh2.hateblo.jp

 

 『小数点第3位まで計測とか誰得だよwww』

 

とか書いた気がするんですけど、今考えてみれば壮絶な【フラグ】でしたね。

 

ハイ、俺得ですw

いや損かw

 

 

 

といった感じで

いやーどうでしたかね前回記事は。

かなり気合入れて書いたので、そういった想いの強さの分だけ長くなってしまって申し訳ない。

今回出した59分03秒のタイムはまた頑張れば切れる気がするんですけど、あの記事より熱い文章がもう一度書けるかというとそっちの方がマジで自信ないですね笑

Youtubeとかに大会優勝者の動画とかはよく投稿されていると思うんですが、じゃあその優勝者が何を考えて走ったのかというのは中々わからないと思います。

そこで、表現は多少オーバーなところはありますが、普段やっている文字の装飾とか誇張表示とかは最小限に、赤城へどれだけ懸けていたかその想いをシンプルに内容で勝負!ということで今回書き残しておくことにしました。

(ぼく優勝してないけどw)

 

自分視点しか書いてなくて内容に偏りがあるんでアレですが、ヒルクライム年代別トップクラスのガチ勝負の世界というのものの面白さを少しでもわかってもらえると嬉しいです。

あの瞬間を楽しむためにみんな何百・何千時間も練習してきてるんだと思いますから。

なんでもそうなんですけど勝負ごとを本当に楽しむためには”強さ”が必要なんですよね。

 

 

 

そして、!突然ですが!ここでお詫びと訂正のお知らせです。

 

なんか前回記事、最後年代別30代1着でゴールした的なこと書きましたが、たぶんアレですね。

というのも、0秒差で負けたとわかったとき、1位の人が最後どこ走ってたか全くわかんなかったんですよ。(記事内ではうまくぼやかしてますw)

自分の中では、最終盤にその時点で2位だった人と一緒に1位に追いついて、その後抜かしたのかな~なんて思ってたんですが、本日10/4時点でアップロードされた動画の数々を細かく検証すると、どうやら実際には1位には追いついていなくて(別の人に追いついたのを1位の人と自分が勘違いして?)、そのまま逃がしちゃったみたいですね。

 

 

あーやっちまったかー。

 

 

というのも、その人に関してはマークもかなり甘めで、今になっても数いた有力者のうちスタート位置が唯一思い出せないんですよ。本番当日も抜け出しくらったとき、「アレあの人って俺より前スタート?後ろスタート?どっち??」と内心めちゃくちゃ焦ってるんですよね。その後とりあえず追いついて安心した、みたいな。

 

 

ただ、『答え』は自分の方がやっぱり後発スタートで、スタートから稼いだ時間分、キッチリ逃げられててオワオワリでぇ~すwww

 

 

つーか、

やべぇw危うくピーナッツ戦法で優勝するところだったわw

 

 

 

ただ、やっぱりボクゥのあのときのスタートする位置の判断は間違ってなかったちゅーわけやな・・・

 

(↓イメージ)

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無念です・・・

 

 

 

あ、ちなみに記事は直す気はないです←えw

 

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やる夫の精神ですね!

 

フィクションって書いといて良かったわ~

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まあ雑にまとめると、

大会で緊張するのは全員同じなので、その中で実際にした選択・してしまった選択というのがその選手の実力なんですよね。

見逃し(しかも気づかないw)という大失態をやらかしてしまいましたが、手痛く負けた時こそ胸を張れby伊藤カイジ

この0秒差の悔しさも今後のバネとして素直に優勝した方を称えたいと思います。

 

 

うーんクラス最年少なのに俺ってば大人だな~(自画自賛

 

 

 

まあ自分なんか前日の夜とか珍しく緊張しすぎて眠れなくて、萌え声・ASMR・睡眠導入効果音等の催眠系Youtube動画に全勝しましたからね!

 

 

さて、余談はこれくらいにしておいて、

僕は赤城の年代別で優勝したら、ドヤ顔で自分の練習方法や大会へ向けた調整の仕方、機材の紹介及び歴代の優勝者にありがちな~ボクがロードバイクをはじめてから優勝するまで~的なやつをしようと思っていたんです

が、

準優勝(「2位」って言うな!「準優勝」って言え!!)悔しかったので一切紹介しません。

 

 

 

 

工工工エエェェ( ´д`)ェェエエ工工工

 

 

 

 

何甘えてんだ?

当たり前だろ。

勝つ方法なんて自分で考えろカス。

 

 

まあ僕がここで書かなくても来年は誰かしらは必ず優勝するだろうし、ソイツその人が書けばいいんじゃないですかね。

 

『敗軍の将、兵を語らず』

 

僕のやり方ではほんのわずかですが優勝に届かなかったのでそんな勝ちもできないやり方を紹介しても意味ないですからね。

 

 

 

 

あ゛~語りてぇ~

 

 

俺の考え方とかめっちゃ参考にナルトオモウノニナー

 

 

 

 

...まあこの楽しみはとっとくか

いやなんかおふざけの感じで小出しにして出すか。

なんか気が向いたら我慢できずに書くかもしれません笑

(結局書くんかい!!)

 

 

さて、前に紹介したとおり、赤城山ヒルクライムでは年代別上位3名は翌年強制的にエキスパートでの出場になります。

 

 

ただ僕エキスパートで闘う気全くないです。

理由はシンプルに"勝てないから"ですね。

 

あんなバケモノたちとやれるわけないじゃないですか(半笑い)

 

 

 

 

え?

 

 

自分の力の上限をもう悟ったというのか?

 

 

ん?

声が聞こえる・・・?

 

 

技も体も精神も何一つできあがっていないのに自分より優れた何かを持ってる人間は生まれた時点で自分とは違っている。

 

それを覆すことなど、どんな努力・工夫をもってしても不可能・・・

 

 

何だ・・・この声は!!?

 

 

そう嘆くのはすべての正しい努力を尽くしてからで遅くない。

 

自分は天才とは違うからと嘆き諦めることより、自分の力はこんなものではないと信じて、ひたすらに真っすぐに道を進んでいくことは辛く苦しい道であるかもしれない。

 

 

やめろ・・・

 

やめろ・・・!!!

 

 

才能の開花のチャンスをつかむのは今日かもしれない。

 

もしくは明日か明後日か。

 

10年先...40歳になってからかもしれない。

 

体格ばかりは何とも言えないが

 

"ない"と思ってたら一生"ない"んだ。

 

 

そうか・・・

 

 

才能は開花させるもの。

 

センスは磨くもの。

 

 

赤城準優勝は俺にとって"スタート"に立ったことに過ぎなかったんだ・・・

 

 

よし。

 

やってやろうじゃねぇか。

 

やります。

 

 

赤城に君臨する5人の王たち。

ヒルクライム界における神にも近しい力を持った特別な存在。

 

 

ー最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記ー

VSゴッドハンド編

 

 

2020年連載開始予定!!

 

 

「最強ヒルクライマーに俺はなるっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

あれ・・・?

 

これちょっと風呂敷広げ過ぎてない・・・コレ?

 

 

 

 

(2019/10/5追記)

最強のツイッター始めました。

@SeyuChannel

色んな方と戯れていければと思います。

 

9/29(日)【2019赤城山ヒルクライム】最強決定戦

 

 

一度も優勝できなかったのなら、努力は何の意味もない。

トーマス・ワイゼル

 

第9回赤城山ヒルクライム

 

幻に終わった第8回大会より約1年。

 

 

さあ

時はきた。

今日勝って最強をお見せしようじゃないか。

 

 

ー全てはこの日の為にやってきたのだからー

 

 

 

今回ボクゥが決めたSランクマーク相手は次に挙げる3人。

 

他の参加者はというと、STRAVA、twitter、ブログその他諸々全てチェックしたが、-言葉を濁さず敢えていうなら-“2019年の赤城ヒルクライム優勝争いに絡む要素”という一点においてはお話にならないタラバガニや。

 

 

 

†天照の白き死神†

ゼッケンNo.130 南川

年代別20代

 

表彰台常連チーム天照の若頭。推定PWR5.5倍以上。文句なくエキスパ勢クラスの実力者。室内練習メインなのか肌は驚くほど色白。そして愛車ドグマがドクロと発音が似ていることから死神。なので白き死神。天照の南川いるところに優勝は獲れないと云われているのも死神っぽい。

 

 

●ふぁいあーふぉっくす●

ゼッケンNo.131 篠崎

年代別20代

 

同じく推定PWR5.5倍↑。こちらもきまぐれエキスパ勢。前述の南川に今シーズン一度土をつけている実力者。ボクゥは南川クゥンを永遠のライバルと(勝手に)認めているのでこれは賞賛に値しますわぁ。日々の不満をツイートで漏らしがちなのでもらえる情報量が多くて助かります。ちなみにアップしてた嬬恋の動画みて、俺よくこの人に勝てたな(実質勝ってないがw)って素直に思えるほどのキレのある走り。

 

絶対王者、大王様★

ゼッケンNo.128 大澤

年代別30代

 

間違いなく本大会年代別30代クラスの大本命。枝折、八方ヶ原、嬬恋と直近の参加したヒルクライム大会を全て制覇しているツワモノ。大王様。今回ボクゥが同じ年代別とあって1番警戒した相手でもあるねぇ。

 

 

おっと・・・

僕が”今回の赤城から”30代クラスで出走するのはまだ内緒やったっけねぇ・・・

ヒヒヒヒ・・・

 

 

シーズン初め、たまたま自分の誕生日が9月という関係で、今年の赤城は『超人達の闘技場』年代別30代で闘うことが自分だけがわかっていて、み〜んな研究させてもらったよ?

ぬるま湯のような20代クラスと違って30代がハイレベルな激戦区になることは百も承知。

それが自分が直前までマークされることなく、一方的に相手を研究し尽くせる。

こんな素晴らしい機会、活かさない手はないやろ。

赤城は何回も出場してることもあって、出走リストが出るのが前日というのもわかってるしなぁ。

 

今年、自分は20代クラスでずっと走っとったけど、前回の嬬恋での優勝ですら撒き餌、効果的なブラフと思っとったんよぉ。

惜しげもなくみんな全力出して頑張って、マークされてるとも気づかずに各大会の先頭集団で手の内みせてくれてぇ〜

 

あ   り   が   と   う。

 

 

ロードレースは化かし合いのスポーツよのう。

 

 

なあ、大王様ぁ!!!!

 

 

 

アナウンス『スタート5分前です!』

 

 

 

着いたで。

 

会場到着。

 

 

5分前?

充分や。

早く着きすぎて自分がマークされてもしょうがないしなぁ。

流石に相手も参加者リスト見て気づいてるだろうしなぁ。

 

 

そして見つけたよ。

大王様ぁ。

 

 

実のところ、スタート位置は直前まで迷っていて、レースの直前15分前まで調べていた気象庁の風向きデータによると北西からの弱風が少々。

 

 

年代別を獲るためには、最後方からの飛び出しアタックが1番効果的。

 

んなぁことは百も承知や。

 

ただ大本命、大王様のスタート位置を前方に確認し、その周辺にチラホラと”入賞候補者”たち。

 

 

うーん・・・

 

自分ら、スタート位置前過ぎやで?

 

ただ漠然と並んだだけでは有利には闘えんよ?

 

 

 

南川クゥンとシノザッキーはというと...

 

ほぉ...やっぱり2人は分かってるようやねぇ笑

 

 

あと若干とはいえ西寄りの風ということもあり、斜度の緩い前半戦は”右寄り"に抜いていく必要があるようや。

 

向かい風になることと、今までの年代別の経験から今回集団のスピードは遅めになることは間違いない。

 

 

 

僕の位置どりは”ココ”や。

この位置こそベスト。

 

 

 

そしてこの位置取りは全員が並び終わった後にしかわからない。

だから5分前で充分なんよね。

 

 

正直、唯一危惧していたのは、南川クゥンとシノザッキーの開幕ウルトラダッシュアタックからの超強力なコンビ逃げやったけど、その心配もなくなったしな。

つーかあの2人ならそれができるし、南チャンあたりは初赤城とはいえマジでやりかねないからな。

そしたらスタートでマジでレース終わるわ。

 

 

年代別の整列はただ前に並んだり後ろに並んだりすればいいってもんじゃない。

レースに影響力をもたらす人間がどこにいるかを全て把握し、その他の気候情報、コースレイアウトを頭に叩き込んで最善の策を練る。

 

ヒルクライムにおける絶対的正義のPWR(パワーウエイトレシオ)が地力で劣る僕が勝つためには、ほんの小さな要素であっても、優勝には欠かせない大事なことなんよね。

 

 

もしも相手が絶対に敵わないようなどんな強敵だったとしても、”勝とうとしなければ”勝てないんよ。勝負ってもんはね。

 

 

ヒルクライムは試合が始まる前に勝敗は決まっているとよく言われる。

実際このスポーツは番狂わせが少ない。

 

より準備をした勝ちそうなやつが勝ち、準備の足りない負けそうなやつが負ける

 

お前は準備が足りず負けそうか?

 

No

 

お前は勝つための準備はしてきたか?

 

Yes

 

 

 

 

さあスタート位置は決まった。

 

 

やろう、もう一回のない闘いを。

 

 

そして願わくばここにいる誰よりも楽しもう。

 

 

レースは超楽しい遊びだろ?

 

 

 

アナウンス『第2グループスタートです!』

 

 

 

1時間後、山頂で笑うのはこの俺だ。

 

 

 

ースタートの乾いた空砲の音が鳴り響くー

 

 

 

 

スタート直後

300人超の集団が一斉に動き始める。

 

 

 

そして間もなく計測開始地点。

 

 

集団がーーー加速する。

 

 

 

 

走ってる途中で前方に嬬恋キャベツヒルクライムの優勝者たちをこれで全て確認。

自分含めて嬬恋の各年代別(29以下・30〜34・35〜39)のチャンピオンだった3人がこの赤城山では同カテゴリーで競争するんだから、いかに赤城山が選手層が厚くビッグレースってのがわかる。

 

 

しかし嬬恋での優勝は僕にも力を与えていた。

 

 

ヒルクライム、自転車ってのはメンタルがモロに影響するスポーツだと個人的に考えている。

 

 

走りに覇気がないってのはよくいったもんで、キツイって自分で思い込むと体は動いてくれない。

体の認知機能だ。

 

《3つのP》と呼ばれるこの考え方。

 

Power 出力(パワー)

Pulse 心拍

Perception 認知

 

走り自体が生きていないとどんなパワーも心拍も噛み合わない。

 

自信、成果というのは必要。

 

走りにつながる。

 

 

ラッキーパンチだなんだと言われようが嬬恋獲れて良かったよ。

 

おかげで、集団各所に紛れている小中規模のヒルクライム大会表彰台常連者という”見た目”豪華なメンツを前にしても一向に怯まない。

 

むしろ、みんな頑張れと後ろからエールを送る心の余裕すらあるのだから。

 

 

実際落ち着いている。

嵐の前の静けさ。

 

朝食ったものが腹になくなった感じがする。

でもまだ腹はすかない。

 

いつもより身体がよく動くし、

周りの動きもよくみえる。

 

どの選手の後ろにつけば必要最小限の出力で前に出られるか直感的にわかるし、実際にその動きができている。

 

自分の調子がいいことは自分でわかる。

 

無駄な動きもない。

 

 

走りはじめて改めて感じる...”勝つ”感覚を。

 

 

 

「自転車は好きですか?」

 

「その好きという感情は勝利に必要か?

 

漠然とした理想など無力なだけだ、優勝を狙え」

 

 

わかってる。

 

自転車は好きだ。

 

ただごめん。

 

今日は特別だ。

 

 

“勝ち”に徹する。

 


その代わりといっては何だが自分の持てる全力以外ださないことは約束しよう。

 

 

 

 

ほどなくして富士見の大鳥居(およそ3km地点)を通過。

 

 

自分は集団前方まであがり様々な状況に対応できる高い位置をキープ。

 

 

しかし、ここまで順調のように思えたが、ある”違和感”を感じる。

 

 

 

何かおかしい。

 

 

 

自分の認識と何かがズレているように感じる。

 

 

 

 

・・・!!!

 

 

まさか!!!!!

 

 

 

今年、赤城山ヒルクライムに臨むにあたり、私は過去の大会当日のYouTube動画は読み漁ってきていた。

それこそ位置どりの参考やコースの確認などで何十回も見てきている。

もちろん動画に表示される細かい走行データもーーー

 

 

 

 

 

わかったぞ。

この”違和感”の正体。

 

 

手元のサイクルコンピュータのスピード表示を見て確信に変わる。

 

 

“例年”に比べて

集団のスピードが遅すぎるんだーーー

 

 

 

 

 

 

確かに予見できたことではある。

 

 

実際に集団を前で引いているのは自分が有力者としてチェックしていた人たちではない。

 

 

前回大会が中止になり、2年ぶりの大会とあって皆慎重になっている・・・のか?

 

 

“自惚れ”を語るのであれば、嬬恋で後方からスタートした自分が終始前を引かず、完全に最後ゴール刺されながらも数秒差で年代別トップタイムを出した悪い流れを引きずっているのかもしれない。

 

 

 

 

嫌な感じだ。

 

 

理由は明確にはわからないが直感がそういう。

 

 

 

 

ここは布石を打っておく。

 

 

ほんの少しだけ力を使い、大本命の後ろマークを外してまで、先頭2番手までポジションをあげておく。

 

 

 

自分には先頭を引いて集団をペースアップさせる実力はない。ましてや残り十数kmを単独で逃げるチカラもない。

 

 

 

“とりあえず”今できる最善のことはしておく。

 

 

 

集団のスピードが思ったより遅かったからもっと後方からスタートすれば良かったなんて結果論だ。

 

レースが始まってからそこを悔やんでもどうしようもない。

 

そう、判断が正しいか間違っているかなんてその時には誰にも判らない。

 

だから大切なのは判断の後。

 

下した判断を正解にする努力(こと)。

 

たとえ下した判断で悪い結果を招いてもそこから何ができるか如何に足掻くかこそが大切。

 

判断だけで決まるならレースは賭け事になっちまう。

自分の判断を信じろ。

そしてそれでどんな結果が出ても前へ進め。

 

 

わかってますよ、師匠。

 

いつだって人生はDo Your Bestですよね!!

 

 

 

確かに赤城は前半戦は斜度が緩く普通なら斜度が上がる中盤・後半に向けて脚を温存しようというのが真っ当な人間の考えであろう。

 

 

 

ただし、この馬鹿ふたりを除いてはな!!!

 

 

 

『前って誰か逃げてますか?』

 

 

ようやく来たか。

 

 

 

南川ぁあああ!!!!!

篠崎ぃいいい!!!!!

 

 

 

 

 

 

畜産試験場の手前。

5km地点。

 

 

待っていたよ。

キミを。

 

 

いや、キミたちを。

 

 

 

 

『前って誰か逃げてますか?』

 

 

南チャンが口にした言葉はたった一言だが、私がもらう情報量には充分すぎる。

 

 

スタート前集団前方の2人の不在。畜産試験場手前ーこのタイミングでの先頭追いつき。そして先の言葉。

同タイミングでのシノザッキーの合流。

 

 

やりやがったなお前ら。

おそらく集団最後方スタートからの先頭までのブリッジアップ。

 

 

 

なぜ分かったかって?

 

 

 

俺も同じことをやろうと思っていたからだよ。

 

 

 

ただ俺の場合、今日実際に30代の選手のスタート位置が前方に固まっているのを見て直前にプラン変更したわけだが。

 

最後方からのスタートは決まれば確かにこの上なく効果的だが、多少なりリスクは負うことになるからな。

 

 

まあ俺も合流するなら畜産前のこのタイミングでと思ってたよ。

 

畜産試験場は道路幅も広がり、スピードアップしやすく、中切れも起きやすい。

また地元グンマーの有力ヒルクライマーたちはこの畜産スタートでの赤城山登りが近年の主流となっているようでもあるし、有力選手が加速する理由にもなるしね。

 

ヒルクライムも流行(いやこの場合”傾向”といった方が正しいか?)があるからねぇ〜

 

 

まあこの2人の場合、ナチュラルに速いだけでそんなこと全く考えてないだろうけど。

 

 

 

ああさっきの言葉の答え返してなかったね。

 

 

 

『前1人逃げてる。加速しないとヤバい』

 

 

 

嘘なんだけど笑

集団のペースの遅さに危機感を感じていた直後というのもあり、本当にそう言うか迷ったが、

 

 

 

 

チラリ...

 

 

 

(各年代別を先導するモトバイクが近くに居る。この状況で幻の逃げを伝えて追わせるのも無理があるか?それよりここは後々のことを考え、南チャンの信頼をかち得ておくことを優先すべきか...)

 

 

 

「逃げはいないと思うよ」

 

 

満面の笑みで答える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畜産試験場交差点を過ぎ、先頭は南チャン。時々シノザッキー。

 

 

最後方からスタートして先頭追いついて、すぐさま先頭引くとか、もう力の差見せつけ過ぎだろ。呆れ通り越して尊敬するわ。

 

 

 

顔馴染みということもあり、南チャンには一応挨拶。

 

どうやら年代別が違うという認識は事前の参加者リストを見てちゃんと知っていたようだ。

 

余計な声かけは少しでも体力を温存するために極力控えたいのだが、彼に対抗心を燃やされでもしたら非常に困るので。

 

ちなみに連絡先も知ってるのだが、レース本番ーしかも実際にスタートするまで年代別が違うことを伝えなかったのは情報が漏れるのを防ぐため笑

彼の知り合い速い人多そうだしね。

 

病的なまでの情報統制に思えるかい。

自分の年代別が上がるという情報は今回の自分にとっての生命線だからね。

 

 

ちなみに、2人が先頭に合流して疲れているところ悪いんだけど上記の通り自分は前を引かない。

2番手死守。

前を引かないだけで70%ほどの力で楽に進めるからね。

 

これはね、ある種『宗教』みたいな考え方の違いと思っていただきたい。

 

僕みたいな雑魚が優勝するためには正攻法ではダメなんですよ。

勝負する相手は全員格上と思うこと。

だからドラフティングしてるときも

 

ごむぇ〜ん、僕雑魚だからドラフティングして楽しちゃうけど勝ちたいからごむぇ〜ん

 

ってやるしかないんですよ。

 

 

卑怯ってのはそれ褒め言葉だよ?

つーか本当に卑怯ならこうやってブログ書いてわざわざ種明かししないからね。

この記事は僕なりの2人への感謝の気持ちなんですよ。ゲス。

 

 

勝つためならどんな卑怯な手だって使うぜ。

惜しげも無くな。

↑もちろん”レースの中”でね。一応念のため言っておくけど限度ってあるからね!

 

 

 

 

第八世代最新型スペックのトップクライマー2人の先頭加入により、集団のペースはやや上がったようにみえたが、それでも他のサザーランドどもを引き離すほどではない。

 

 

どこかでペースアップがかかるなぁ。

 

 

南チャンもちょくちょく後ろを振り返りながら、集団の多さを気にしているようにもみえる。

...先頭を変わって欲しそうにもみえる気もするが、さっきも述べた通りその願いはNo Thank youだ。

 

 

 

ただ状況は変わらず料金所通過。

 

ここまで21分。やはり遅すぎる。

 

 

 

と、そんなことを思った瞬間、

わずか標高差2m、距離にして50mほどの大河原橋の本コース唯一というには短すぎる下り区間を使い、先頭加速。

 

 

待ってましたと言わんばかりに2番手で後を追従。

 

 

そうよね。

極端に斜度が上がる赤城の中盤戦の入り口の急坂に対しては充分な助走が効果的よね。

 

 

 

 

 

・・・ん?w

 

 

 

前と差が・・・開く?

 

 

 

いや待て南川w

 

 

 

そのスピードは聞いていないwww

 

 

 

 

おそらくかなり踏み込んでいる。

まさかここからいつもの単独走をやる気か⁉︎

 

 

悔しいがこのペース俺はもたんぞ!?

 

 

と一瞬焦ったが、300m登ったところですぐにギアを落とし、落ち着いた様子。

 

 

あー良かったー

 

みんなには内緒だけどオレ坂苦手なんだわー

 

どっちかというと緩斜面の方が得意で、特に斜度の上がる赤城の中盤戦は苦手意識あるんよね。

 

(最強ヒルクライマーとは)

 

 

ただ苦手なりに対策はしてきた。

いやテクニックといっても過言ではないか。

 

 

まあテクニックの方はいずれお見せすることになるだろう。

 

 

若干のスピードアップはあったものの全体としては落ち着きを取り戻し、依然としていつもの2人が完全に集団をコントロール

 

 

TeamSKYかな?

 

 

まあ順当にいけば斜度の上がる第1カーブ手前まではこのペースが続くだろう。ただ集団はいかんせん多い。30人はいるんじゃなかろうか。

 

 

中盤戦不得意な私はというと、先頭が気まぐれで加速しないことを祈りつつ、ひたすら耐えるのみ。

ちなみにいくら坂苦手とはいえ100%の力だと余力ないので、ポジションを多少下げてでも80%の力でどれだけついていけるかがポイントだったりすると私は考えている。

まあ今回は幸いギリギリ無理なくついていける自分の理想的なペースであったわけだが。

 

 

ヒルクライムはただ適当に筋肉を膨らませてテクニックハウツー本を読めば強くなるわけではない。

 

何日も何十日も地味な反復練習。

基礎トレーニングの繰り返し。

その積み重ねが勝利を引き寄せることはまぎれもない事実であることは間違いない。

 

 

 

 

 

そして、中盤戦は最初の山場へとさしかかる。

 

第1カーブ手前、桃畑バス停の急坂。

 

この坂を利用し、ある程度"弱者"をふるい落とすのが赤城でのセオリーっちゃセオリー。

 

 

 

するとここで横から真打・大王様登場。

さすが激坂得意なだけある(下調べ)

 

 

大王様が上がってくると話は別。

 

ポジションを下げるわけにはいかない。

 

無理をしてでも付いていく...いや加速する必要がある。

 

最悪、激坂を利用しての南川・篠崎・大澤の第八世代クライマー三国同盟が結成されると私のレースが終了してしまう。

 

 

ブラフだが

完全にキツイが

顔に出さず平然を装い、軽々登る雰囲気を出さねばならない。

 

 

“3rd Tenpo” 発動

 

 

相手の加速をみてから合わせてこちらも加速する。

 

他の激坂系クライマーもここで何人か上がってきていたが、前を引く2人がまだマイペースということもあり(しかも当然その後ろは無理して私が死守しているので)少ししたらみんな下がっていった。

 

この年代別20代の2人の実力が拮抗していることもこのペースに影響していたのかもしれず、今考えると、彼らにしてみれば中盤戦ですら遅すぎると思えるこのスローペースは私に非常に有利に働いた。

 

 

はじめの勝負どころを穏やかに終え、大王様に前にいかれたもののそのすぐ後ろに自分という出来過ぎだ結果。

抜かさせるときもタダでは抜かせず、自分は省力を意識し、相手にほんの数ワットでも余分な力を使ってもらいながら、良い意味で邪魔しながらポジションを明け渡す。

そして、大王様の真後ろより後ろにはポジションを下げない。これは中切れ対策でもある。

 

 

 

ここまで第1カーブ過ぎてからのペースアップもなくこのうえなく自分にとって心地よい。

 

レースにおいて相手に心地よく伸び伸びとさせちゃダメだよね。

 

自分にとって想定していた最悪の展開は軽量系クライマーによるここのアタックからの小集団逃げだった。

これをやられたら正直負けも覚悟していたくらい。

 

ただ、まあそんな度胸あるやつはいないよな?

 

少なくとも俺が実際に見てきたこれまでの今年度のレースにそんなやつはいなかったから。

※前の年代別20代の馬鹿(褒め言葉)2人を除く

 

2人は確かに強いけど、機材は超軽量級って訳ではないしね。それでも充分過ぎるほど速いってのがムカつくところでもあるんだが笑。

 

 

大王様の後ろについたまま、中盤戦の残り距離を着々と消化し、中盤戦第二の勝負どころの箕輪から姫百合にかけての二段坂に差し掛かる。

 

 

はじめの勝負どころの桃畑のバス停とは状況が違い、既に大本命の大王様に前にポジションを奪われている。

 

 

ここで使うのが

 

“2nd Tenpo”発動。

 

 

二段坂の手前には、ものすご〜く短いが緩やかな場所がある。

そこで加速。

 

登りの前の緩斜面は加速。

これ基本にして王道。

違うのは本命との位置関係からくるその後の動作。

先程は"わざと”譲った。

自分が前にいたから。

 

今度は急坂の入り口で相手に急接近。

自分が後ろにいるから。

文字通り、張り付く。

 

 

全ての抵抗における中で時速14km以上出した場合の、最も大きな抵抗はズバリ空気抵抗である。

 

ヒルクライムにおいて度々、『軽量であること』が神格化されることが多いように感じるが、空気抵抗”も”馬鹿にしてはならない。

 

小さな要素も積み上げれば勝ちの要因となっていく。

 

 

 

二段坂の一段目を登り終え、二段目突入。

 

・・・の前に緩やかな場所は無理してでもしっかり加速。

 

 

これも

“2nd Tenpo”

 

 

しっかりとどこで力を入れるべきかのコースの”コスパ”を意識。

坂の入り口には無理してでも相手と横並びになっておく。

 

 

まあ勘違いして欲しくないのが、まず力強く的確に動く身体があって、その上でいろんな知恵や戦略が役に立つんだけどね(ドヤァ)

 

 

 

 

二段坂最後の登りの終わりに開闢の帝王の断末魔を聞く。

 

 

「ああ、これで多少人数が減ったな。」

 

 

一瞥もせず、前を追う。

 

 

 

 

 

 

姫百合駐車場過ぎて、先頭加速。

オレ4番手。

 

自分にとって中盤戦の快適なサイクリングペースに焦っている面々も多かったのかもしれない。事実自分のタイムは中盤戦を20分を切っていない。

 

 

 

うずうずしている空気を感じる。

 

 

 

間違ってもなく赤城ヒルクライムは強豪揃いだ。

後半になるにつれポジション争いも熾烈になる。

そんなときに相手に道を譲って最後直線勝負は甘い考え。

自分のポジションをキープしなくちゃならない。

年代別で一番の力を持ってるやつがレースで勝つわけじゃねえ。

その力を勝負に使えないと勝てないわけだ。

ただ我武者羅に走ってもダメってことね。

 

 

 

力を持て余し、これまで後方待機して余力を残していた有力どころがだんだん前に出始める。

 

 

ただ勝負はまだこんなところでは動かない。

動くはずはない。

 

南チャン、シノザッキー、大王様は視界から外さずに、前に出る人の後ろにつき一応チェック。

 

 

中盤戦で下げてたポジションを労なく上げる絶好の機会でもある。

 

先頭入れ替わり等も度々あり、一時はポジションがぐちゃぐちゃになる場面もあったが、最も信頼する南チャンの後ろを信じて体力を温存しながら着いていく。

 

前に出る力を使えば使うほど体力消費が激しいのは明らか。ここは周りに流されず熱くならずにクレバーに。

 

 

俺の知ってる南チャンがこんなところで落ちる訳ないんだな。

 

 

 

 

逃げとか追い込みとか決めつけるんじゃねえ。

レースには流れがある。

流れをよく見る。

流れに飲まれても流されてもダメ。

飲まれたらそう容易く体制を立て直せない。どこまでも転がり落ちてくる。

流れに逆らったところで相手は何十人もいるんだ。無駄に力を使うことになる。

ようは自然体で流れに乗る

心配しなくても勝負どころは必ずやってくる。

 

どのレースでも最後は必ず直線だ。

 

お前だけの走りをみせてくれ。

 

 

ハイ、ボス。

 

頭は冷静に、心は熱く

っスよね!!

 

 

結局なんやかんやあったがやっぱり南チャン先頭に躍り出る。労せず2番手まで上がる俺。

 

 

そしてこの幸運、絶対ものにしたい。

 

 

途中、大王様が上がってこようとしてたのを何回か確認したが、前を行く遅い実業団やエキスパの方々を”壁”にしてコースを狭めブロッキング。楽には抜かせない。

 

 

これが俺のやり方だ。

 

 

才能が足りぬのなら臆面もなく人の手にすがり

己の手を汚し、

他者に侮辱されようとも

それでもなお頂点を獲るために

全ての男が本来持っている焼け付くような渇きを求めて。

 

全てはただ頂点を獲るために……!

 

 

 

 

まあ、ただ全部止めるってのは至極無理な話で、結局大王様先頭へ。

自分は真後ろを死守。

 

 

大王様は後ろを振り向くときは右からしか振り向かないので、ポジションは相手の左後ろをキープ。

できるなら視界から消しておいた方が良さげ。

 

 

 

とそこへ後ろからシノザッキー加速。

残り4km切ったくらいだったであろうか。

 

 

ザッキーと同じ年代別の南チャンもこれを追うべく当然加速。

 

 

 

ただ、大王様、動かない・・・!?

 

もしかしてキツい・・・!!?

 

 

まあ違う年代だから無理して追う必要はないのはわかるが・・・

 

 

大王様そういう感じだったか?

 

 

 

このとき自分も追うべきか悩んだが、その一瞬の判断の遅れが命取り。

 

 

 

大外から新手登場。

2人を追う。

 

 

正体は先ほど前を少し引いていた137番。

同じ30代年代別の選手である。

 

地力があるのは重々承知していたが、事前の自分未来予想図ではこの人がここで上がってくるのは想定外。

 

 

 

みぃかぁみぃいいいい!!!!

 

 

 

このクソガキがぁあああああ!!!!!

※当然30代に上がったばっかりの自分の方が年下です

 

 

しかも三上さん2人に追いつく。

 

自分との差は10mか20mか。

 

 

 

三上さん予想外の抜け出し

 

ダメだ追いきれない…

 

いやダメじゃない

 

せっかくここまで来たんだ

 

チャンスを掴んだんだ

 

もう少しだ…

 

もう少し速く…

 

ここで諦める?

 

違う!

 

勝つんだ!

 

 

諦めなきゃ何とかなるとは思わねえが、諦めたら何も残んねえぞ。

 

 

 

ただそうは言っても自分はこの終盤かなり脚にキテいる。

 

三上さんが後ろでどれだけ脚を”溜めて”いたか自分には知る由もないが、終始前方をキープしていた自分より脚が残っている可能性は充分にある。

 

 

 

追いつけるか。

 

この20m。

 

 

 

 

多少全開で踏めば或いは・・・

 

 

 

 

いや、待て。

 

 

その選択で本当にいいのか。

 

それは果たして”勝つ”ための選択肢なのか。

 

 

何人も頂点狙ってんだ。

計画が少し狂うのは当たり前。全て予想通りとはいかないハズだ。

 

 

ここで加速して追いついても、そこで使った”ツケ”は必ず後で払うことになる。

この終盤、そのツケ払いの代償は、おそらくゴールスプリントに影響してくるであろう大きな代償になるだろう。

 

 

であれば。

 

 

ここは大王様が前追いつくの信じて、後方待機。

大王様だって同じ年代別なのはわかっているだろう。どんなに疲れていようとやすやすと見逃さないハズだ。

俺が信じた大澤という男はこんなところで落ちるような男ではない。

 

酷なようだが、大王様が力を使い果たし、それに乗じて前に追いつき、最後みぃかみぃとゴールスプリントが俺が瞬時に描いた細い”勝ち筋”だ。

 

 

 

そして、大王様動く。

 

 

流石。

 

 

同タイミングでシンクロして加速。

 

 

これこそ初動の速さを極めた

“1st Tenpo”

 

 

人間が行動を起こす前には必ず予備動作がある。

眼の動き。

筋肉の動き。

その全ての動きを瞬時に読み取り相手の動きを先んじる。

人の後ろにつくことを生業とする”蝿の王(ベルゼブブ)”の奥義である。

 

 

蝿にも蝿なりの意地があるんだよ。

 

 

 

これで首の皮一枚つながった。

 

 

『諦め』が頭をよぎるかどうか。

それが心の力の差。

 

 

 

ただ大王様すぐには追いつかない。

ジワリジワリと距離を縮めていく。

 

 

うん、うまい。

 

 

ヒルクライムにおいて急加速はご法度だ。

チェーンのテンションを保ったまま、少しずつ負荷をあげるやり方が一番身体への負担が少ない。

 

某漫画のように羽なんか出せないけどだから一歩一歩登っていくんだよね。

 

 

 

やはり最終局面まで残りそうやな大王様。

 

 

 

何分かかけて前を走る三上さんに大王様と自分が追いつく。

いや正しくは、三上さんも先行する年代別20代2人のペースについていけず、下がってきたともいえるか。

コーナー2つでバックミラーから後続の姿を消させるあの2人。流石やなぁ。

 

 

つーか奴らの相手をしなくていいというのはマジで今年年代別30代の参加でラッキーだったかもしれん...

 

 

 

 

んな感じで

残り2km地点で大王様再び先行。

 

年代別20代の2人は遥か彼方。

 

 

つまり、

ここから30代の優勝者が決まる。

 

 

 

そしてラスト2km岩清水バス停前を過ぎ、空がひらける九十九折り2つ目の55番カーブ手前。

 

 

ベルゼブブ最終奥義

 

“Minus Tenpo(マイナス テンポ)”発動

 

 

 

加速をはじめるタイミング。

 

それがテンポの秘密だ。

 

初動の速さというべきか。

 

 

その最終奥義が

“相手の加速”より早いタイミングで加速するMinusTenpo

 

 

 


え?

 

 

 

そんなこと不可能だって?

 

 

 

俺がどれだけこの赤城山を研究してきたと思っている。

 

そして、どれだけ優勝候補者の動きを研究してきたと思っている。

 

 

この令和の時代。

 

情報は溢れかえっている。

 

STRAVAではどのコースのどの部分でどれだけパワーを出して心拍がいくつあがったか全世界に向けて発信してくれている。

 

YouTubeでは丁寧に走行データをつけて高画質で公開してくれている。

 

無意識だろうが、この恐ろしいところは本人たち自ら行なっているところだ。

 

 

先にもいったか使える武器は惜しげも無く使います。勝つために。

 

 

ちなみに私はたまーに外走った練習状況こそ不定期で公開しているものの大事な情報(FTP)などは一切出していません...たぶん。

 

 

話がそれたが、

長年染み付いた動きは変わらない、ということで、データから弾き出したこのタイミングで加速。

相手が加速する寸前に加速するとどうなるか。

 

 

ふたり並ぶ。

 

 

そのあと自分だけわずかにスピードを緩めるとどう思うか。

 

 

「コイツ、まだ元気そうやな」

 

 

本当はいっぱいいっぱいで加速して欲しくないので渾身のブラフ。

 

 

もう一度後ろにつき直す。

 

 

55番カーブからの後半戦のラスト1.5km、通称トナカイカーブ(道を上からみるとトナカイさんみたいになってる)からゴールまでは残り時間にして約5分。

 

あと5分耐えればスタートの位置どりの関係上自分の勝ち。

 

しかもこのトナカイカーブから斜度が極端に緩み、自分の得意な緩斜面コースとなる。

 

まず離されることはない。

 

 

 

相手もここで無理したら失速するかもしれない、思うハズ!

 

 

優勝を目指すってのはそういうことだろ!

 

 

 

パワーウエイトレシオが高い方が勝つんじゃないんだ。

最後までついていけなかった方が負けるんだ

 

 

 

 

 

残りラスト1km

 

 

 

 

それでもゴールに近づくにつれて、

負荷は徐々に上がり、思考は鈍っていく。

 

 

あらゆる筋肉が脳の命令に反して”サボり”はじめようとする。

 


まだだ。

 


このゴール前ほんの一瞬でもスピードを緩めれば取り返せない遅れになる。

 

俺のスプリント力でほんの少し緩みがでてしまえば高速で加速する後方に一瞬で沈められてしまう。

 

 


まわせ!

まわせ!!

 


ふめ!

ふめ!!

 

 

 


こ  こ  に  い  た  け  れ  ば  !  !

 

 

 

 

 

そして、ここで深呼吸。

 

酸素を取り入れ最後のスプリントに備える”スプリントローディング"。

 

両膝を爪で掻きむしり、筋肉に最後の刺激を入れる。

 

 

と、ここで前を走る垂れたハズのエキスパの人が我々の熱気に呼び起こされたのか再び闘志を取り戻す。

 

 

 

ラスト500mの看板通過。

 

 

 

まだ大王様先行。

 

 

どちらの後ろにつくか。

 

 

大王様か。

エキスパか。

 


酸欠になりそうな頭で考えろ。

 

 

どこで仕掛けるか!

いつ仕掛けるか!

どのように仕掛けるか!!!

 

 

 

エキスパに勢いがあるとみなや、素早く鞍替え。

 

あわせて加速。

 

 

 

 

良いスプリントはぁ〜!?

 

 

 

 

 

 

良い助走からぁ!!!

 

 

 

「ぜってえ負けねえ」

 

「どうしてそんなに頑張れるのかなって」

 

「強くなって...勝ちたいから。」

 

「そっかきっといろいろ理由があるんだね」

 

「ん?勝ちたい理由?

 

負けたくないことに理由っている?」

 

『腹が減ってメシが食いたいことに理由がいるのか』

 

「ごめん、愚問だったね・・・

 

 

さすが日向先輩カッケーっす。

 

いやいや

こんなときに俺は何を思い出している。

 

 

 

 

赤城山ヒルクライムの結果という意味では、勝負は両者スプリントに入った段階で8割方決まっている。

 

 

ただ嬬恋のように後は流せばいいという風にはならない。

 

 

『優勝』が担保された今だからこそ、俺が求めるのは本物の『勝負』であり、本物の『勝ち』だ。

 

 

 

最後、最強の背中をその目に刻んでやるぜ。

 

 

小さくなる背中を黙って見てな。

 

みせてやるよ。

 

 

必殺の『ドラゴンスプリント』を。

 

 

最強の腹筋メニュー・ドラゴンフラッグから名前を冠したその龍の一撃で後方に沈めてやる。

 

 

 

前腕と上腕を支える肘関節のように、豪脚にはそれを支える腹筋が必要であることはご理解いただけるだろう。

 

 

 

ボクゥはこの半年間、毎日100回の腹筋を欠かしたこと無いよ?

 

 

 

 

ラスト300m。

 

 

 

エキスパの民よ。

邪魔だ。

 

 

オレ、今から本気で踏むわ。

 

 

 

 

 

フーッ・・・・・

 

 

 

いくぜ!!

 

 

 

もってぇええええ!!!!!

 

 

 

こぉおおおおおいいいいい!!!!!

 

 

 

 

残り全てを振り絞るべくフル加速。

 

 

 

 

 

やべぇw

 

 

 

やべぇよw

 

 

 

ついてくるw

 

 

 

ついてくるよ大王様w

 

 

 

 

オレ本気で踏んでのに差がつかねぇよw

 

 

 

 

 

ただね大王様...

 

 

 

この加速には”二段目”があるんよ!!!

 

 

 

 

強靭な体幹で素早く体制を整えなおし、上半身をハンドルに乗せ、文字通り自らの体重の全てをそのペダルにかける。

 

 

 

一段目の加速で先ほどのエキスパ民はパスした。

 

 

 

 

残り50m。

 

 

 

まだ横並び。

 

 

 

 

すげぇ漫画みたいだ。

 

 

 

マジいい勝負だ。

 

 

 

でも勝つのは俺だ!

 

 

 

赤城は俺の原点!!

 

 

 

絶対に負けはない!!!

 

 

 

ここで勝てるなら全てを捨ててもいい!!!

 

 

 

 

その信念と闘志だけで

 

ただ前へ─

 

肉体猛々しく

 

気力雄々しく

 

前へ

 

もっと前へ

 

1㎜でも前へ……!!

 

 

 

 

 

 

 

 

バイクは最後、、、

 

 

 

 

 

投げるっ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グイッ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハァハァ...

 

 

 

 

 

...った。

 

 

 

 

 

ゼェハァ...

 

 

 

 

 

...勝った。

 

 

 

 

確かにっ...

 

 

 

 

 

手応え...あった。

 

 

 

 

 

最後ハナ差で私だろう。

 

 

 

 

これが勝利。

 

 

 

 

 

空を見上げる。

 

 

 

 

あー全く今日いい天気だわぁ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラッ....

 

 

 

 

 

 

 

目線を下に向けるとガーミンが目に映る。

 

 

 

 

59分03秒。

 

 

 

 

 

ハハッ...

 

 

 

 

 

速すぎだろ俺。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年代別30代のゴールにたどり着いた順番では間違いなく1着であったが、その後ネットタイム計測による後発者のゴールタイムが確定し、僅差で優勝を逃したことを知る。

 

 

 

 

その差わずか0.048秒

 

 

 

 

 

 

ただ、そのやり遂げた最強の背中に一片の悔いなし。

 

 

 

 

 

散りて二度とは咲かずとも

 

 

炎のごとくに散るぞ美し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最強ヒルクライマーの最強ヒルクライム日記

 

 

 

ー完ー

 

 

 

 

※このブログ記事はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。

製作:最強ヒルクライマー